医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

ガースーに火が付いた

2020-12-16 03:04:28 | 薬局

新型コロナウイルスはアクセルとブレーキでアクセル負け。

 

政府の“GoToキャンペーン”は明らかに新型コロナウイルス感染拡大に関係するってことは、素人でもわかりそうな気がするが、政府の認めるのが遅すぎた。

政治家は人に疑われるようなことは避けなきゃダメじゃないかと思う。

何やら旅行会社と密な関係があるんじゃないかと勘繰られる。

前首相はあまりにも怪しすぎた。

それを政治の力で閉じ込めてしまった。

嫌な世の中になったものだ。

 

その新型コロナウイルスに対するワクチンがどうなるのか微妙だ。

優先的に接種はする順番だけが先行して、いつからなのかの具体的な話はない。

医療従事者や高齢者、基礎疾患を抱える人、高齢者施設の職員などが優先されるらしい。

この医療従事者の範疇に薬局従事者も明記されたらしい。

と日本薬剤師の会長が喜んでいるようだが、このワクチンの副反応と言うか副作用はどうなっているのだろうか。

 

ある調査で勤務医と開業医1,000人に「ワクチンが日本で接種可能になった場合、接種したいと思うか」の問いに全体の38.8%(398人)が「接種したくない」と回答している。

ワクチンの接種を希望しない理由として最も多かったのは「安全性などのエビデンス不足」だそうだ。

 

思い出すのが子宮頸がんのヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンである。

今も副反応で苦しんでいる人がいる。

優先するのは良いが高齢者や基礎疾患を抱える人への接種は、安全性がある程度確認されてからの方がいいような気がする。

若者より副反応が出やすく、出た時には重篤になる可能性が高いのではないだろうか。

医療従事者は仕方がない。

半分治験みたいなものだ。

もしちょっとでも副反応が出るとすべてが倦厭になる。

 

薬局従事者が優先的に接種が出来るのは良いが、従業員の中には拒否する人もいる。

それを経営者は強制できない。

と言うことだけは理解しておいて欲しい。

 

今冬はインフルエンザン流行が少ない。

一般的には新型コロナウイルスの影響でマスクと手洗い、うがいの徹底が功をなしているのではと言われている。

1130日から126日(2020年第49週)のインフルエンザ定点当り報告数は、昨年が9.52だったが今年は0.01とかなり少ない。

ありえへん!

定点当り報告数とは、1つの医療機関が1週間で何人のインフルエンザ患者を診察したかを表す数値である。

0.01とはほとんどいないに等しい。

因みに、1以上ならその地域が流行に入ったことになり、10以上なら注意報、30以上なら警報となる。

 

もしマスクと手洗い、うがいの徹底がインフルエンザの流行を抑えていたとしたら、なぜ今までそこに気が付かなかったのか。

もっと徹底させていれば、今までのインフルエンザの流行は防げたはずだ。

まったく根拠がない話であるが2種類のウイルスの同時流行はないそうだ。

その根拠なき仮説が本物に思えてくる。

因みに、根拠はないので悪しからず。

 

と言うことで現状では患者が少なく厳しい経営を強いられている。

そして、いつもならインフルエンザで売上げの帳尻が合う医薬品卸の経営も厳しい。

医薬品卸はコロナの影響も大きいので今期はどうなるのか。

その反動が2021年の薬価中間改定の価格交渉につながる。

 

世の中はすべてがつながっている。

 

”ガースー“がついに…。

新型コロナウイルス感染拡大の要因は”GoTo"でガースーってねぇ。

 

コメント (2)
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