医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

薬剤師が行くとトクヨ

2015-06-15 04:41:50 | 薬局
いろいろあるねぇ。

全国老人福祉施設協議会では、特別養護老人ホームを対象に「看取り介護指針・説明支援ツール」を作成した。
それによると2013年度の全国の死亡者数は約127万人もいたそうだ。
その約76%が病院で息を引き取っている。
特養では今回の介護報酬改定における「自分らしい最後」を支援するために、上記のツールを作成したようだ。
既に7割の特養では看取り介護を実施しており、8割の入所者が最期を迎えている。
これをさらに強化するというものだ。

今年から特養への入所条件として要介護度3以上となった。
と言うことは、医療度が高い入所者が多くなる。
そして、最後までとなるとかなり医療のレベルが必要になる。
ここになぜ「居宅療養管理指導」の導入が出来ないのか。
もちろんがんの患者などは例外となっている。
もっと薬剤師のかかわりがあってもいいのではないかと思う。
必要性を言わないからなのか。

話は変わるが2012年度の1人当たり県民所得が発表された。
1位はダントツで東京都の442.3万円である。
2位は愛知県(343.7)と大きく差が開く。
3位静岡県(319.5)、4位茨城県(313.7)、5位滋賀県(311.6)、6位富山県(307.7)、7位栃木県(300.8)、8位広島県(300.4)、9位京都府(294.9)、10位大阪府(293.9)となる。
東京と大阪の差が大きいことに驚く。
何気に気が付いたが将棋の「歩」を“ふ”と読む。
これが前に進むと“ときん”になり「と」になる。
大阪市長は将棋が好きだったのかなぁ。(関係ない話)

下位は47位が沖縄県で203.5万円となる。
トップの東京都の半分にも満たない。
日本の所得格差を思い知らされる。
46位は鳥取県の224.9万円で、ここにも沖縄との差が感じられる。
45位高知県(225.2)、44位宮崎県(228.1)、43位島根県(236.3)、42位鹿児島県(238.7)、41位奈良県(239.3)、40位長崎県(240.0)、39位佐賀県(241.9)、38位青森県(242.2)となる。
どうも南の方が厳しいようだ。
沖縄県で後発医薬品を使わなければならない理由が少し分かるような気がする。

同じ日本なのになぜこんなに所得の格差が広がるのか。
何か納得できない思いがする。
因みに、今年の3月時点で生活保護受給者が過去最高の217万4,331人となった。
昨年同時期から5,166人の増加となっている。
世帯数では78万6,634あり、65歳以上の世帯が49%だそうだ。
この傾向はまだまだ続く、本番はこれからだ。

どうなるニッポン!

昨日は南国から一気に北国に移動してきた。
朝の空気がひんやりと心地がいい。
この温度差も凄い。




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