医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

便利な宅配

2010-03-11 05:55:35 | 薬局
大手小売業が自宅に食事を届ける宅配サービスを強化している。
セブンイレブンや百貨店が躍進しているようだ。
利用するのは高齢者と働く主婦が多いとの事。
特に利用が多いのは高齢者で4.5%の高い伸びを示している。
また、百貨店などは会員制を取っており、前年比で15%も会員が増えているところもある。
以前にも書いたと思うが、ネット販売も大きく伸びている。
それをネットスーパーと呼ばれ、一般の小売業が扱う食品や日用品の販売を行っている。
もはや店に買いに行く時代ではないようだ。
小売業全般の売上げが低迷しているが、消費者の消費行動の変化が原因かもしれない。
日本の人口は平成14年から減少傾向にある。
市場としての伸びも薄れてきている。
そんな中でのパイの奪い合いが始まっている。

ところを変えると、処方せんも同じである。
何らかのハードルをクリアーすると、自宅への宅配と服薬指導は可能となる。
宅配やネットスーパーを利用する高齢者にとってはありがたい話である。
分業率も60%となり、もう少しでテンパイが近い。
秋田の分業率は77%であるが、そろそろ限界との見方もある。
そうなると残りは17%分しか残っていない。
いやいや、まだ17%も残っていると前向きな方がいい。
知らない内に、売り上げ低迷なんて事にならないことを願っている。

この記事の横に大手GMSがドラッグストアを子会社化とある。
その中に在宅調剤も積極的に取り組むとある。
このGMSはネットスーパーも宅配も行っている。
どこまでノウハウを持っているのか分からないが、脅威と感じるのは私だけであろうか。
そして、ひそかに、私に一声かけて欲しいと願っている。
頭の中で新しい業態のイメージがわいてくる。



コメント
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