20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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京都もろもろ

2010年03月01日 | Weblog
 別名「くろ谷」と呼ばれる「金戒光明寺」にたどり着くのは大変でした。
 迷い道の坂道を、息を切らせてのぼり、さらに高い石段をのぼっていきます。
 あたりを見回すと、ひとっ子ひとりおりません。
 そこには春霞に煙った五重塔が・・・。
 さらに奥深くすすんでいくと、みごとな竹林が。
 この世のものとは思えない風景に迷い込んでしまったような瞬間でした。
 そんなふうに迷いに迷い、たどり着いた「金戒光明寺」は文化財の特別公開中でした。
 解説してくださる方のお話をうかがいながら、歴史を学び、お庭を堪能しました。

 
 また、知恩院三門の木造の門はいつ見ても壮観です。
 木造の門として世界最大規模を誇っている門を見上げると、歴史の荘厳さを思います。
(私と比較すると、門の太さや大きさがおわかりいただけると思います)

 
 何必館・京都現代美術館は、やはり異空間でした。
 写真は、何必館の天井から見た京都の空。
 館長の梶川さんの美意識には、とても共感するものがありました。
 備前の壺や、お皿にさりげなく飾った赤い実。
 赤い実好きの私は、すっかりしびれてしまいました。
 タクシーの運転手さんも知らない美術館ですが、京都へいらした折りにはお勧めです。

 
 一輪挿しの写真は、お食事をした祇園のお店に飾られてあった椿です。
 草月風に生けられている椿の表情のステキさに、承諾を得てカメラに。


 さてさて、「京都の夢」からまださめやらぬ頭をふり、今日は午後から会議です。
 神楽坂の出版クラブで行われる「国際子ども図書館を考える全国連絡会」の運営委員会に出席します。
コメント
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