あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

2017年衆院選挙雑感 ドヤ顔管理人

2017年10月23日 23時20分04秒 | 政治(安倍政権)
 想像しうる中、最悪の結末であった。

【産経】衆院選2017特集
http://www.sankei.com/politics/election2017.html

 選前のウチの予想で言うと。「大勢に影響はない選挙なので、自民党以外に投票してもかまわない選挙」であった。
 議席の移動があるにせよ、移った先も恐らく希望の党であり、改憲勢力の規模は、大きくなる事はあれど、小さくなる事はないと。
 そして、その分ワリを喰う事になる護憲勢力の衰退が進むと、俺は考えていた。

 ところがどっこい。希望の党が民進党を受け入れ、護憲勢力におもねって入党ハードルを下げるどころかハードルを外してしまった。有り体に言えば民進党に乗っ取られてしまった。

 ここで、期せずして偶発的に発生した少数精鋭化した立憲民主党の、当選安全率がアップしてしまい、これをマスコミが「立民が国民から評価されている!」と囃し立てる事により、注目度が上がってしまった。

 今回の選挙と、台風がぶつかった事により、いわゆる「風」の影響は最小限であったと思われるのだが…。これを、不幸中の幸いだったとするのは、不謹慎すぎるだろうか。
 台風なのに、風の影響最小限とは…。

 結果として、公明-5、希望-7、共産-9、社民-1、無所属-16をぜーんぶひっくるめ、立民+40を実現してしまったのである。護憲勢力は軒並みワリを喰った。そして、菅内閣中心勢力はその生き血を啜り、大躍進したというわけだ。
 くどいようだが、これは無党派層の風の影響による立民躍進の結果ではない。団塊の世代を中心とした学生運動世代左翼による選択と集中の結果だ。

 政治の針を5年は巻き戻す、護憲勢力の残存を許してしまった屈辱の選挙であった。
 希望の党のミスがつくづく痛い。小池はなぜあそこでヘタれたのか。

【拙・参考】絶望の党
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/c5597297797a40d0d8e2736abab84a64

 これで、民進党は確実に立憲民主党へと合流を果たすであろう。野党第1党たる立憲民主党は強力な護憲勢力となった。有田ゴキフのようなウンコが堂々と活動できる政党を産んでしまった。この禍根は5年は払拭できない。

 いわば、俺はコレを許さんが為に希望を応援していたのである。憎むべきは「有田ゴキフのようなカスが大手を振って活動できる売国政党」。あいつらをゼロにした上でなければ、日本はまともな二大政党の時代を迎える事ができない。

 そして、俺と同じく「想像しうる中、最悪の結末」と感じている奴がいる。
 誰であろう、小池百合子をも凌駕する最大最高最低の戦犯である、前原誠司である。

 

 奴は、この大惨敗による引責辞任を否定した。

【産経】民進・前原代表が続投を表明
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230028-n1.html

 それは、またも奴の無能さをさらけ出す言動である。奴は方針を誤ったと、間違いなく民進党内で認識されている。今回大勝したのは、奴が切り捨てた側のはずである立憲民主党なのだから。
 本来、今後の民進党の母体は希望の党となり、希望の党に吸収される事を、奴は考えていたはずだが、そこが逆になってしまっていた。
 自身に近いメンツは全部希望の党へと流れ、立民には残っていない。そこでトップに居座り続ける事ができるなんて。虫が良すぎる。

 かといって、希望の党側が最大の戦犯で無所属の前原を受け入れれるほど、寛容だとは思わない。

 ヤツは居場所を失ってしまったのだ。むしろ自民党か維新の党あたりに滑り込む確率の方がまだ高いぐらいであろう。その考えもアリえないぐらいだが。

 ヤツは不幸になった。ざまあ。予想通り。

 そして、民進党代表の時、俺が言った予言通り「えだのんと前原ではえだのんの方が遥かに優秀だが…」が、実績となって表出した事に、俺はひそかにドヤ顔を決めるのであった。

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5 コメント

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武田信玄は6割の勝ちを至上として ()
2017-10-23 23:44:28
そーでもないと思いますよ。

前回参院選のときの、野党連合という煽り集団に東北で大敗を喫したときの開票状況にくらべれば、意外と楽しくテレビを見れてました、今回は。

実際、小池か前原のもくろみは、掌を返したマスゴミによって潰されたのですが、まあ、自民党議席的には及第点、6割の勝利ではないでしょうか。

まあ、希望が立民の倍くらい(六〇対三〇)の議席数なら、求心力的に面白かったのですが、仕方有りません。今後希望が崩壊するのか、それとも意外と反左翼の健全野党になるのか、しばらく様子見ですね。できれば後者として地道に頑張って欲しいモノですが。
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前原氏はM資金を国庫返納せよ (Unknown)
2017-10-24 02:06:18
前原さんには年末までに民進党を参院含めて完全に解党し、140憶円にのぼるというM資金を国庫に返納する大切な任務がのこされてます。
もちろん腐りきった参院民進党議員・党職員からの猛反対があり内ゲバ必至ですが、そうした元々国民の血税から支給されたカネをめぐる浅ましく醜い闘争までをも国民に見せ付けた上で、民進党が解体するさまを前原さんは最後の務めとして確り演じて欲しいです
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Unknown (Unknown)
2017-10-24 03:17:19
希望に票が集まっても、改憲の折には党議拘束云々とかで散々揉めてどの道立民に寝返るのが結構いると思うんですけどね どうなんでしょう
みんなの党や旧維新がいい感じに民進に乗っ取られたの鑑みれば割とありえそうな気もしますけど
自公(維新、希望の保守系)で改憲いけそうな感じですけど、今度こそ炙り出しで公明が分裂するかもしれないってちょっと期待してるんですけどね~(Xデーも重なりそうで
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Unknown (ヒトビロ)
2017-10-24 15:10:30
この前原誠司さんの写真面白いですね~。ネクタイは曲がり、虚ろな目はどこを見てるのか。自分自身を見てるようでもあります。「なぜこうなった、なぜ・・・」

全国的には自民党が勝って安倍政権が支持されたのはよかったです。
ところで小泉進次郎氏が「森加計にまだ国民は不信感を持っている、安倍政権に国民の飽きを感じた」とかいってましたが、すごく気になりました。彼もマスコミに洗脳されてる?というか陰で小泉元総理がそう言ってるんでしょうか。
そうやって次はマスコミと一緒になって「国民は安倍総理に飽きが来た」という風に持って行きたいのかな~、などと勘ぐってしまいそうです。
爽やかで見た目もいいし歯切れもよくて気転もきいてて演説家としてはいうことない方ですが、なんとなくうさんくさいというか、怖いというか、敵にしたらめんどくさそうというか、・・・(笑)
私はいまだに自民党議員である進次郎さんに全面的な信頼をもててないんですよね。

それにしても「日本のこころ」消滅するんですね。中野代表頑張られたのに残念です。あの人たちは当選してるのに。
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今回の勝者は新自由主義者。敗者は日本人の一般労働者 (平凡太郎)
2017-10-24 18:12:20
自民党も希望の党も(ついでに維新も)

「新自由主義+グローバリズム推進」

である事は同じです。

「博打に負けない為には胴元になればいい」

という事で、新自由主義者(レントシーカー)としては、希望の党が第二自民党になって欲しかったのでしょうが、そうはなりませんでしたね。

ですが、安倍政権の今までの経済政策、即ち、

「新自由主義+グローバリズム推進」

が国民より支持されたとされ、今後、安倍政権により、

・消費増税+法人減税
・外国人労働者導入
・労働条件劣悪化(残業代0円)
・規制全面緩和+グローバリズム推進

が強力に実行されるでしょう。

結果、日本は失われた50年(デフレ不況)に突入すると共に、資産階級と移民と競争する貧困層に分断した社会に変貌する事になります。
(資産階級はゲーテッドコミュニティを形成)

おそらく、左翼政党は移民と競争する貧困層のルサンチマンの受け皿になってゆくでしょう。

立憲民主党と共産党の共闘体制が構築されるかどうかが、今後のキーになりそうです。
(共産党は唯我独尊なので、左翼相手だろうが共闘出来ない体質です)
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