本当の左翼を渇望中

　ウチのブログのサブタイトルには、

『自衛隊の待機(宿泊)訓練を区に拒否させた森美彦さん達共産党系区議を応援しています』

　と書いてある。
　なので、実は結構極左よりの怪しげサイトだと認識される人がいる。
　誤解だから。上のアレは、「共産党系区議のやった蛮行を永遠に晒してやろう」という暗い情熱から生まれたサブタイトルであって、「応援している」つーのは皮肉だ。
　つーか「応援している」と書いておけば、そっち系の人に「削除を要求する！」とかメールされた時に、「応援してます！がんばってください」とか返せるやん。その保険でもある。
　こんなことエントリしちゃうと身も蓋もないけどな。

　ただ、なんだか最近の自分のエントリの論調を振り返るに、そろそろ自分が保守だとか右派ではなく、左翼的な人間であることがバレつつあるように思う。
　故に、共産党を本気で応援しているように見えるかもしれんなぁとか、冗談ととってもらえないかもしれないと、若干不安に感じているので、サブタイトル変更を模索中だったりする。

　そう。俺は、少なくとも自分の認識下において、保守ではない。
　隠すつもりは微塵もないんだけど…。なんかすっごい誤解されるのである。

　以前から、本当に何回もエントリしているのだけど。
　今、日本に本当に必要な政治団体は、「良質な左翼」であろう。現在の左翼は売国奴ばっかで話にならないのだ。
　で、あの売国奴民主党や、共産党・公明党になるくらいであれば、消極的に自民党を支持した方がマシであるというのが、俺の自民党支持理由なのであった。
　これも何回も言ってるんだよなぁ。俺は「消極的自民党支持者だ」って。
　そして、「政治とはベストを選択するものではなく、ベターを選択するものだ」って。

　ＴＰＰ反対だし、消費税増税も反対だし、表現規制にも反対で、左翼である共産党と重複する部分はいっぱいあるんだけど…。
　俺は戦争反対なんだが、「戦争をしない」為に抑止力は必要だと思っているし、原発や高速増殖炉もんじゅも反対なんだけど、それの対案となる安定電源は必要と考えている。

　共産党にとって違和感のない慰安婦勢力との共闘や、中国の南京大虐殺等のプロパガンダはおかしいと考えている。

　そして、これが多分最も保守の人に忌避されそうな気がするんだけど。俺はそこまで天皇陛下を崇拝していないのだ。
　杓子定規に考えれば、天皇崇拝と差別はワンセットで、どっちも存続するか対消滅以外ないんだけど。
　俺は、「対外的に天皇陛下は、「唯一の有色人種の法王」として人類の外交序列上、必要な存在である、故に日本国民からあまねく尊重されねばならない」が、一番の思考なんだよね。
　必要な存在であって、崇拝の対象じゃない。

　中国が主張する、「日本軍と日本国民を分け、日中で日本軍を貶めよう（ドイツのナチスのように、日本軍を絶対悪と定義せよ）」と言われて嫌悪するのと、「天皇陛下を尊重し、差別はやめよ」は似たようなものだと俺は認識しているけど。俺は後者についてはあまり抵抗がない。

　むしろケガレ仕事を引き受けてくれてありがとうとすら、感謝の念すらある。
　子供に「ゴミ収集のおっちゃんは、みんなが嫌がる汚れ仕事をしてくれてるんだよ。道端で会ったら「ゴミ集めてくれてありがとう」ぐらい言っとけ」と、言ったこともある。※ゴミ収集の人が特殊の人かどうかは知らない

　そう考えている俺に、保守である資格なぞ、あろうはずはない。
　そう思うんだけど。

　でも、「日本版ポリティカルコンパス」とかを実施すると、俺は明確に保守寄りなのである。正直意味がわかんない。そーなもんだから、「日本の政治は日本のものにあらず、米中のパワーゲームの場である」なんて事を思うわけだ。日本は政治やってるように見えないんだもの。

　ま、そんなわけで。基本的に意味不明な罵倒コメントがくるのは決まって左翼系だと思うのだけど。ものっそい真面目な保守の人が見れば俺はきっと保守からも罵倒される存在なんだと思う。あ。右翼系は嫌悪はされても罵倒はなさそうかな。左翼系と違って「総括」とかアホな事言わないだろうし。

　いまだ、俺と同じ政治思想の人に出会った事がない。
　そういう意味では、ウチのブログはとてつもないニッチな層をターゲットにしていると思うのだけど…。

　現在、日本は「左翼不在」だと俺は思っている。
　みんな、本当に左翼は不要だと思っているのかなぁ。

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どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由