あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

利用されるヘイトスピーチ解消法

2016年06月21日 22時53分14秒 | 政治(安倍政権)
 うん。これでいいのだ。完全に想定通りである。

【産経】やはり危惧した通り…ヘイトスピーチ解消法による表現の自由の規制が始まった 自民党の責任は重いぞ!
http://www.sankei.com/politics/news/160621/plt1606210001-n1.html

 一応。ウチの今までアップした関連エントリのスタンスとして、ヘイトスピーチ解消法への見解を述べておくと…。

ない方が圧倒的に平和な法律ではあるが、右側の不愉快なデモは抑圧され、左側の米軍基地を追い出せとか言ってる連中も同時にブーメランで刺す事ができる、そこそこいい法律かもしれない

 といった感じである。
 で。上記産経の記事の話なんだけど…。

市は同法を盾に、申請された公園の使用を認めず、横浜地裁川崎支部は一定区域内での実施を禁じる仮処分を決定した。団体は場所を変えてデモを試みたが、警官隊も出動する大騒動に発展。同法の施行が、かえって現場を混乱に陥れている。

 合法的デモが、売国左翼によって叩き潰されるという、言論弾圧が繰り返されているとの事だ。おっと。別のデモかと思ってたら、ウチでも取り上げた、有田芳生らが地面に寝っ転がって妨害してた、あのデモの事か。

【拙・参考】売国左翼がキモいのは日本の常識
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/b1b68a33986ae153713c4b4ce956f5a0

 で、冒頭のあの記事では、産経は「ほーらみたことか!やっぱヘイトスピーチ解消法とか危険な法律だっただろうが!」と、獲ったり鬼の首状態である。実際、このデモ鎮圧については、ヘイトスピーチ解消法が恣意的に利用され、言論弾圧されている。

定義の難しいヘイトスピーチそのものを禁じた法律でないことは明らかだ。にもかかわらず、罰則規定もないこの法律を根拠に、表現の自由の「事前規制」が行われるとすれば、「曲解」のそしりを免れない。

 この通りであろう。うん。俺はこの産経の記事はすごく正しいと思うし、どんどん騒ぐべきだと思うのね。
 ただ。

同支部の仮処分によると、今回のデモの主催者は平成25年5月から今年1月までに、JR川崎駅前の繁華街を中心に在日韓国・朝鮮人の排斥を訴えるデモを計12回実施。昨年11月と今年1月のデモでは「朝鮮人をたたき出せ」などと拡声器を使って叫んだという。

 このデモは、確かにヘイトスピーチに該当するのである。
 俺としては、右側の論調として、ここまで極端なものは支持できない。それは、「このデモに参加したいか?」と問うてみたら明らかだと思うのね。俺は参加したくない。

 こーゆー、右翼側のデモは抑制され…。しかも、これに対するカウンター連中は、平気で言論弾圧を行うゴロツキであると、産経さんを中心として、世にしらしめる事ができて…。結果的には、俺にはいい事尽くめである。

 そうだそうだ!ヘイトスピーチ解消法は、今の形だと恣意的に利用されて売国左翼が言論弾圧しまくるぞー!騒げ騒げ!てな気分なのだ。

 俺は、こーゆー川崎のような悪しき例により、恣意的判断による曲解ができなくなるような罰則規定がつくなど、動きも出てくると思うのである。

 とりあえず、今のところ想像通り。
 他にも、ヘイトスピーチ規制法の概念により、人権教育に取り入れていこうとかの動きも出ているが、これらも明らかになれば、今の政府であるならば、きちんと検討してくれそうな気がする。

 なんせ、今は膿出しの最中なのである。
 そして、想定通りに膿の存在がクローズアップされているように思う。
 今の日本で、しばき隊のような連中が、かつての平和ボケ日本人を売国左翼が鎮圧してた時のような力を持つ事はもうない。
 いずれ消滅していかざるをえない連中だが、その消滅を早める効果が期待できそう。

 その為には、これから出てくる膿をどのようにひり出して治療するか。現日本政府の手腕にかかっているのである。

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