あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

河野太郎は炎上大好きのマゾのよう

2013年09月21日 01時22分05秒 | 政治(安倍政権)
 なんつーか…。学ばねぇなぁ…河野太郎氏。

 実は、俺は河野太郎氏がそんな嫌いではない。
 政治心情的には、彼は父・河野洋平の後釜であり、俺とは真っ向から対立する人だろうが…。

 ま、詳しくはウチの当時のエントリを参照という事で。

【拙】ものすごく今更だが国籍法改正について(2008-11-17)
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/ec7d471b0879abac4d1cb581ff6e58aa

 乱暴に要約すると。
「この国籍法改正案は結局通っちゃうのだけど。この法案が売国的になってしまった諸悪の根源は公明党の大口善徳である。河野太郎は単に叩かれやすいだけの人なんだよ?」という主旨のエントリである。

 つまり、この河野太郎座長のPTの主導は公明党なのだ。
 河野太郎氏はかなり損な役回りと言えよう。

 国籍法絡みで、当時の彼のブログは炎上し…で、彼は炎上したブログエントリのコメントをばっさり削除したりしていたんだが。
 はっきり言って間違っていると思うんだよ。そのネットでの対応は。
 その後、対応がマズイ事に気がついた彼は潔く自分の過失を認め、謝罪エントリを投下してコメントを開放する。

 俺はこの時、彼がネットの対応を学んだと思っていたよ。
 それなのになぁ…。またこんなヘタクソな事を…。

【拡散希望】河野太郎議員「法的手段に訴えますのでこのデマを流した奴を教えてください」
http://nwsktms.info/thread/5111

ツィッター上のデマは以前からありましたが、今回のは特にひどいので、警察に相談するとともに法的手段に訴えることにいたしました。
このデマを流しだしたとみられるツィッターアカウントに関する情報を求めます。ご協力、お願いします。

 ちなみに。この噂の出元は。
 ウチでも何回か紹介した政治家スネークの井上氏。このエントリやね。

井上太郎@kaminoish
https://twitter.com/kaminoishi/statuses/379569748775686144

河野太郎がもくろむ国籍取得特例法。在日は届け出だけで(一切の審査なしで)日本国籍を取得出来る法律。趣旨は、日韓併合を植民地支配といい戦後意思の確認もないまま朝鮮籍にしたことへのお詫び、という事です。メディアも応援していて、一切の報道をしません。保守大人気の桜井よし子も支持してます


 で。その彼が河野太郎氏のツイッターに反応。

井上太郎@kaminoish
https://twitter.com/kaminoishi/status/380261344387137536

河野議員がツイートのデマはひどいので訴えるとかツイートしています。法案自体とか座長も否定するのでしょうか。目論みあったかないかはどちらとも証明できません。そして私は提出したとはいってないので何の嘘もありません。私に言うなら何がツイートでひどいのか明確にして欲しいと思います。

 いつも俺は、井上氏をある程度擁護してしまうが…。
 彼のツイートは十分にありえる話の内容なんだよね。

 まずは、国籍取得特例法。河野太郎氏には、この井上氏の言うそのものの法案を、一度提出した前科がある。以下は、朝日新聞の当時の魚拓である。

【朝日】国籍取得法案提出へ 自民PT、特別永住者対象に(2008/01/24)
http://megalodon.jp/2008-0125-0039-25/www.asahi.com/politics/update/0124/TKY200801240498.html

自民党法務部会の「国籍問題に関するプロジェクトチーム(PT)」(座長・河野太郎衆院議員)は24日の会合で、在日韓国・朝鮮人などの特別永住者が日本国籍を簡単に得られるようにする「特別永住者国籍取得特例法案」を議員立法で今国会に提出する方針を決めた。法案は、国籍法の手続きに特例を設け、特別永住者に限って通常1年近くかかる許可手続きを法相への届け出制に変えるのが柱。

 そして、この件については櫻井よしこ氏も大賛成である。これも、井上氏のツイートの通りにね。

【櫻井よしこ氏】在日コリアン社会を揺るがす国籍法改正案
http://voicejapan2.heteml.jp/janjan/government/0402/0402131089/1.php

この集会の講師として櫻井よしこさんが招かれた。テーマは「在日コリアンの友へ」だった。(中略)現在、「在日韓国・朝鮮人が、いつでも、届け出るだけで日本国籍が取れる法律(「特別永住者等の国籍取得の特例に関する法律」)が準備されている。(中略)「日本国籍を取得した在日韓国・朝鮮人が『コリア系日本人』として歩めば、日本を『多民族・多文化共生』社会に導く一助になります。これからは『コリア系日本人』の時代です」

 日本の保守ってのは勝共連合の時代があって、これは「共産国から祖国を護る」という連合だった。創設は統一教会の教祖、韓国人の文鮮明である。
 古くからいる保守は、故に韓国と相性がいいのだ。上記の櫻井氏の様子からもわかるように、彼女も古い保守と言え、韓国や公明党とは相性がいい。そして、河野太郎氏もそうなのである。

 河野太郎氏はデマと言うが、俺はこれがデマである可能性は低いと思っている。法案を考えているのは官僚であり、政治家が変わろうともしつこく何回も名前を変えたりして提出が繰り返される法案は、官僚が諦めないから出てくるのだ。
 この在日国籍取得特例法は、2004年の櫻井氏の講演当時でも準備されており、2008年にも表舞台に河野太郎氏の手によって現れている。2013年の現在も、自民党が政権奪取して河野太郎氏の力も高まっていた。如何にもありそうな話である。

 井上氏は、別に法案を提出したとは言ってない(目論んでいると言っている)し、これだけで訴えるのは難しいと思われる。
 つまり脅しなのだ。「余計なことを言うな」という。

 さて。これはネットでの対応として、正しいと思うかね。

 俺は、一種の口封じのように思えた。だってこれ、デマだったらほっとけばいいのよ。そんな法案準備してないんでしょ?ほっときゃ確実に消えるよ。

 問題は、実際に提出した時だ。恐らく事前に危険だと触れ回られていたこの法案の内容はネットで熟知され、そして提出された時点でその危険性をかなりの人が熟知している事になる。この時の河野太郎氏の叩かれ様は、現在の叩かれようとはケタ違い。想像を絶するものになるだろう。「噂は本当だったのか!」「この売国奴!」と。

 そういう意味で、むしろ逆効果なんだよ「訴えんぞ」という脅しは。
 ネットでは、自分の都合の悪い事柄をなかったことにしようとした時、必ず激烈な反発に出会う。「つべの動画を削除したら増えたでござる」ってのはその典型であろう。

 それを、河野太郎氏は2008年の自分のブログコメント削除で学んだだろうに…。

 ねぇ?

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