あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

河上みつえのツイッター炎上

2011年02月07日 21時33分02秒 | 政治(菅政権)
 昨日、小澤ガールズが一人、河上みつえのツイッターが炎上した。
 この発言が、全ての発端だ。



kawakamimitsue
2011.02.04 00:33
宮崎の火山が噴火し続けている。牛や鳥を大量に殺処分して、
命を粗末にしていることに宮崎の大地の神様が怒り猛っているように感じる。

http://twitter.com/kawakamimitsue/status/33186295584923648


 まあ炎上して当然だ。

 宮崎県の畜産関係者は、別に好き好んで自身の資産である牛や鶏を大量処分しているわけではない。他人に迷惑をかけない為に、泣く泣く断腸の思いで処分せざるを得ないだけなのだから。
 そして、いたずらに被害を広げるきっかけになったのは、民主党(つまり河上の出身政党)の赤松農相の責任が極めて重く、そして今に至るまで、民主党は宮崎県に対して期待を裏切り続けていた。
 国の満足な助けも借りられない中、宮崎県民・宮崎県政はできる事を精一杯やっていただろう。その人々に対して、これは普通の人のツイートであったとしても、無神経極まりない。

 しかも、河上は「普通の人」ではない。
 別に、彼女が民主党議員だから…だけですらない。彼女は、農業水産委員会委員だ。政治家の、民主党の中ですら、極めて当事者に近い人なのである。さらに、口蹄疫問題の最中、農水委員会を全欠席し、自身の選挙活動をやった人だ。

 まあ、農水委員会どころか、衆院本会議にすら1日しか出席せず、それでいて昨年4月~5月で460万円満額支給を受け取ったんだけどな。

 ふふっ。クズすぎて笑けるやろ?

 この後、河上はツイッターアカウント削除。ブログで言い訳するものの、「宮崎県政の問題」ととれるような事を書き、結局なんでネットで非難されているのかの本質を理解していない事を自ら暴露し、さらにコメント削除&拒否。パソ通時代からネットやってる人々(=俺)から言わせてもらえば、「あ~あ…」としか言いようがない。
 さらに、ネット怖いと「私は被害者」なエントリを投下する。

 クズすぎな上、バカは救いようがない。「私も傷ついた」だ?余計な事を言ったもんだ…。

 ちなみに、こんな彼女をも、小澤周辺のブロゴスフィアは擁護しているっぽい。とは言え、「カナダde日本語」のエントリが、擁護しているのを見ただけなんだけど。

【カナダde日本語】河上みつえ氏のTwitter炎上は誤解が原因
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-2512.html#ixzz1DEanMd6v

こうしてみると、主語がなくても文章として成り立つ日本語って本当に誤解されやすい言語だと思う。河上さんが、つぶやきの二つ目の文の前に一言「政府が」と入れればそれで、問題はなかったはずだ。例えば、こんなふうに。

「宮崎の火山が噴火し続けている。政府が牛や鳥を大量に殺処分して、命を粗末にしていることに宮崎の大地の神様が怒り猛っているように感じる。」


 なるほど上手い言い訳を考えるなぁとも思うのだけど。
 俺がこのエントリで語った通り、河上は「当事者」なのである。もしこのツイートが政府批判であるならば、なんせ当事者なんだから自省混じりであるはずだし、第一本当に神の怒りなのであれば、国会議事堂が火砕流で粉砕されていなければおかしい。

 どう考えても、つーか河上のブログエントリを見ても、「宮崎県政に鉄槌が落ちた」と認識しているようにしか読めないのだ。

「絶対に見られない自省」

 これが、現在の民主党がアホみたいにネットで叩かれる一番の要因である。

 ネットは怖い。パソ通から、ずっとネットジャンキーの俺は、その事を身に染みてよく知っている。
 ネットの住人であれば、ヘタな言い訳は逆効果な事はわかっている。
 ネットトラブルは、20年以上前からずっと、現実世界よりも「潔さ」を問われる。悪かった部分は全て認め、自身の問題点を正確に把握する事と、非難は全部受け入れるしかない。
 別に、サンドバックになれと言うわけではない。ひたすら、理不尽に対しても平身低頭も、あまりよくない。
 反論するべき部分では反論し、反省すべきところは反省する。ようは、トラブルに発展した直後から、「今回の問題の本質」という題材のテストが始まり、100点でなければ永遠に後ろ指を指されるのである。

 ツイッターが「バカ発見器」と言われる所以は、その認識がない新参者が多数参加しているからである。著名人ならなおのことだ。
 本来、ネット世界では発言に十分な注意が必要なのである。

 それが、日本のネット文化であり、だからこそ「匿名掲示板」という「無責任」な発言が可能なスペースが、重宝するのである。

 ま、匿名でなかったパソ通時代も十分面白かったけどな。

人気ブログランキングへ

大火砕流に消ゆ―雲仙普賢岳・報道陣20名の死が遺したもの (新風舎文庫)