あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

コルホーズリーチ!!

2009年10月21日 22時27分38秒 | 政治(鳩山政権)
 なんか激しく都合のよい記事があったので紹介。

【時事】貧困率「ひどい数字」=鳩山首相

 鳩山由紀夫首相は20日夜の横浜駅前での街頭演説で、2006年の相対的貧困率が15.7%だったことについて、「大変ひどい数字だ。何でこんな日本にしてしまったとの思いの方も多いだろう」と述べ、改善の必要性を訴えた。
 首相は、相対的貧困率が初めて公表されたことに関しては、「正しいこと、間違っていることを全部国民の皆さんにお知らせしたい。新しい制度を作り上げたい」と情報公開に努める方針を強調した。


 日本は、貧富の差が最も少ない国のグループに入る。詳しくは格差を測る指標である、ジニ係数とかローレンツ曲線で調べたらいいと思う。
 ジニ係数も、人によっては日本は世界最大の格差社会とか言う人もいるが、そういう人は、公的年金や社会保障給付金等の「富の再分配」前の厚生労働省の情報を引用していたりと、ほとんどの場合が「印象操作」と言える。

 そんなジニ係数で「貧富の差が凄い!日本は世界一の格差国家だ!」とか叫んでもアホとしか言いようがないでしょうが。いるけどそういう人。年金とか生活保護で生活している人は収入ゼロなんだぞ?例えばその収入ゼロの人(実は各種政治特典につき、年収400万オーバー程度の生活をしている可能性もある)と年収200万円台の人が、同じ文化住宅で生活してたとしたら、その文化住宅内ジニ係数はMAXの100である。

 俺は嘘つきだが、自分以外の嘘つきが嫌いだ。こーゆー数字使って格差を宣伝している人は本当に嫌い。(ああ。この件についてだけは、俺が嘘つきでありませんように…。ろくに調べる時間がないのよ。本業の納品時期が近くってさ…。訂正あったらヨロシクお願いします)

 さてと。最近日本でも、貧富の差が広がっている。
 その原因を、鳩山は当然、前政権のせいにしたいだろう。上記発言は「なんでもかんでも自分以外の人のせい」である鳩山の面目躍如たるものがある。
 …つくづく首相の器じゃねぇと思う。担ぐ神輿は軽いほうがいいと言うが、軽すぎて風に飛ばされそうだ。政権与党につき、当事者になった後も誰かの非難しかできないのは情けなすぎるだろう。

 さて。それでその、前政権までの反省を受け、鳩山は何をしようとしているのかと言うと、貧困者への所得移送を行おうとしているのである。

 ここで、初めて今回、俺が書きたかった主題が出てくる。

 俺は、以前「働いたら負け」というエントリをアップした。

【拙】働いたら負け

 この時、ニートを自称する方が、

「エントリの内容と、そのタイトルの整合性が意味不明。特定の誰かをバカにしているだけだ。軽蔑に値する」

といった内容の意見を下さった。

 その時の俺のエントリの内容は、高校無料化や子供手当等、子供のいる世帯の負担を日本全体で負担する、社会主義的な政策変換の話である。(まあそれだけじゃないけど)

 当エントリ冒頭の鳩山の言葉からもわかる通り、鳩山は貧富の格差が許せないわけだ。そりゃまあ「遅れてきた社会主義者」だからな。
 …で、せっせこせっせこ働いて、貧しいながらも一生懸命貯蓄したりして生きている俺らから、扶養家族手当とかのお金を毟り取り、集めたお金を働いていない人にもばらまくわけだ。

 子供12人で生活保護…なんて人がいたら、ものすんげー裕福な生活ができるだろうな。働いている人よりもな。すごい特殊な例かもしれんが。

 そーゆーの、想像するとな…。以前、某テレビのインタビューで、ニートの青年が「働いたら負けだと思っている」と語った台詞がフラッシュバックしてだな。

 「…なんで俺、働いてるのにこんなに貧乏なんだろ?」とか思う人っていないのかなと。そうはおもわない?コメントくれた自称ニートさん。

 俺、実際そんなに心広くないから、健康体のクセに、働かずに食っていける生活保護の人が妬ましいだけだ。まあ、ニートさんにとっては軽蔑に値するんだろうし、軽蔑してくれてもいいとは思う。

 俺はそんな身分に死んでもなりたくないけどな。仕事なくなったら、清掃員でも居酒屋のホールスタッフでもなんでもするよ?体動くんだし。そんな「ほどこし」はいらん。
 あ、そういう意味では、「妬ましい」という表現はおかしいか。働いてないのに金だけもらえる生活は、強がりでもなんでもなく、羨ましいとは思わないもんな。
 働ける怠惰なだけの生活保護者はコルホーズにでも放り込めばいいと思う。生活保護受給者はコルホーズリーチがかかっていると思って生活するべし。だ。

※意味がわからない人スミマセン…。