あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

予兆

2009年06月29日 23時11分06秒 | 政治(国内・その他)
 なんというか、安倍元総理の大敗がいまだにトラウマになっているんだが、民主党は本当に大勝するんだろうか。マスコミがこぞって麻生政権のネガティブキャンペーンを繰り返して、不気味な程に民主党の醜聞をスルーするこの現状。テレビだけ見てりゃ、民主党の大勝は火を見るより明らかだ。
 さらに、追い討ちをかけるかの如く、鳩山邦夫が自民党を割ろうとしているし、自民党はほんとうにぼろぼろに見える。

 しかし、これは本当の姿なんだろうか?

 いくつか、決して民主党が楽勝ではないと思わせる、サイレントマジョリティ(沈黙する一般大衆)の胎動を感じるので、紹介しようと思う。

 サイレントマジョリティ…って、あまり使いたくない言葉だなぁ。マスコミが好んで使う言葉で、自分の願望を一般大衆の願いに偽装する際に使われるからなぁ。
 でも、なんか思った程、マスコミの望む方向に話が動いてないんじゃないのではないかと疑われる事例が出ているので、それを表現する為に、

「サイレントマジョリティは、今回の選挙からはマスコミの思い通りに動かせないのではないか」

 としか言えないんだけど。

1.小泉神通力の衰退

 【大日本セキュリティ研究所】国政と知事の回転ドア

 これは民主党も格好悪い形になりましたね。自民も民主も小泉さんを買いかぶりすぎたという事か....。自民・民主の相乗り候補+小泉応援4回で敗れるのですから.....。コイツは国政にもかなり影響があるなぁ。自民党の中には小泉構造改革路線を強調すれば、人気を回復できるという人達が少なからずいたわけで、そういう人達は一種のパニック状態に陥ると思いますよ。


 先日の横須賀の知事選。
 自民・民主相乗り+現職知事+小泉純一郎の演説4回で、無所属新人に敗北。
 最近の世論調査のニュース映像とかで、大学の卒業式の女性たちが笑顔で、「小泉さんスキー!!」とかやってたのがあったけど、現実は無残だのぅとか。


2.yahooのみんなの政治における、麻生支持アンケート


 アンケート開始直後、膨大な麻生不支持票が入っていったのに、時間がたつにつれて徐々に逆転し、麻生支持が7割に達したという。(最終的に69%)
 新聞やテレビのニュースではもちろん、ニコ動ですらありえなかった逆転劇。


3.EU議会選での右派の台頭

 【拙ブログ】政党の左傾化、人々の右傾化

 世界中の民主主義国が全て、マスコミが左派に偏重している中、その傾向がより強いヨーロッパで、報道的には金融危機であきらかに傷を負った資本主義の考え方、社会主義への傾倒という追い風がありながら、何故か右派が大躍進するという波乱の展開。
 マスコミも政治家も意味がわからなかったという…。


 俺は、今回の選挙で民主党が大躍進し、政権交代が実現してもどうせすぐに崩壊するんだからいいじゃんという考え方には反対だ。
 国籍法や個人情報保護のような、覆すことが非常に困難な法案を次々通される可能性があり、「東アジア大陸のためのサイフ化」の第1歩の可能性があるからだ。昨日の台湾は、今日の日本なのである。

 選挙の結果なんて、誰にもわからない。
 でも、日本はいつもギリギリのところで神風が吹き、国家転覆を免れてきた。
 4月、俺が「神風が吹いた!!」と叫んだ時より、情勢は悪いが…。今回の選挙は、何か予想もつかない事が起こるような気がしている。

 願わくは、日本国民の多くが、俺と共感できる方向に舵を切ってくれる事を願っている。

 しかし…。いや口に出さないでおこうか。