ジャイプルは、サワーイー・ジャイ・スィン2世により、都市計画に基づいて造られた街です。タール砂漠の入り口にあたる乾燥地域にあるにもかかわらず、町はずれには人造のマンセイガー湖が広がっています。
この湖の中に浮かぶのが水の宮殿で、サワーイー・ジャイ・スィン2世が夏の離宮として建てたものです。アンベール城への行き来の際には、必ず目にすることになります。
アンベール城観光の後は、宝石店に連れ込ま . . . 本文を読む
アンベール城は、階層ごとに目の前に広がる眺めが違ってきます。
ガネーシャ門を抜けると緑の庭が現れ、そこには噴水も設けられています。周囲は乾燥した岩山なので、別世界という感じです。
岩山の上にある城なので、噴水の水をどこから運んできているのか不思議です。
庭の周りには回廊が設けられています。
この壁の装飾は、ラージプート様式といって、8世紀頃からラジャスタン地方に勢力を広げたラージプ . . . 本文を読む
シティ・パレスの見学の後に、アンベール城に向かいました。
ジャイプルを取り巻く丘陵地へバスが上がっていくと、ジャイガル要塞(左)とアッベール城が見えてきました。
アンベール城は、ジャイプール地方を支配したカチュワーラ家の本拠地として、16世紀に当時のマハラジャのマン・スィンによって建築が進められ、歴代のマハラジャによって増改築が進められ、17世紀にほぼ現代の形になりました。
丘の上に . . . 本文を読む
天文台のジャンタル・マルタンに続いてシティ・パレスを見学しました。
マハラジャのサワーイ・ジャイ・スィン2世によって、1729年にジャイプルの街中に造られた宮殿です。現在もマハラジャ家が生活しています。
入り口を入ったところにあるのが、ムバラク・マハールです。
ムバラク・マハールは、イスラム、ラジャスタン、ヨーロッパの建築様式がミックスされています。
レセプションセンターとして使わ . . . 本文を読む
ジャイプルは、アーグラーからバスで5時間半ほどの距離にあります。途中でファーテープル・スィークリーを見学したり、昼食をとったりして、昼過ぎに到着しました。
ジャイプルは、砂漠の国ラジャスターン州の州都です。この町は、1728年にこの地方を支配したサワーイ・ジャイ・スイン2世によって造られたことからジャイプルの名前が付けられました。「プル」は、「城壁に囲まれた町」の意味です。
この街は、18 . . . 本文を読む
この日はアーグラーからジャイブルへのバス移動でしたが、まずアーグラーの南西37kmにあるファーテーブル・スィークリーによりました。
ファーテーブル・スィークリーは、ムガル帝国の第三代皇帝アクバルの建てた都跡です。世継ぎに恵まれなかったアクバルは、ここに住む聖者の予言によって男児を得たことに喜び、首都をこの地に移転させます。5年をかけて完成した都でしたが、水が乏しいことから14年で放棄されて、廃墟 . . . 本文を読む
タージマハルとアーグラー城の見学を終えて、この日の観光は終わりました。
帰りに寄ったのが大理石店。店内には、このような大理石細工が壁一面に飾られていました。
白大理石に、さまざまな色の石がはめ込まれて、模様を作っています。
細かい模様で、鮮やかな石を使ったものは、かなりの値段でした。
土産に買ったのは、この直径20センチほどのプレートと、
直径5.5センチの小物入れでした . . . 本文を読む
アーグラー城見学の続きです。
ジャハーンギール宮殿の奥に進んでいくとローシャン・アラの館に出ます。
ローシャン・アラの館は、5代皇帝シャー・ジャハーンが娘のために建てたもので、屋根が黄金色なので、ゴールデン・パビリオンとも呼ばれます。
この付近には、女性のための部屋が並んでいます。風とおりと目隠しのため、壁には透かし彫りの窓が設けられています。
回廊からは、少し遠くにタージ・マ . . . 本文を読む
タージ・マハル見学後、一旦ホテルに戻って昼食をとり、午後はアーグラー城に向かいました。
アーグラー城はヤムナー河の畔に1505年に建てられた、ムガル帝国の権力を示す城塞です。
赤砂岩で造られた城壁には壕がめぐらされています。その向こうには、タージ・マハルも望むことができます。
アマル・シン門から入場します。
ダルシャニ門が現れます。
壁面には幾何学模様の象嵌が施されていま . . . 本文を読む
タージマハルのドームの下まで進んできました。
壁は美しく飾られています。
基壇に上がるのは、このような靴カバーをつけるか、裸足になる必要があります。
タージ・マハルの中に入るのに、列を作って長時間待ったという話もありましたが、今回は、待つことなく内部に入れました。
内部は、撮影禁止のため、地元で買ったガイド本からの写真です。
中央に置かれているのは、ムガル帝国第五代皇帝シャー . . . 本文を読む
夜明けのタージ・マハル見学から戻ってホテルで朝食をとった後に、いよいよタージ・マハルの入場見学になりました。
チケット売り場から東門へは電動シャトルバスでの移動になります。
東門のゲートでは、荷物検査が行われます。制限が厳しく、持ち込めるのは、カメラと無料でもらったペットボトルの水くらいのものです。ガイドブックやツアーの説明で用いられるイヤホンガイドもバスにおいていくことになります。
. . . 本文を読む
アーグラー観光は、タージ・マハルの夜明けの見学から始まりました。これは希望者だけで、暗い中ホテルを出発してタージ・マハルの対岸に向かいました。
マターブ・バーグと呼ばれる庭園の脇からヤムナー河の岸辺に出ると、霧の中からタージ・マハルが浮かび上がっていました。
夢のような眺めです。
このような展望地から眺めました。目の前には殺風景な河原が広がっているので、川霧が余計なものを隠してくれて . . . 本文を読む
カジュラーホーの観光を終え、アーグラーに向かいました。
まず、カジュラーホーからジャンスィーへバスで5時間。次いで、ジャンスィーからアーグラーへ列車で3時間の旅です。
長時間の移動になりましたが、車窓からは興味深い眺めが広がりました。寝るにはもったいなく、車窓を眺め続けました。
道路脇の野菜売り。砂埃がひどいのですがね。
通りから少し入った所にあった野菜売り。少しこぎれいです。
. . . 本文を読む
西の寺院群の後列の右端には、チトラグプタ寺院があります。11世紀初頭に建立され、太陽神スーリヤが祀られています。
この寺院は、修復作業中で足場が組まれていました。
足場の間から彫像を眺めることになりました。
この寺院にも色っぽい彫像が置かれています。
遺跡内を時計回りに歩いて、前列の右側にあるヴィシュワナータ寺院(左)とナンディー堂(右)に向かいました。
基壇の登り口 . . . 本文を読む
カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院と同じ基壇の上にデーヴィー・ジャグダンベ寺院があります。
11世紀初頭に建立されました。
カジュラーホーの寺院の観光には、専門のガイドが加わって、鏡で照らして見所を示し、エロ話を交えながら解説してくれたのですが、このあたりで同じことの繰り返しとなるため、自由見学になりました。
この寺院は、もともとヴィシュヌ神を祀り、その後シヴァ神の妃のパールバテイィー、さ . . . 本文を読む