アブ・シンベル空港は、神殿の観光客のためにあるだけのような小さなものです。
空港から神殿までは、バスで5分ほど離れています。バスを下りると、椰子の木が並ぶ参道が続いています。正面には神殿のある岩山の背面が見えています。
参道の脇には土産物屋が並んでいます。
ゲートを根けると、茶色の砂で覆われた小山が目の前にあります。神殿は、この反対側にあります。
右側から回り込んでいくと、 . . . 本文を読む
旅の三日目、アブ・シンベル神殿を訪れるために、飛行機で移動しました。カイロを飛び立つと、眼下には砂漠が広がりました。
エジプトは、北は地中海、西はリビア、南はスーダン、東はシナイ半島でイスラエルに面する四角に近い領土を持っていますが、人の居住できる場所は、ナイル沿いのベルト地帯に限られています。
エジプトは、古代、上エジプト(ナイル上流方面)と下エジプト(ナイル下流のデルタ地帯)に分けられ . . . 本文を読む
ギザのピラミッド群を見た後、パピルス店に寄りました。
これがパピルスで、、カヤツリグサ科の植物です。これからパピルス紙が造られます。英語のpaper の語源です。
古代エジプトは、上エジプトと下エジプトの二つに分かれていましたが、パピルスは上エジプトのシンボルでした。なお、下エジプトのシンボルは蓮の花で、遺跡でも二つのモチーフが見られます。
パピルス店では、パピルスの造り方の実演が行われ . . . 本文を読む
ピラミッドパノラマポイントの後は、スフィンクスへ向かいました。スフィンクスは、カフラー王のピラミッドの東側にあります。
この眺めは、エジプトというと思い浮かべる代表的なものですね。
ピラミッドの背後には、三大ピラミッドが並んでいます。
以前は、スフィンクスはカフラー王のピラミッドの守護神と考えられていましたが、石材の種類や石組の方法が異なることから、ギザにピラミッドが造られる以前にあった . . . 本文を読む
「太陽の船」見学の後に、三つのピラミッドを眺めることのできるピラミッドパノラマポイントへ移動しました。
左からクフ王のピラミド(高さ146m、現在は137m、底辺230m)、カフラー王のピラミッド(高さ143m、底辺215m)、メンカウラー王のピラミッド(高さ65m、底辺103m)が並んでいるのを眺めることができます。
これらのピラミッドは、BC2550年頃に、クフ王、カフラー王、メンカウラー . . . 本文を読む
クフ王のピラミッド内部に入った後に、一旦バスに乗って、反対の南側に回り込みました。
クフ王のピラミッドの南側には、「太陽の船」の展示館があります。
車を降りると、カフラー王のピラミドの下には観光バスが並んでいました。
「太陽の船」の展示館の入り口からは、クフ王のピラミッドの東にある、三つ並んだ小さなピラミッドがを眺めることができます。左からヘテヘレス、メリテレス、ヘヌトスィンと呼ばれ . . . 本文を読む
今回参加したツアー名と、予定表です。
「ゆったりめぐる古代エジプト文明ハイライト8日間」(新潟日報旅行社)
2010年
第一日目 11月13日(土)
新潟 9:30発 (KE764) ソウル11:55着 ソウル 13:15 発 (KE953) タシケント経由 カイロ 21:45着
(カイロ ピラミッドパークリゾートカイロ泊)
第二日目 11月14日(日) モーニングコール 6:00
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エジプト観光は、ギザのピラミッド見学から始まりました。
ギザは、カイロの対岸に当たるナイル川左岸の高台にあり、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の三つのピラミッドとスフィンクスがあります。
ホテルを出発するとまもなくピラミッドが目に入ってきて、期待が高まりました。
クフ王のピラミッド内部に入るには、午前、午後それぞれ150人の人数制限があるため、ホテルを早めに出て、切符売り場でしばらく待 . . . 本文を読む
11月13日から、「ゆったりめぐる古代エジプト旅行 ハイライト8日間」という海外ツアーに出かけます。旅行参加者には、ヴェルディ作曲の「アイーダ」のチケットがプレゼントされることから、昨晩、新潟県民会館で上演されたキエフ国立歌劇団によるオペラを見てきました。
「アイーダ」は、「ドン・カルロ」と「オテロ」の間に作曲された、ヴェルディ最晩年の傑作です。
エジプトの総督・イスマーイール・パシャは、18 . . . 本文を読む
山と渓谷社から谷甲州著の「新刊本 単独者(アラインゲンガー) 新・加藤文太郎伝」が出版されました。雑誌の山と渓谷に連載されたものに、大幅な書き下しを加えたものです。後書きまでで、505ページの分厚い本になっています。
加藤文太郎について書いた本というと、新田次郎の「孤高の人」をまず思い浮かびますが、いま読み返してみると、挿入されている恋愛部分が余計なものに感じてしまいます。この「単独者」は、現在 . . . 本文を読む
ヘルシンキ市内には、さまざまな様式の教会をみることができます。
ウスペンスキー寺院
赤レンガ造りのウスペンスキー寺院は、1868年に造られた北欧最大のロシア正教会の教会です。
「ウスペンスキー」とはロシア語で聖母マリアのこと。
ヨハンネス教会
1878年に建てられたネオ・ゴシック様式の教会で、塔の高さは74mで、フィンランド最大の石造教会です。
テンペリアウキオン教会
斬 . . . 本文を読む
ヘルシンキは、フィンランドの首都で、「バルト海の乙女」とも呼ばれています。人工58万人の比較的小さな都市です。
ヨーロッパの街の歩き方のお決まりとして、まずはヘルシンキ中央駅から見ていきましょう。
ヘルシンキ中央駅は、1914年に造られ、中世の教会を思わせる塔が付属しています。
中央駅前広場は、新しいビルが並び、繁華街になっています。
国立博物館
フィンランドの著名な三人の建築家 . . . 本文を読む