バングラデシュでの最後の訪問地として、ダッカの東南約30kmのところにあるショナルガオを訪れました。ショナルガオは、「黄金の都」という意味で、川に囲まれて古来より水運の中心でした。12世紀にヒンドゥー教徒のセーナ朝のもとで発展しましたが、13世紀にイスラム教がベンガル地方に浸透してからは、多くのモスジット(モスク)やマドラサ(イスラム教の神学校)が作られました。
ショナルガオに到着して、まずはゴ . . . 本文を読む
第9日目は、ダッカとショナルガオンの見学を行い、その後、深夜に帰国となりました。
まずは、石炭船下ろし場に向かいましたが、その途中、国会議事堂が見えました。20世紀を代表するアメリカ人建築家のルイス・カーン設計によるもので、着工は1966年ですが、完成はバングラディシュ独立後の1983年になりました。コンクリート打ち放しの建築がカーンの作風で、彼の最大の建物になっています。
石炭船下ろし場 . . . 本文を読む
グラミン銀行の見学を終えた後に、一路ダッカに向かいました。途中の街で昼食をとりました。
ガンジス川の渡し場のマワ・ガットにやってきました。フェリーに乗船待ちの車で大混雑していましたが、警察が先導してくれて優先的に乗船することができました。普通に待つと数時間の単位で待たされるようです。護衛の警官も早く仕事を終えたいですしね。
バスごと乗り込むことになります。
船に乗り込んだら、車か . . . 本文を読む
シュンドルボン国立公園のクルーズ船から下船し、一路ダッカに向かうことになりました。その途中、サイクロンで延期になっていたグラミン銀行を別の村で見学しました。
まずは、グラミン銀行の支部を訪れました。左の家のマークが、グラミン銀行のシンボルです。
本当はトイレを借りるのが目的だったのですが、支部長さんがはりきって、お茶にお菓子の接待をしてくれて、予定が遅れました。
少し離れた村に移動し . . . 本文を読む
マングローブ林の歩きを終えて、後は船上でゆったり過ごすことになりました。
蛇行する水路を西に向かっているようです。
昼食は、エビカレー。添乗員が日本からSBゴールデンカレーのルーを持ってきて調理してもらったものです。バングラデシュ料理の基本はカレーですが、日本風のカレーはそれとは違って日本人にとって故郷の味になっており、美味しく食べました。
食後は、お昼寝タイムでしたが、デッキで . . . 本文を読む
朝食をとってからひと休みした後、マングローブ林の散策に出かけることになりました。普通の靴では歩けないので、船に備え付きの靴を借りて履きました。
小舟に乗って移動しました。
砂浜に上陸。
ベンガル湾に面した河口部です。
看板によれば、SARANKHOLA RANGEと呼ばれる地区のようです。
公園管理の小屋のようです。
猿がいました。
東南アジアから北インド . . . 本文を読む
ぐっすり眠っていましたが、シュンドルボン国立公園の東地区には、夜半に到着していたようです。
ガンジス川河口部の三角州一帯に広がる世界最大のマングローブ天然林であるシュンドルボン国立公園は、バングラデシュの申請によって世界遺産に認定されていますが、インド領域部は別にスンダルバンス国立公園として認定されています。
未明に小型ボートに乗って、マングローブ林の見学を行いました。
空と川面が茜色に . . . 本文を読む
第5日目、シュンドルボン国立公園への船に乗るため、まずはモングラに向かいました。
道路沿いには、エビの養殖池が広がっていました。
バングラデシュでは、モンスーンにより河川が氾濫して水田が冠水するため、エビや魚の養殖が広まっているようです。
ボート・クルーズ中に食べるエビを買うため、魚の市場によりました。
観光客は珍しいようで大歓迎という雰囲気です。
大きめのエビ。
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ボート上で昼食をとった後、午後はバゲルハットの見学を行いました。
バゲルハットに向かう途中の道路脇には、エビの養殖池が広がっていました。
路肩で売られていたウリ。
バゲルハットでは、まずシャット・ゴンブス・モスジットを見学しました。
クルナの南東25kmの所にある小さな村のバゲルハットには、15世紀のモスジット(モスク)群
があり、世界遺産に登録されています。
スーフィー(イスラ . . . 本文を読む
カワウソ漁の見学の後、ボートでの遊覧を続けました。
川岸に建つレンガ工場。
石炭を積み出していました。
こちらはレンガを船に積み込む人。
子供たちが手を振ってくれました。このよう人々の親密さが、バングラデシュの魅力といって良いでしょう。
川で網をうつ人。
洗濯をする人。
渡し舟。
敬虔なイスラム教徒なのか、日焼けを気にしているのか、顔を隠しています。 . . . 本文を読む
サイクロンの襲来によって予定は大幅に変更となり、クルナで2泊することになりました。ホテルは、シティ・イン。
客室。地球の歩き方によれば、最新のホテルとのことです。
壁に取り付けられたキブラシール。西はあっちと示してありますが、メッカの方向を示しているのでしょう。
窓からの眺め。バングラディシュ第3の街ということで、ビルが並んでいました。
第5日目は午前中にカワウソ漁、午後に . . . 本文を読む
プティアのヒンドゥー教寺院群の見学の後、南下してクシュティヤに向かいました。
水田が広がり、水路には魚採りの網が仕掛けられていました。
道路脇には、ジュート(黄麻)の束が置かれていました。
ジュートの生産国の上位はインド(約60%)、バングラデシュ(約25%)になっています。丈夫な布袋として使われ、これは南京袋という名前でも知られています。
途中で鉄道の線路を渡りましたが、線路を歩 . . . 本文を読む
プティヤの村の中心には池が設けられています。
池の向こうにシヴァ寺院が見えていました。
村人が摘み草をしていました。
続いてアニク寺院(左)と小ゴヴィンダ寺院(右)を見学しました。
小ゴヴィンダ寺院。
この寺院も、壁一面にテラコッタが埋め込まれていました。
三つの屋根がつながっているアニク寺院。雨の多いバングラディシュの風土に合わせて発達した「バングラ(バン . . . 本文を読む
ラジバリの奥にある大ゴヴィンダ寺院を見学しました。
1823年から1895年にかけて造られた、5つの塔を持つパンチャラトナ様式と呼ばれる建物です。
壁にはテラコッタ製のレリーフが、余すところなくぎっしりとはめ込まれています。
バングラデシュでは、石材が採れないため、代わりに粘土から造った素焼陶器のテラコッタが建材として使われます。そのために、石の彫刻よりも細かい装飾が可能になって . . . 本文を読む
早朝のガンジス川遊覧の後、ラジシャヒの東25kmの所にあるプティヤを訪れ、その村に残されたヒンドゥーの寺院群を見学しました。
まず、村の入り口にあるシヴァ寺院を見学しました。
塔の様式は、北インドでパンチャラトナ(五塔式)と呼ばれるものです。
塔の表面に小さな塔を並べているのが、印象的です。
シヴァ寺院に入場しました。
内部には黒い玄武岩でできたシヴァリンガが置かれていま . . . 本文を読む