昆明湖の湖畔沿いには長廊と呼ばれる回廊が、長さ728mに渡って続いています。
この回廊は、画廊と呼ばれることもあるように、中国の古典や神話に基づく絵が掲げられています。絵を見ていくのも楽しみです。
これは三国志でしょうか。
西遊記。三蔵法師の怒りをかって、孫悟空が頭のわっかを締め付けられて苦しんでおり、猪八戒がとりなしをしている場面ですね。
三国志、桃園の誓い。
所々 . . . 本文を読む
昆明湖の湖畔近くの小島に知春亭というあずまやが設けられています。
ここは、昆明湖の展望スポットになっており、大勢の観光客でにぎわっています。
昆明湖越しに、万寿山や仏香閣を望むことができます。
湖畔から眺める万寿山と仏香閣
廊如亭と十七孔橋
十七孔橋は、長さ150mで南湖島を結んでいます。
十七孔橋からの眺め
十七孔橋は、多くの石像が置かれています。
普 . . . 本文を読む
頤和園(いわえん)は、北京市街の北西約15kmにある、西太后縁りの離宮です。
元朝の時代に水源確保のために貯水池が造られ、明の時代には皇室園林としての利用が始まります。1750年、乾隆帝の命により、崇慶皇太后の還暦を祝って清漪園と名付けて昆明湖の掘削と庭園の整備が行われますが、国力の衰退により荒廃し、さらに1960年の第二次アヘン戦争の際には英米の兵によって焼失させられてしまいます . . . 本文を読む
カレル通りを抜けて、カレル橋に出ました。
昼には気が付かなかったのですが、カレル橋にはレリーフが飾られていました。
まずは、脇からカレル橋を眺めました。
ブルタヴァ川の対岸に見えるプラハ城。
プラハ城のズームアップ。
カレル橋の上に進んで、橋塔を振り返ったところ。
カレル橋の上は、あいかわらず混み合っていました。
カレル橋の上の像は、個々にライトアップはさ . . . 本文を読む
夜景見物のために、旧市庁舎の塔に上ることにしました。
インフォメーションへの入り口から入ると、3階にチケット売り場があります。改札のお姉さんもコスプレをしていたので、写真を撮らせてもらいました。
塔の上へはエレベーターで一気に上がりました。階段もあったので、帰りを歩いておりてみました。
広場とティーン教会。ミニチュアのように見えます。
プラハ城方面
プラハ城方面をズームア . . . 本文を読む
旧市街広場に戻ってきましたが、まだ明るく、夜景見物には少し時間をつぶす必要がありました。朝から歩き続けの足を休ませるためにも、レストランで夕食をとることにしました。
ガイドブックにも適当なレストランが幾つか載っていましたが、ガイドが紹介していたレストラン・ムハに入りました。
時間の関係かレストランの客は少なく、そのわりに日本人が目立ちました。ここは、観光客向けのレストランのようです。
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ヴィシェフラドから再び旧市街に戻ってきて、ユダヤ人地区を中心に見学することにしました。
地下鉄を乗り換えてStaromestska駅でおりました。地上に出ると、通り向こうに芸術家の家がありました。この中には、ドヴォルザーク・ホールがあり、チェコ・フィルの本拠地になっています。ネオ・ルネッサンス様式の建物は、19世紀後半に建てられました。
ドラマ版「のだめカンタービレ」では、チェコ・フィルの前の . . . 本文を読む
墓地の見学の後、聖ペテロ聖パウロ教会をのぞいてみました。
入り口の扉もなかなか凝っています。
内部に入ると、ガイドブックには料金が必要なように書いてありましたが、夕暮れ近くになったためか、係員はおらず開放状態でした。
内部は荘厳な感じでした。
教会の祭壇
夕暮れ時の光にステンドグラスが美しく輝いていました。
キリストの生涯を描いたもののようで、美しいステンドグラスが . . . 本文を読む
ムハ美術館の見学の後は、旧市街地から一旦離れて、ヴィシェフラドに行くことにしました。地下鉄に乗る必要があるため、地下鉄のMuseum駅に向かいました。
ヴァーツラフ広場に出ました。ヴァーツラフ広場は、細長い大通りで、両脇を車道が通る中に広場が続きます。
プラハ随一の繁華街で、土産物を売る露店も出ていました。
正面に見えるのは、国立博物館
この広場は、チェコの歴史の舞台になってきまし . . . 本文を読む
市民会館の見学を終えて、ムハ美術館に向かいました。
ムハ美術館はこじんまりしており、細い通りの奥にあるので、地図を良く見る必要があります。クリーム色の建物の1階部分の半分が美術館になります。
窓には、ムハの「ヒヤシンス姫」のポスターが貼ってあります。
チェコ出身のムハは、パリでアール・ヌーヴォーの代表的画家として活躍したことから、日本ではフランス語風にミュシャと呼ばれています。
桜 . . . 本文を読む
市民会館のガイドツアーのハイライトというべき市長の間です。ここはムハ(ミュシャ)が、内装のすべてを手がけました。
壁から天井にかけては、国民の歴史や伝統に基づくスラヴ民族の団結をモチーフにした絵で飾られています。
天井には、スラヴ民族の営みが円形に描かれて、中央には大きな鷲が翼を盾にして人々を守っています。
壁には、三つの絵が飾られており、これは「犠牲(過去)」の絵です。
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市民会館では、スメタナホールの見学以外の附属の部屋も見ごたえがありました。
まずは、カフェ。
ネオバロック様式で造られていますが、各所にアールヌーヴォ様式が見られます。
カウンターの後ろに飾られている女性のレリーフ。
次のサロンとの間のスペース。
「ターボルの風景」と題する絵が飾られています。
部屋の片隅には、アールヌーヴォー様式による、金属製カタツムリの飾りを施した水 . . . 本文を読む
旧市街広場をひと通り見て、王の道の一部であるツェレトゥナー通りを東に向かいました。レストランやお土産店が並んでいます。
通りが分かれる角に黒い聖母の家がありました。プラハには、様々な建築様式の建物がありますが、これはキュビズムを代表する建築とのことです。内部は、チェコ・キュビズム博物館になっており、キュビズムの絵画、彫刻、家具が展示されているようです。
黒い聖母の名前の由来は、建物の角 . . . 本文を読む
カレル橋の見学を終えて、プラハの中心地になる旧市街広場に向かいました。
カレル橋のたもとには、クレメンティヌムの入り口があります。1556年に、増大する一方のフス派に対抗する宗教勢力として、カトリックのイエズス会の修道院が造られたのが始まりです。ハプスブルグ家の保護のもとに、敷地内には三つの教会、礼拝堂、図書館、講堂、出版社が造られ、プラハではプラハ城に次ぐ規模を持つ巨大な複合施設になっています . . . 本文を読む
カレル橋の上には、30体の聖人像が飾られています。プラハ城のあるマラー・ストラナ側から順番に見ていきました。
像の番号は、地球の歩き方に載っているものです。
16.聖ヴァーツラフ像
聖ヴァーツラフ(907~35?)は、922年頃、それまで統一されてなかった西ボヘミアの支配者となりますが、キリスト教に反対する弟のボレスラフ一世によって暗殺されてしまいます。後世ボヘミアの守護神に祀り上げられ、そ . . . 本文を読む