8月最後の週末は、記録的豪雨によって、計画の変更を余儀なくされました。日曜日は、天気も回復しましたが、すでに時遅しでしたね。秋山は天候に恵まれますように。
アルハンブラ宮殿に隣接し、夏の離宮として使われたヘネラリッフェは、美しい庭園で有名です。
それぞれの説明はいらないと思いますので、庭園の風景をお楽しみください。ライオンのパティオと並んで、アルハンブラ宮殿の代表的な風景になっています。
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宮殿の内部は、大小さまざまなパティオが組み合わさっており、糸杉のパティオという小さな庭もあります。
浴場。美女と楽しむ王様のために、二階には楽士が音楽を演奏しましたが、女性を目にしないように、盲人を集めたとも、盲人にさせられたともいいます。
バルタルの庭
ダマスの塔と池
狭い空間を使っていますが、日本の禅寺の庭とは違って、むせ返るような濃密な空間が広がっています。 . . . 本文を読む
それでは、アルハンブラ宮殿の核心部に進んでいきましょう。
アラヤヌスのパティオ。
アラヤヌスのパティオの、噴水と池。水を使った庭が、回教建築の特徴です。
そして、もっとも有名なライオンのパティオ。
男性立ち入り禁止のハーレムだったそうで、周囲の2階には女性が住んだ部屋が並んでいます。
中庭には、緻密な彫刻の施された124本の大理石の柱が並んでいます。
広場の中心 . . . 本文を読む
しばらく間があきましたが、スペインの旅行記を続けましょう。
アルハンブラ宮殿は、スペイン南部のグラナダにあり、イベリア半島に最後まで残ったイスラム教徒のナスル朝によって現在の姿が作られた宮殿です。
アルハンブラとは、アラビア語で「赤い城壁」を意味するといいます。グラナダの町を見下ろす丘の上に建てられています。
キリスト教徒の攻勢によって、イベリア半島のイスラム支配の地はグラナダだけになった中 . . . 本文を読む
二日目も、快晴の朝になりました。真っ赤な太陽が昇ってきました。
反対を見ると、槍ヶ岳が赤く染まっていました。
この日は、横道岳に登ってから下山することにして、ゆっくりと朝食をとってから歩き出しました。
横道岳へは、常念岳と同じように急登が続きましたが、それでも、こちらの方が、標高差も少ないので、楽でした。
振り返り見る常念岳。
穂高連峰の眺めに、足もしばしば止まってしまいまし . . . 本文を読む
すっかり涼しくなり、夏山も終わってしまいましたが、夏山の報告が残っております。
夏山テント泊の二段目として常念岳に登りました。以前、三股から情念岳に登り、蝶ヶ岳へ周回するコースで歩いていましたが、一ノ沢コースでは歩いていないのと、常念小屋のテン場で泊まることが今回の目的でした。
晴れの暑い日になりましたが、それでも沢沿いのコースは水場も豊富で、真夏の歩きとしては比較的楽だったと思います。
谷 . . . 本文を読む
御館の乱で敗れた上杉景虎は、出身家の北条氏をたよっての逃亡に入ります。しかし、立ち寄った鮫ヶ尾城で城主の裏切りによって、自刃することになります。
上越市から妙高市に入ったところの乙吉の集落にある勝福寺に、上杉景虎の慰霊碑があります。集落内の小さなお寺です。
上杉景虎の石像があります。景虎は、北条家から人質として春日山にやってきましたが、謙信に気にいられて、謙信自身の幼名も与えられて養子にな . . . 本文を読む
出張先で、あてが外れてネットに接続できず、ブログの更新ができませんでした。
土曜日に、日光方面の山を頑張って登ろうとしたのですが、雨の予報のために、武尊山に計画変更しました。
武尊牧場奥の東俣駐車場から登るつもりでしたが、武尊牧場入口で林道が閉鎖になっていました。土砂崩れのため、開通時期は不明とのこと。このコースで登山を予定されている方は注意ください。
仕方がないので、武尊牧場から歩きだすこ . . . 本文を読む
モテチンさんから質問がありましたので、その返答です。
鑓温泉から小日向のコルまでの、GPSで記録した軌跡です。
温泉からの下りで、破線から大きく外れていますが、ここは雪渓を歩いたところです。ベンガラの赤線に従って歩いていますが、雪渓の残り具合でコースは変わるはずです。
落石沢の部位は、地図では判りにくいですが、杓子沢に入る手前の尾根の張り出し部で係員が立っていましたので、破線と赤線が分かれる . . . 本文を読む
春日山城は、標高180mの山一帯に築かれた大規模な山城で、上杉謙信の手によって、形が整えられました。
城跡一帯には、複雑な道が巡らされていますので、散策前に、「春日山城跡めぐり」のパンフレットを現地で手に入れてから歩き出した方が良いでしょう。
まずは、坂を登って、春日神社入口の茶屋前の駐車場に車を停めます。
ここには、春日城のシンボルである謙信の銅像があります。
右手に進めば、春日神社で、 . . . 本文を読む
白馬岳から下山した翌日、八方尾根のお花畑を楽しもうと、黒菱平で夜を過しましたが、朝から雨となり、登山はあきらめて、上越方面の史跡巡りに変更になりました。
謙信亡き後の、景勝と景虎の間で起こった跡目争いは、「御館の乱」と呼ばれています。
御館は、関東管領上杉憲政が北条氏康との争いに破れ、上杉謙信を頼ってきた時、上杉憲政の館として建てたものです。謙信は、政庁としても使い、周囲には寺社が集まっていま . . . 本文を読む
お盆休みも終わってしまいましたね。といっても、休みはとっておらず、通常の仕事でした。週末の悪天候のため、土曜日に角田山に登っただけでしたが、ここのところの疲れもとれて、秋風の吹き始めた山への意欲も回復してきました。
たまっている山行の報告ですが、続きをどうぞ。
鑓温泉は、鑓ヶ岳の山懐深くにあり、登山の経験がないと辿り着けない、文字通りの秘湯です。
ここから猿倉まではまだ時間もかかるため、一 . . . 本文を読む
鑓ヶ岳を越した先で、縦走路から別れて谷間への下降を開始します。
稜線上の強風からも逃げることができ、ひと安心となりました。
谷間には残雪があり、稜線上とは違った花が咲いていました。
イワギキョウとタカネヤハズハハコ
チングルマ
ミヤマダイコンソウ
ハクサンイチゲとミヤマキンポウゲのお花畑
ハクサンコザクラ
大出原では、ハクサンコザクラとミヤマキンバイのお花畑 . . . 本文を読む
お盆休みをいかがお過ごしでしょうか。
天気も悪いし、道路も混んでいるしで、遠出は控えております。
今日は、雨の合間をぬって角田山に登ってきました。角田山は、一年中賑わう山ですが、是非とも訪れたいのが、雪割草の咲く3月下旬と、このお盆の時期です。
浦浜コースでは、キツネノカミソリの大群落を見ることができます。登山自体は、暑くて大変ですがね。
では、キツネノカミソリの花をどうぞ。キツネノカミソリ . . . 本文を読む
二日目も快晴の朝になりました。ご来光は、ゆっくり寝ていたかったのでパス。今日の行程は短いので、ゆっくりと出発しました。
丸山の上に立つと、めざす杓子岳と鑓ヶ岳の眺めが広がります。
昨夕の日没時に眺めた立山と剱岳も朝日に照らされていました。
剱岳のアップ。岩の殿堂といって良い山ですね。
東の空には、妙高連山(左)と乙妻山と高妻山(右)が空に浮かんでいました。
杓子岳に向かう . . . 本文を読む