タージマハルのドームの下まで進んできました。
壁は美しく飾られています。
基壇に上がるのは、このような靴カバーをつけるか、裸足になる必要があります。
タージ・マハルの中に入るのに、列を作って長時間待ったという話もありましたが、今回は、待つことなく内部に入れました。
内部は、撮影禁止のため、地元で買ったガイド本からの写真です。
中央に置かれているのは、ムガル帝国第五代皇帝シャー・ジャハーンの妃ムムターズ・マハルの棺です。タージ・マハルとは、マハルに奉げられた霊廟です。その脇にあるのが、第五代皇帝シャー・ジャハーンの棺です。
第五代皇帝シャー・ジャハーンは、熱愛した妃ムムターズ・マハルの死を悲しみ、彼女のためにムガル帝国の国力をあげて霊廟の建築を開始します。各地から壁にはめ込まれる貴石も集められ、22年の歳月と天文学的費用を費やしてタージ・マハルは完成します。
さらに皇帝シャー・ジャハーンは、自らのために、ヤムナ河の対岸に黒い大理石によってタージ・マハルと同じ廟をたてて、大理石の橋で二つを結ぶという計画をたてました。
ところが、タージ・マハルの完成二年後に病に倒れてしまいます。三ヶ月病床にある間に、皇帝死亡の噂が流れ、それに対し、三男のアウラングゼーブがいち早く反応して、兄二人を殺害し自ら王位についてしまいます。
シャー・ジャハーンは怒り狂いますが、捕えられてアグラ城に幽閉されてしまいます。結局、「黒いタージ」は幻に終わり、死後、彼の墓は、娘達の希望によって、タージ・マハルのムムターズ・マハルの墓の隣に置かれました。
なお、この棺はレプリカで、本物は地下にあるといいます。
廟の外に出て、壁の装飾を良く眺めました。
これらの模様は、白い大理石に色の付いた石を嵌め込んで造っています。
大理石の模様や透かし彫りが見事です。
細かい所にも装飾が施されています。
ミナレットも見上げる高さです。
ミナレットにも模様が施されています。
廟の背後に回ると、ヤムナ河が流れています。
対岸にあるマターブ・バーグが「黒いタージ」の建築予定地でした。
夜明けのタージ・マハルを見学したのは、正面に見える広場の左脇からでした。
左手には、モスクが置かれています。
この建物単独でも、見所といえるでしょう。
右手には、モスクと同じ構造の迎賓館が置かれています。
迎賓館をのぞいてみました。赤砂岩が使われていますが、同じような大理石の装飾が施されています。
内部の壁にも装飾が施されています。
迎賓館の入り口からタージ・マハルを見たところ。
タージ・マハルを横から見たところ。
正門脇で集合のため、写真を撮りながら戻りました。
噴水も停まって、水路にタージ・マハルの影が映るようになりました。
タージ・マハルは、その建築の背景を知ると、ただ美しいだけでなく、どこか哀しみを秘めているように思えてきます。
壁は美しく飾られています。
基壇に上がるのは、このような靴カバーをつけるか、裸足になる必要があります。
タージ・マハルの中に入るのに、列を作って長時間待ったという話もありましたが、今回は、待つことなく内部に入れました。
内部は、撮影禁止のため、地元で買ったガイド本からの写真です。
中央に置かれているのは、ムガル帝国第五代皇帝シャー・ジャハーンの妃ムムターズ・マハルの棺です。タージ・マハルとは、マハルに奉げられた霊廟です。その脇にあるのが、第五代皇帝シャー・ジャハーンの棺です。
第五代皇帝シャー・ジャハーンは、熱愛した妃ムムターズ・マハルの死を悲しみ、彼女のためにムガル帝国の国力をあげて霊廟の建築を開始します。各地から壁にはめ込まれる貴石も集められ、22年の歳月と天文学的費用を費やしてタージ・マハルは完成します。
さらに皇帝シャー・ジャハーンは、自らのために、ヤムナ河の対岸に黒い大理石によってタージ・マハルと同じ廟をたてて、大理石の橋で二つを結ぶという計画をたてました。
ところが、タージ・マハルの完成二年後に病に倒れてしまいます。三ヶ月病床にある間に、皇帝死亡の噂が流れ、それに対し、三男のアウラングゼーブがいち早く反応して、兄二人を殺害し自ら王位についてしまいます。
シャー・ジャハーンは怒り狂いますが、捕えられてアグラ城に幽閉されてしまいます。結局、「黒いタージ」は幻に終わり、死後、彼の墓は、娘達の希望によって、タージ・マハルのムムターズ・マハルの墓の隣に置かれました。
なお、この棺はレプリカで、本物は地下にあるといいます。
廟の外に出て、壁の装飾を良く眺めました。
これらの模様は、白い大理石に色の付いた石を嵌め込んで造っています。
大理石の模様や透かし彫りが見事です。
細かい所にも装飾が施されています。
ミナレットも見上げる高さです。
ミナレットにも模様が施されています。
廟の背後に回ると、ヤムナ河が流れています。
対岸にあるマターブ・バーグが「黒いタージ」の建築予定地でした。
夜明けのタージ・マハルを見学したのは、正面に見える広場の左脇からでした。
左手には、モスクが置かれています。
この建物単独でも、見所といえるでしょう。
右手には、モスクと同じ構造の迎賓館が置かれています。
迎賓館をのぞいてみました。赤砂岩が使われていますが、同じような大理石の装飾が施されています。
内部の壁にも装飾が施されています。
迎賓館の入り口からタージ・マハルを見たところ。
タージ・マハルを横から見たところ。
正門脇で集合のため、写真を撮りながら戻りました。
噴水も停まって、水路にタージ・マハルの影が映るようになりました。
タージ・マハルは、その建築の背景を知ると、ただ美しいだけでなく、どこか哀しみを秘めているように思えてきます。