海外風景の方はおいといて、こちらがメインの山行報告をさせてもらいます。参考にして登る人はいないかもしれませんけど。
土曜日には、福島県側の飯豊の登山口にあたる山都の近くにある大平山を登りました。宮古ソバ街道とも呼ばれる国道459号線沿いあり、堂山の集落から登りあはじめました。
集落内を一周する道路の最高点近くから、早稲谷へ続く林道が始まり、ここがスタート地点になります。黄色い看板には、早稲谷へ . . . 本文を読む
町外れまで進むと、待望のマッターホルンの眺めが広がりました。
素朴な木造りの建物の向こうに、岩山の眺め。
谷間には夕闇が迫っていましたが、峰々の頂は、明るく輝いていました。
マッターホルンの眺めは、見飽きることがありませんね。
ツエルマットでの宿は、町の一番奥のホテル「ヴァイスホルン」で確保できました。下が食堂で、上が泊り客用の部屋になっている、文字通りの「はたご」です . . . 本文を読む
ツエルマットの町は、世界的に有名なリゾート地ではありますが、フィスペ川沿いの中央通りの周りに広がって、こじんまりしています。これは駅前付近。
若者や年寄り、お金持ちも貧乏なバックパッカーも、町での滞在を楽しんでいます。同じ列車の若者グループは、夏スキーを行いに来たと言っておりました。
町には、土産物屋、登山用品店、食料品もあって、ハイキングの準備を整えることができます。
ツエルマット . . . 本文を読む
イタリアがしばらく続きましたので、国境を越えてスイスに入り、マッターホルンの登山基地である、ツエルマットに向かいましょう。
ミラノからスイスには、シンプロントンネルを通ります。このトンネルを出ると、ブリーグで、ここで列車をのりかえます。
マッタータールと呼ばれる谷間を遡っていきます。
前方に白い峰が見えてくると、興奮度も高まってきます。
谷間が広がると、列車の終点のツエルマット . . . 本文を読む
土曜日は、午前中の晴天を利用して会津の山を登ったのですが、夜中の間に大雪。本日は、車が雪に埋り、あわや遭難とビビッて家に戻ってきました。詳しくは後日。とりあえずは、ミラノの続き。
1990年のバブル最盛期に登場したものの一つに、テラミスがあります。
テラミスを簡単にいえば、北イタリアで生まれた、チョコレートの粉を振りかけたチーズケーキの一種ということになりますかね。
丁度、本場に出かけたわけ . . . 本文を読む
ミラノで、是非とも訪れたいのが、このサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会です。
ミラノ公フランチェスコ・スフォルツァによって建てられた、ドミニコ派の修道院と教会です。
この教会の正面入口左手の、もとは食堂であった一室に、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があります。
ヨハネによる福音書13章21節において、キリストが12弟子の中の一人が私を裏切る、と予言した時の情景が描かれていま . . . 本文を読む
スフォルツァ城。
ミラノ公爵フランチェスコ・スフォルツァが、ヴィスコンティ家の居城を改築して現在の姿となりました。
中庭は、塔や城壁に囲まれて、いかにも要塞といった感じです。
塔も優美というよりは、堅牢といった感じがします。
城壁を見ると、上には張り出し部があり、ここから石や煮えたぎった油を流して敵から防御する作りになっていることが判ります。
城壁にあったスフォルツァ家 . . . 本文を読む
そろそろ山の話題も取り上げないと、なんのブログか誤解されますね。
週の半ばからの大雪は、土曜日になっても続きました。中越方面に出張で、週末に続けて湯沢方面の山に登る予定でしたが、あっさり諦めました。
それでもなんとか登山を成立しなければということで、登る山に頭をひねることになりました。除雪車が往来する状態で、まずは車の置き場所が問題になります。
結局思いついたのが、小千谷の道の駅から歩き出せ . . . 本文を読む
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアのスカラ広場入口で、レオナルド・ダ・ビンチの像があります。
1861年にデザインされたガラスのアーチと鉄製の屋根からなるアーケードで、イタリア王国の初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にちなんで名づけられています。
こちらは、ドゥオーモ広場側の入口。
現在のショッピングアーケードの走りで、高級ブチックやレストラン、カフェが並んでいま . . . 本文を読む
ファッションに関心がある人なら、ミラノといえば、ミラノ・コレクションでしょうけれど、クラッシック音楽ファンにとって、ミラノといえば、ミラノ・スカラ座を思い浮かべます。オペラの殿堂をひとつ挙げるというなら、このミラノスカラ座になってしまうでしょう。
ウィーンの国立歌劇場もそうでしたが、正面に立つと意外に小さいなという感じです。これは、舞台の横幅はあまり広くなく、馬蹄形に観客席が取り巻くという構造の . . . 本文を読む
ミラノは、イタリア北部ロンバルディアの州都です。
ミラノを代表する建物は、このドゥオーモ(ミラノ大聖堂)といってよいでしょう。
最初の礎が置かれてから完成まで500年を要したと言われる、世界最大のゴシック建築です。
内部の窓には、ステンドグラスが飾られています。
ステンドグラスは、全体としては、様々な色の洪水のように見えますが、聖書の一場面を描いた小さな絵がいくつも合わさって . . . 本文を読む
ピサの斜塔は、だれも名前は知っていると思います。
ピサは、フィレンツェから列車で1時間ほどの距離にあります。
フィレンツェの美術館は昼過ぎには閉まってしまいますので、宿に戻って昼寝するのではなく、午後の空き時間を使ってピサを訪れるのが良いと思います。
ピサの町は小さく、見所は、このピサ大聖堂だけですので、見物の時間もそうかかりません。
まずは、納骨堂が見えてきます。その周りには、世界の観光地 . . . 本文を読む
最後に、フィレンツェの残りの見所を紹介しましょう。
これは、サン・ロレンツォ教会。メディチ家の大きなバックアップで建てられています。この周りの市場の方にも目が引かれます。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会。聖母マリアに捧げられた、ドメニコ会の教会です。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の中庭の回廊です。
サンタ・クローチェ教会。1294年に建造が開始され、完成したのは19世紀に入っ . . . 本文を読む
フィレンツェ中央を流れるアルノ川左岸にあるビッテ宮です。もとはフィレンツェの商人が建てたものでしたが、ビッテメディチ家のコシモ一世が買い取り、現在の姿になっています。
内部は、ラファエロの作品を収めたパラティーナ画廊や銀器博物館などが収められえており、この宮殿の裏手には、ボーボリー公園が広がっています。
庭に出て振り返ったところ。
高低差を利用した噴水も作られています。
ネ . . . 本文を読む
三連休の三日目は快晴となり、私の切り札ともいえる、下田の奥の大谷ダムの脇にある大山を登りました。
最初の写真は、ダムの堰堤を渡った先から見た大山。杉林のあるピークの奧に山頂があります。
ダムの堰堤まで除雪されています。その先の雪の上にトレースは付いていましたが、大山に向かう者はいないようでした。まずはひと安心。
烏帽子岳が、真っ白な山頂を見せていました。
尾根の上に出ると、大谷 . . . 本文を読む