エーデルワイスは、実物よりも、名前の方が知られている花である。実物を見た者は少ないと思われるので、参考までに、押し花をですが。(アルプスの山で咲いている花の写真を出せたら良かったのだけど。)
これは、20年ほど前にオーストリアのザルツブルクの街角の花屋で買ったもの。小さながくに押し花が入っている。少し黄ばんでいるけど、花の感じは判ると思います。
確かにハヤチネウスユキソウが似ていますね。
数 . . . 本文を読む
東北の花の山旅三日目は、栗駒山を訪れることにしました。昨年の7月17日に歩いたのと同じコースですが、少し時期が違えば、花も違ってくるだろうと、予想してのことです。
前夜は、須川湖脇の駐車場で寝ました。ここはトイレもあり、登山口の駐車場よりも野宿にはお勧め。
これは、朝になって見る秣岳
霧駒山荘脇の駐車場から登山の開始。しばらく遊歩道を歩くと、名残ヶ原に出ます。
あいにくとタテヤマリン . . . 本文を読む
早池峰山には、百名山巡りのために一度登っていますが、雨の中の強行登山で、花を見る余裕もありませんでした。再訪の際には、鶏頭山への縦走路を歩こうと思っていました。天気も良さそうな週末の予報が出て、早池峰山に出かけることになりました。
縦走のコースタイムは9時間程になるため、岳からの始発シャトルバスに乗る必要があります。なぜか、始発より少し早く、路線バスが出発し、出発準備のグループを後にして、早い時 . . . 本文を読む
三日間連続の休みとしたこの週末の本命は、早池峰山でしたが、前夜発で早朝着はできないので、まずは金曜日に焼石岳を登りました。中沼コースの往復で、山頂から南本内岳、東焼石岳を回りました。写真は、姥石平から見る焼石岳山頂。草原は、ハクサンイチゲに覆われていました。
登山口から樹林帯の中を登っていくと、中沼に出ます。豊富な残雪をいだいた焼石岳が、湖面に影を落としていました。
沼の畔は、リュウキンカ . . . 本文を読む
ハヤチネウスユキソウは、早池峰山の固有種である。その大型の花はヨーロッッパアルプスのエーデルワイスに最も近いとされ、人気の花になっている。
早池峰山に登ったのは、日本百名山巡りとしてで、1993年7月3日であった。この日は、本降りの雨であったが、遠くの山ということで、少々無理をして登ったものの、花の写真を撮ることはできなかった。早池峰山から鶏頭山への縦走路を歩きたく、再訪を考えていた。一日目に焼 . . . 本文を読む
ヒナウスユキソウとも呼ばれ、東北の山で見ることの多いウスユキソウの仲間。エーデルワイスに近い姿をしている。
朝日連峰の寒江山一帯の群落はみごとである。この写真は、大朝日岳の隣の平岩山で撮影したものである。6月8日といった早い時期であったため、花も開きはじめで、葉の表面を覆う毛もふわふわである。時間が経つと、周りの葉の部分の変化は少ないが、中心部の黄花がしおれて、美しさがそこなわれていく。 . . . 本文を読む
花の周囲が雪をかぶったようにみえることからウスユキソウの名前が付けられている。実際の花は中心部の黄色い部分で、周りの花びらのように見えるのはホウ葉と呼ばれる葉である。
ミネウスユキソウは、葉の方が白くてよく目だっている。ウスユキソウは、エーデルワイスの仲間ということで、人気も高いが、このミネウスユキソウは、地味な感じである。 . . . 本文を読む
デジカメ一眼レフには、1GBのコンパクトフラッシュを入れてあり、およそ300枚撮影ができますが、予備用に、もう1GBを買いました。安めのメディアで13000円ほど。
過去に一回の山行で、1GBを越えたのは、蓮華温泉から朝日岳、白馬岳を回った2泊3日の周回コースだけなんですけどね。お花畑が続いて、枚数が多くなりました。この時は、予備に、仕事で使っているカメラからコンパクトフラッシュを持ち出していた . . . 本文を読む
先週土曜日にあった講習の代休をとり、今晩から日曜日までの三日間、山に行ってきます。主に花の山を歩くつもりです。土曜日にめざすのは、この山。さて、判るかな。
登ったことのある人は結構いると思いますが、隣のこちらの山に登って眺めた人はあまりいないのではないかな。
ヒントは、この後に出てくる花ね。 . . . 本文を読む
ユリ科の花であるが、めじべが先に飛び出して三つに分かれるという得意な形をしている。山地の湿ったところに見られる花である。
名前の由来は、花が黄色いのでヤマブキの名所で京都の玉川にちなみ、花弁の斑点がホトトギスの胸の模様に似ていることからとられているという。
この写真は、真昼山の隣の女神山で撮影したものである。
色形は、他とは違っているが、ちょっと凝りすぎで、あまり好きになれない。 . . . 本文を読む
フウロウ科の花で、淡紅色、ピンク、白といった色の変異の多い花を咲かせる。茎や葉に毛が密生するのが特徴。グンナイ(郡内)とは山梨県の東部地方をさし、この地方で発見されたことから名前が付けられている。
新潟付近の山では、ハクサンフウロの方がお馴染みである。鬼無里の一夜山に、他の山を雨で諦めて登った時、山頂の草原に白花のグンンアイフウロが群落になっていた。しずくのついた花は美しかった。雨の日の登山も良 . . . 本文を読む
土曜日は、救急救命処置の講習会で、山はお休み。晴の日を見逃して、日曜日は、下越方面がなんとか曇りということで、しばらく行っていない蒜場山を登ってきました。
歩き始めは、なんとか蒜場山の山頂も見えていました。
これは、登りの途中から見る俎倉山
気温が高く汗だくの歩きになりました。岩岳に到着すると、烏帽子岩から山伏峰に至る、登りに使う尾根が一望できますが、稜線部に雲がかかりはじめてしまいまし . . . 本文を読む
現在発売の白山書房から出ている「山の本」に、鼓ヶ倉山の紀行文が掲載されました。
積雪期には手強い山ですが、極めて短い時期を選べば、比較的容易に登れる山です。冬には、手前の津久ノ岐山でも、大展望を楽しめますけどね。
興味のある人は、立ち読みをしてみてください。
なお、今月の新ハイキングには、西吾妻山の掲載。 . . . 本文を読む
山と渓谷社から出ている「花の山旅シリーズ」は、白馬岳や大雪山など、花の名山として知られている山を扱っているガイドブックである。
花の観賞を目的にガイドが書かれているが、特に、その山で見ることのできる花を色別に図鑑として掲載してあるので便利である。1200円で比較的薄いので、山に持っていくことも可能である。
出てくる花の種類は少なめであるが、一般的に山で多く見られる花が中心なので、ここに掲載されてい . . . 本文を読む
山の花の名前を調べるとき、厚い図鑑を調べるのは良いが、そこに咲いているはずのない花も多く載っており、その中から探すのは大変である。その点、「新潟県の山の花」(新潟日報事業社)1575円は、新潟の山に咲く花が載っているので、調べやすい。
新潟の山の愛好家には役に立つ本である。 . . . 本文を読む