「ウィーンの森」観光を終えてウィーン市内に戻り、急いでオペラ観劇のために、ウィーン・フォルクスオーパーに移動しました。フォルクスオーパーは、中心地から少し離れているため、路面電車とバスの乗り換えが必要になりますが、便も多く、移動はしやすい場所にあります。
ウィーン・フォルクスオーパーは、ウィーンにおいてウィーン国立歌劇場に次ぐオペラハウスで、劇場名の「Volksoper」とは「大衆オペラ座」 . . . 本文を読む
今回の「ウィーンの森」訪問での目的であったマイヤーリンクにやってきました。
丘の上に立つのが、ハプスブルグ家ゆかりの狩りの館です。
1889年1月30日、皇太子ルドルフが、マリー・ヴェッツェラ男爵令嬢を道連れに拳銃自殺した場所です。事件後、皇帝フランツ・ヨーゼフは、狩猟の館をカルメル修道会に捧げ、 皇太子が亡くなった寝室の部分を中心に取り壊し、小さな教会を作らせました。
横から見ると、教会部 . . . 本文を読む
ゼーグロットからそう遠くないところで、一旦、停車になりました。
見えている建物は、ガストホーフ・ヘルドリッヒスミューレと呼ばれるレストランです。かつてシューベルトがこの建物に住んで、ここで菩提樹他の作曲が行われたといいます。
建物にシューベルトの顔が描かれています。
入り口にあるのが、歌集「冬の旅」の5曲目で良く知られている「菩提樹」の木です。
泉に沿いて 繁げる菩提樹
慕たい行き . . . 本文を読む
4日目の午後は、ミュー旅行社のオプショナルツアーを利用してウィーンの森半日観光に出かけました。6名の小人数の参加者であったため、マイクロバスでの移動になりました。
ウィーンの森は、ウィーンの北西から南にかけて広がるアルプス山脈の一番東に位置する丘陵地です。このうち北に位置するベートーベン縁のハイリゲンシュタットやワインの醸造所兼レストランのあるグリンツィングには、市内から路面電車を利用することが . . . 本文を読む
4日目の午後はマイヤーリンクへのオプショナルツアーに参加することにしました。一旦ホテルに戻ってひと休みし、夜のオペラ見物のためにスーツに着替えをし、集合場所がアルベルティーナ前であったため、地下鉄でKarlsplatzに向かいました。
時間が少しあったので、リンクの南に位置するセセッシオンを見ていくことにしました。
セセッシオンは、ウィーンの芸術家集団「分離派」が、自ら築いた展示館です。「金色 . . . 本文を読む
市民公園に続いて、リンク中心部に位置するシュテファン寺院にやってきました。
12世紀半ばにロマネスク様式の教会として建てられ、その後14~16世紀頃に後期ゴシック様式の現在の姿に改築されました。
二つの塔を備えており、写真で見えている南塔は137の高さを誇り、一方裏側にある北塔は資金難で68.3mの高さに留まっています。
シュテファン寺院の内陣に入場しました。内陣は全長107mに及びます . . . 本文を読む
ウィーン観光の三日目、午前中は予備日、午後はマイヤーリンクへのオプショナルツアー、夜はフォルクスオパーでのオペラ見物を予定していました。これまでに予定はほぼ終えていたので、午前中はリンク一周とシュテファン教会の見学を行うことにしました。
自然史博物館脇の駅から路面電車に乗りました。
三度目の今回も自然史博物館を見ることはできませんでした。
国会議事堂
市庁舎
クリスマスマーケット . . . 本文を読む
王立家具博物館の見学後、国立歌劇場前まで地下鉄で移動し、そこで路面電車に乗り換えてベルヴェデーレ宮に移動しました。乗り込んだ路面電車の関係で、ベルヴェデーレ宮の下宮から入場しました。
ベルヴェデーレ宮の下宮から見た上宮。
ベルヴェデーレ宮は三回目になりますが、いつも上宮だけだったので、下宮も見学することにしました。
ベルヴェデーレ宮は、トルコ軍からウィーンを救ったサヴォイ家のオイゲン公の . . . 本文を読む
王宮家具博物館の続きです。
フランツ・ヨゼフ1世の王座
ウィーンの王宮におけるセレモニーで必要な時に、臨時に用いられたようです。
フランツ2世の玉座
カロリーネ・アウグステ・フォン・バイエルンの謁見室
カロリーネ・アウグステ・フォン・バイエルンは、オーストリア皇帝フランツ1世の4人目の妃です。子供はいませんでしたが、異母妹の一人のゾフィーがフランツ1世の三男フランツ・ . . . 本文を読む
技術博物館見学の後は、王宮家具博物館に向かいました。まず路面電車でウィーン西駅に出て、そこから地下鉄に乗って、Zieglergasseで下車しました。
地上に出ると、地元民が利用するような店が並んだ通りが延びていました。
王宮家具博物館は、大通りから脇道に入った奥にあり、見つけにくいという下調べ通りでした。王宮家具博物館は、個人観光客が利用することの多いシシーチケットでも、シシー博物館、シ . . . 本文を読む
シェーンブルン宮殿のクリスマスマーケットで昼食をとってから、次は技術博物館に向かいました。
宮殿の正門前から延びる道に進み、右手の公園が終わった所で右に曲がると、技術博物館が現れました。路面電車も利用できたようですが、停留所を探して歩いているうちに着いてしまいました。
入り口には観光バスも停まっていましたが、一般的な観光客ではなく、校外学習の一行を乗せてきた車のようでした。
技術博物館と . . . 本文を読む
シェーンブルン宮殿の庭を歩いた後、今回のウィーン訪問で是非とも見たかった馬車博物館を訪れました。
馬車博物館は、正面入り口から見て、宮殿の右手にあります。
馬車博物館は、規模は小さいですが、皇妃エリーザベト(シシィ)関連の展示物が並んでいます。
これは、シシィお輿入れの馬車。馬車の前に飾ってあるのは、エリーザベトのマントのようです。
バートイシュルにおいて、姉ヘレーネと母方の従兄である . . . 本文を読む
旅の三日目は、リンク外の見学を行うことにして、8時半の開館に合わせて地下鉄でシェーンブルン宮殿に向かいました。
12月のオフ・シーズンということで、シェーンブルン宮殿の前庭も人影はまばらでした。
宮殿前には、目立たないような色に塗られたクリスマスマーケットの小屋が並んでいました。
シシィ・チケットを持っていたため、時間指定の制限無しで入場できましたが、時間も早かったため見学者も僅かしかいませ . . . 本文を読む