infoseekの無料ホームページ終了に伴い、本宅のホームページを以下のアドレスに移転しました。更新が滞っていますが、山行記録は書き続けておりますので、ひと段落したらアップいたします。今後とも御贔屓のほどを。
http://myoko.ken-shin.net/ . . . 本文を読む
エギナ島は、ピレエフスの港の南に浮かぶ島です。
貨幣の鋳造はこのエギナで始められ、ヨーロッパに広まっていったといいます。
エジプトや南ヨーロッパとの交易で栄え、強力な海軍力はアテネの脅威になっていました。サラミスの海戦ではギリシャ軍の中でもめざましい活躍をしました。しかし、ペロポネソス戦争が始まると、島民は島から追放されて島は衰退しました。
現在では、静かな島の街といった感じで . . . 本文を読む
ポロス島では、島の風景の写真撮影で時間を過ごすことになりました。
乗ってきた船を見下ろすことができました。
十字架が上に立てられているのは教会でしょうか。。
この建物にも十字架が立てられています。
丘の斜面の街が広がっており、小路も急坂になっています。
窓枠に二匹の猫が座っていました。
黒猫も歩いていました。道も白く塗られているので、黒猫はかえって目立っていました。 . . . 本文を読む
ジュディ・オング の歌った「 魅せられて」の影響もあるでしょうけど、 ギリシャというと、エーゲ海が思い浮かんできます。本格的なクルージングとしては、3、4泊のツアーが組まれてもいますが、日帰りでサローン湾のポロスとエギナを訪れました。
船は、ピレエフスから出港します。
南国ギリシャというイメージがありますが、12月末のエーゲ海は寒く、海の色も青を越して群青色に染まっていました。
海の . . . 本文を読む
デルフィは、パルナッソス連峰の南の麓、プレイストス河の深い谷にのぞむ、アテネの北西へ178kmの所にあります。デルフィの遺跡は、かつてアポロンの神託が行われた聖域として、また世界の中心「大地のへそ」としてギリシャ全土に知られ、繁栄していました。
デルフィの神殿へは、ギリシャ各地からの代表や民衆が神託を受けに訪れ、神託の御利益に感謝したポリスや植民地からの奉納品が納られました。
アポロン神殿に続 . . . 本文を読む
ギリシャ観光は、アテネでの自由行動であったため、連日、日帰りツアーを利用することになりました。
デルフィ観光ツアーに参加しましたが、アテネを出ると山間部に入っていきました。
雪をまとったパルナッソス山の眺めが広がってきました。
ギリシア神話によれば、この山はアポローンを祭っており、音楽・舞踏・学術・文芸をつかさどる女神ミューズたちが住むと言います。12月末ということで、山は雪で白く染まってい . . . 本文を読む
エピダヴロスは、元来アポロン信仰の地でしたが、後に医療の神アスクレーピオスの信仰が高まり、ここに神域が造られました。現在は、その遺跡よりも、古代円形劇場で有名になっています。
エピダヴロスの古代円形劇場は、現在ギリシャで残っているもののうち、最もよく保存されているものです。
BC4世紀頃に建設され、観客席は約14000人を収容でき、中央通路の下方に34段、上方に21段並んでいます。
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ナフプリオンには、ミケーネからエピタヴロスへ向かう途中、昼食休憩でよりました。アルゴリス湾に面し、伝説では海神ポセイドンの息子パラミディスが建設したとされています。1828~1834年にかけては、ギリシャ独立後の2番目の首都になっていました。
街の背後の岩山からは、18世紀に建てられたパラミディ城砦が見下ろしています。
ナフプリオン湾には、ヴェネチア時代の城塞の島、ブルジ島が浮かんでい . . . 本文を読む
越後の山も紅葉の季節になってきました。
いくつかの情報です。
浅草岳から鬼ヶ面山への縦走路
10月16日に歩きましたが、田子倉登山口から最後の水場付近までのブナ林の紅葉は、これから。鬼ヶ面眺め付近の稜線の紅葉は盛り。縦走路は、刈り払いが行われて歩きやすい状態でした。
阿寺山
10月17日に歩きましたが、登山道の再整備が完了しています。ただ、新しく道を切り開いた部分もあり、泥斜面で滑りやすい状 . . . 本文を読む
ミケーネは、ペロポネソス半島東部に位置し、1872年にシュリーマンによって遺跡が発掘され、ミケーネ文明と呼ばれる古代ギリシア以前の青銅器文明が発見されました。
現在は、世界遺産にも登録されています。
丘の上にミケーネのアクロポリスが広がっています。この風景は、後に述べることにするアトレウスの宝庫から眺めたものです。
丘の上目指して登っていくと、ミケーネ遺跡のシンボルになっている獅子の門が . . . 本文を読む
アテネの西方約80kmの所にあるコリントス地峡を境にして広がっている半島がペロポネソス半島です。この半島は、紀元前13世紀のミケーネ文化の発祥の地をはじめ、五輪競技の発祥の地のオリンピアや、古代時代にアテネと覇を競ったスパルタがあり、ギリシャの歴史を語る上で重要な地域になっています。
コリントス地峡には、現在コリントス運河が開かれています。
コリントス運河は、全長6343m、幅は水面部で24. . . . 本文を読む
スニオン岬は、アテネの南東に位置し、サローン湾沿いに70kmほどドライブした先にあります。
岬の先には、海神ポセイドン神殿があります。この神殿の着工はBC490年より前で、ペルシャ戦争によって工事は一時中断し、BC440年に完成したといいます。
ドーリア式の柱が並んでいます。
スニオン岬では、夕陽に染まる神殿やエーゲ海の眺めが素晴らしいため、夕暮れを待ちます。
神殿は、刻々 . . . 本文を読む
アテネの中心地ともいえるシンタグマ広場に面して、国会議事堂と無名戦士の墓があります。
衛兵がおり、時々、面白い動作で動きます。
面白い被写体になっています。
国立考古学博物館
ギリシャ全土から発掘された彫像、陶器、装飾品、墓碑などがおさめられています。ただ、展示品も膨大なため、かえって足早に通り過ぎるだけになるきらいがあります。
この博物館の目玉というと、この黄金 . . . 本文を読む
古代アゴラの東に隣接して、ローマ時代のアゴラがあります。ユリウス・カエサル(=シーザー)が資金を提供して建築を始め、アウグストゥスがBC12年~2年の間に完成させた市場です。
古代アゴラと同じように、廃墟状の遺跡が広がっています。
建物や泉の遺構が見られます。
ローマ時代のアゴラの西入り口には、BC1世紀に天文学者アンドロニコスが建てた風の塔があります。
大理石造りで、八角 . . . 本文を読む
アクロポリスに続いて、その北西に隣接する古代アゴラを見ることにしましょう。
アゴラとは、市場のある広場を意味し、ショッピングセンターの他に政治、宗教、裁判、演劇、音楽の施設も集中していました。
アゴラの長い廊下に集まって思索したり議論したのが、哲学者ゼノンを始祖とするストア学派のはじまりです。
また、ソクラテスの哲学や、アリストパネースの喜劇、ヘロードトスの歴史などを生む舞台になりました . . . 本文を読む