バイヨンは、中心詞堂を取り囲んで、第一回廊と第二回廊が設けられています。
第一回廊には、チャンパ(ベトナム)軍との戦いや、民衆の生活を描いたレリーフが施されています。
トンレサップ湖上の船での戦いが描かれており、これは軍船に乗って行進するチャンパ軍。
湖に落ちた兵士にワニが咬みついています。
レリーフには、上下に違った場面が描かれ、壁一面を埋めています。
両軍がぶつかりあ . . . 本文を読む
アンコールトムにあるバイヨンは、12世紀末に建てられた寺院です。
現在でも修復作業が続けれれており、日本の大学や民間グループも参加しています。
バイヨンは神々の住むメール山(須弥山)、城壁はヒマラヤの霊峰、濠は大海を表し、古代インドの宇宙感を表しているといいます。
塔が並んでいますが、良く見ると観世音菩薩像が彫りこまれています。中央の塔は30mの高さがあり、49基の塔が並んでいます。
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観光は、アンコール・トムから始まりました。アンコール・トムという建物はなく、アンコールの大きな町という意味です。
9世紀から15世紀にかけて、インドシナ一帯をクメール王朝が支配します。12世紀にアンコール・ワットが、国威を表すヒンドュー寺院として建立された後、12世紀から13世紀にかけてジャヤヴァルマン7世によって仏教の影響を受けながら構築された都市がアンコール・トムです。総延長12kmに及ぶ環 . . . 本文を読む
アンコールワットは、以前より訪れてみたいと思っていましたが、内乱によって、観光は無理という時代が続いてきました。最近になって、観光ツアーも行われるようになって、興味を持って観光パンフレットを見ていました。
正月に新聞に入っていたチラシで、新潟発でアンコールワットのツアーが行われることを知り、5日間の日程ですが、連休を含むため仕事を休むのも少なくてすむため、申し込むことにしました。
2010年
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シェーンブルン宮殿には、美しいフランス庭園が付属しています。
庭を眺めると、庭園の先の丘の上に立つグロリエッテが目に入ってきます。
グロリエッテは、プロイセンのフリードリヒ2世との戦いに勝利したことの記念したものです。
丘の下には、ネプチューンの泉があります。
丘の上に登ると、庭園や宮殿の向こうにウィーンの町並みの眺めが広がります。
丘の上までは、ひと汗かくことになります . . . 本文を読む
昨晩、帰国しました。
5日間の旅でしたが、アンコールワットをはじめ、クメールの遺跡をたっぷりと見てきました。
気温38度の炎天下を歩き、登山なみの体力が必要でしたが、想像以上の素晴らしさでした。それなりに海外の観光地も訪れてきましたが、トップクラスのお勧め度です。
写真もたっぷりと撮ってきました。詳しくは、これからおいおいと。
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シェーンブルン宮殿は、ウィーン郊外にあるハプスブルク家が代々用いてきた離宮です。
部屋数は、1,441室あるといわれ、広大な建物になっています。
建物は、テレジア・イエローと呼ばれるクリーム色に塗られています。
本来は、黄金色に塗られるはずだったところ、財政逼迫のおりということで、黄金色に近い黄色に塗られたとのことです。
宮殿には広大なフランス式庭園が付属したおり、ともに世界遺産に登録 . . . 本文を読む
ウィーンの街の北西から南西にかけての郊外には、ウィーンの森と呼ばれる広大な丘陵地が広がっています。
ヨハン・シュトラウスの「ウィーンの森の物語」と題されたワツツでも有名ですね。ワインの名産地でもありますが、ベートーヴェンの足跡を訪ねました。
まずは、ウィーンの森がドナウ川に落ち込む東の橋にあるカーレンベルクに向かいました。その最高峰点のレオポルドベルク(425m)からは、ドナウ川の眺めを楽しむ . . . 本文を読む
ウィーン音楽の旅で欠かせないのが、ウィーンゆかりの作曲家のお墓が集められている中央墓地です。
また、中央墓地では、ここを舞台とした映画として、「第三の男」のラストシーンが忘れられません。
警察に追い詰められて命を落とした犯罪者ハリーを埋葬した後、友人であったマーティンズは、冬枯れの並木道にたたずんで、ハリーの恋人であったアンナを待ちます。遠くから次第に近づいてくるアンナをカメラは長回しで映し続 . . . 本文を読む
ウィーンの街には、音楽の都ということで、音楽家の記念碑がいくつもあります。
まずは、市立公園から。
ここには、ヨハン・シュトラウス2世の像があります。ヴァイオリンを引きながらの指揮姿です。
古くはボスコフスキー、少し前にはマゼールがこのスタイルで、ニューイヤーコンサートの指揮をしましたね。
現在では、塗りなおされて黄金色に輝いているようです。
公園内には、オープン・カフェがあり、 . . . 本文を読む
ウィーンは、音楽の都として、多くのオペラハウスやコンサートホールがあります。
これは、ウィーン国立歌劇場。リンク沿いの一等地にあります。
世界各地に有名な歌劇場はたくさんありますが、イタリアオペラの総本山がミラノ・スカラ座だとすれば、ドイツ語系オペラの総本山といったら、このウィーン国立歌劇場でしょう。
1869年5月25日にモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の上演でこけら落しを行っています . . . 本文を読む
剣ヶ峰と黒滝城跡は、国上山と弥彦山の間にあるピークです。公的な登山道が整備されているにもかかわらず、弥彦・角田山塊の中でも、登山者はあまり訪れません。
小雨の中、春の花の咲き具合を見に出かけました。
麓一区の林道入り口から歩きだします。すぐに黒滝貯水池が現れます。前方のピークが黒滝城跡のあるピークです。
かつての大手道であった南沢沿いの登山道に進みます。今年の大雪のせいか、倒木が登山道を . . . 本文を読む
猿ヶ城は、越後と只見を結んでいた八十里越街道の入り口の吉ヶ平の北に聳える山です。登山道の無い山ですので、雪のある時をねらって、手前の遅場集落から登りました。
橋を渡って遅場集落に進むと、集落を周回する道の分岐に出ます。その前の尾根から取り付くことにしました。
ドライブの途中から降り出した雨も、山間に入ると雪に変わっていましたが、しばらく車の中で待機になりました。
一段高いところに作業道らし . . . 本文を読む