さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ダンブッラ その1

2016年02月29日 | 海外旅行
第四日目は、ダンブッラを見学した後、キャンディへ向かいました。 ダンブッラは、アヌラーダプラ、ポロンナルワ、キャンディの三都市を結ぶ文化三角地帯のほぼ中央の幹線道路沿いにあります。 ここでの見どころの石窟寺院は、この小山の山頂近くにあります。、 ダンブッラ石窟寺院の登り口は、この巨大な黄金大仏のある広場からになりますが、脇道を中腹まで上がってから歩き出すことになりました。 昨日のシーギ . . . 本文を読む

さすらいの風景 サファリ

2016年02月24日 | 海外旅行
午前はシーギリヤロック、午後はポロンナルワ観光と充実した時を過ごしてきましたが、最後にもうひと頑張りしてサファリを行うことになりました。 ポロンナルワから戻る途中、道路上で再び象にであいました。写真には撮れませんでしたが、もう一頭を道路沿いの藪の中に見ることができ、この一帯には野生の象がかなり生息していることがうかがわれました。 サファリのため、ジープに乗り換えました。 サファリ中は、ト . . . 本文を読む

さすらいの風景 ポロンナルワ その3

2016年02月23日 | 海外旅行
クワトラングルからガル・ヴィハーラへ移動する道路沿いには、商店跡の遺跡が続きました。ポロンナルワが繁栄した都であったことがうかがわれます。 ガル・ヴィハーラの駐車場でバスを下りると、林の奥に白い仏塔が見えていましたが、これはキリ・ヴィハーラのようです。パラークラマ・バーフ1世の妻の一人のサバドラ女王が建てたものとされています。 実際に見学したのは、このガル・ヴィハーラのほうです。 . . . 本文を読む

さすらいの風景 ポロンナルワ その2

2016年02月22日 | 海外旅行
ワタダーゲの前には、アタダーゲとハタダーゲの二つのお堂跡が並んでいます。 これはアタダーゲ。11世紀にウィジャヤバーフ1世によって造られ、当時は柱の上に木造の建物があり、仏歯を奉納していました。アタダーゲとは、「八つの遺宝の家」という意味とのこと。 クワドラングルには、ダーゲという名前の遺跡が多くありますが、○○の家という意味のようです。 奥には、仏像が一人たたずんでいました。 柱 . . . 本文を読む

さすらいの風景 ポロンナルワ その1

2016年02月18日 | 海外旅行
午前中にシーギリヤロックの見学を終え、午後はポロンナルワの見学になりました。ツアーではほとんどがこのようなスケジュールになるようです。ポロンナルワは、シーギリヤの東に位置し、1時間ほどのバス移動になります。 その途中の車道南側にはミンネリヤ国立公園が広がっており、野生象に注意の看板も立てられていました。車が渋滞していると思ったら、野生象が道路を歩いていました。 停まったバスの脇を野生象が通 . . . 本文を読む

さすらいの風景 シーギリヤ その6

2016年02月16日 | 海外旅行
シーギリヤ・ロックの見学後、ポロンナルワに向かう前に、近くのバティック工房をトイレ休憩を兼ねて立ち寄りました。 バティックは、アジア地域で作られるろうけつ染めの布のことで、特にインドネシアのジャワ島のものが有名なため、日本ではジャワ更紗とも呼ばれます。 製作法は、模様のうち染めない部に、筆などで溶かした蝋を布に塗ります。次いで染料にてその布を染色し、蝋を落として水洗いすると、蝋を塗った部分は白 . . . 本文を読む

さすらいの風景 シーギリヤ その5

2016年02月15日 | 海外旅行
後続のメンバーがそろってから、シーギリア・ロック頂上の宮殿跡の見学に向かいました。 最高点は、広場になっていました。かつては、ここに王宮が建てられていたのでしょう。 標高差200mのシーギリヤロックの階段数は、1200段と言われていますが、これが最後の2段になります。記念写真のお立ち台になっていました。 頂上部は、レンガを積み上げて整地した段々になっていました。 下界の眺め . . . 本文を読む

さすらいの風景 シーギリヤ その4

2016年02月12日 | 海外旅行
展望テラスで汗をぬぐいながらひと休みした後は、岩壁巡りになります。トラバース後に、らせん階段を登ります。岩に昔の通路の土台と見られる窪みが見られますが、どのような設備が設けられていたのでしょうか。 上り下りの専用らせん階段が設けられており、垂直の岩壁を一気に上がります。金網に囲まれているので危険性は無いものの、高度感はかなりあります。 、 らせん階段を登ったところで、シーギリヤ・レディー . . . 本文を読む

さすらいの風景 シーギリヤ その3

2016年02月08日 | 海外旅行
シーギリア・ロックの見学のためには、混雑と暑さを避けるために早い時間のスタートが必要になります。ホテルを7時半に出発し、入口にあるトイレを使った後に、ゲートを8時15分に通過することができました。開場は7時というので、朝一番を目指した入場者もひと段落して、ゲート付近は空いていました。先行の入園者は大勢いましたが、登り階段の途中で体力に応じて適当にばらけており、一か所で渋滞というようなことはありませ . . . 本文を読む

さすらいの風景 シーギリヤ その2

2016年02月05日 | 海外旅行
シーギリヤの宿は、アリヤ・リゾート&スパで、二連泊になります。アリヤとはシンハラ語で象を意味し、館内にはいたるところに象をモチーフとした飾りが置かれていました。二年前に開業したリゾートホテルです。今回のツアーでは、料金が安めであるにもかかわらず、良いホテルに泊まることができました。 二階にあるフロントからは、プールを見下ろすことができました。全体的に暗めの照明になっていました。 このホテル . . . 本文を読む

さすらいの風景 シーギリヤ その1

2016年02月04日 | 海外旅行
アヌラーダプラの観光を終えて、シーギリヤに向かいました。2時間程の移動になりました。 平原の上に頭をもたげた岩山が目立つようになってきました。 雨季は終わったようですが、低地には水が溜まっていました。 シーギリヤ地区に到着してホテルに入る前に、「地元の人とのふれあいとして民家にご案内」ということになりました。ツアーの募集要綱では、最終日にコロンボへの移動中に行われるように書いてあった . . . 本文を読む

さすらいの風景 アヌラーダプラ その4

2016年02月03日 | 海外旅行
イスルムニヤ精舎では、本堂に続いて宝物館を見学しました。 ここでの一番の見どころは、「恋人の像」(5世紀)です。寺院北側の王宮庭園で発見されたこのレリーフは、紀元前2世紀にこの地を治めたドッタガーマニ王の息子サーリヤ王子とその恋人マーラだと言われています。カーストの低いマーラとの恋は周囲から認められなかったのに対し、王子は自分の身分を捨ててカーラとの結婚を望んだといいます。 ただ、この像に . . . 本文を読む

さすらいの風景 アヌラーダプラ その3

2016年02月02日 | 海外旅行
ルワンウェリ・サーヤ大塔を見学した後、バスに乗って少し移動し、イスルムニヤ精舎を訪れました。 イスルムニヤ精舎は、仏教の保護を目的に、デーワーナンピヤ・ティッサ王によって紀元前3世紀に建設されました。岩山を彫って作られているため、ロック・テンプルとも呼ばれます。インドからもたらされ現在ではキャンディの仏歯寺に収められている仏歯も、最初はここに置かれていました。 階段を登った先に御堂が設けて . . . 本文を読む

さすらいの風景 アヌラーダプラ その2

2016年02月01日 | 海外旅行
スリー・マハー菩提樹の見学の後は、ルワンウェリ・サーヤ大塔に向かいました。純白に輝く仏塔が見えていましたが、距離もあることからその大きさを把握することはできません。 スリー・マハー菩提樹とルワンウェリ・サーヤ大塔の間には、立派な遊歩道が設けられていました。 遊歩道を歩きだしてまもなく、右手にローハ・パルサーダの遺跡が現れました。これは紀元前2世紀にドゥッタ・ガーマニー王によって建てられ . . . 本文を読む