さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ジャイブル その3

2012年01月29日 | 海外旅行
シティ・パレスの見学の後に、アンベール城に向かいました。

ジャイプルを取り巻く丘陵地へバスが上がっていくと、ジャイガル要塞(左)とアッベール城が見えてきました。



アンベール城は、ジャイプール地方を支配したカチュワーラ家の本拠地として、16世紀に当時のマハラジャのマン・スィンによって建築が進められ、歴代のマハラジャによって増改築が進められ、17世紀にほぼ現代の形になりました。



丘の上にある城には、象のタクシーも使えますが、以前、観光客に事故が起きたようで、ツアーではあまり使われなくなったようです。



代わりに、四駆のジープで石畳の道を一気に上がります。



車を降りて、月門から入場しました。



門をくぐった先は、ジャレブ・チョウクと呼ばれる中庭です。中庭を取り巻くのは、兵舎で、護衛兵士の訓練やパレードが行われました。



象のタクシーが戻っていくところ。



アンベール城は、丘の上の傾斜地に設けられているため、各階層に分かれています。



ライオン門



ライオン門の内部は美しいフレスコ画で飾られています。



二番目の広場の奥に現れるのは、ガネーシャ門です。



中央にはヒンドゥー教の神のガネーシャが描かれていますが、その周りにはイスラム教に見られるアラベスクや植物模様が描かれています。



美しい花の絵が描かれています。





ガネーシャ門の先は、マハラジャのプラベート空間のため、透かし彫りの窓は、目隠しと風通しの目的があるのでしょう。観光客がのぞいている中央の窓からは、兵士が凱旋した時に花がまかれたといいます。



ガラスをはめ込んだ窓もありました。



広場の片隅には、ディワニー・アームと呼ばれる一般謁見の間があります。



イスラム建築特有の何本もの柱の並びが見られます。



第二の広場から第一の広場を見下ろしたところです。右にあるのが、象のタクシーの出入り口になっている太陽の門です。周辺の丘には、万里の長城のような城壁がめぐらされています。



ガネーシャ門の内部

アンベール城では、門をくぐるたびに違った風景が広がって驚かされます。
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