都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「ロビン・ロード個展」 資生堂ギャラリー 7/8
資生堂ギャラリー(中央区銀座8-8-3 銀座資生堂ビル地下1階)
「ロビン・ロード個展」
6/6-7/30
ベルリン在住のアーティスト、ロビン・ロードの日本初個展を見てきました。ストリートカルチャー風のパフォーマンスを映像で公開します。展示室の大きな壁面がスクリーンです。
コンクリート剥き出しの壁の前に立つのは、ストリートファッションに身を纏った一人の若者でした。彼が手にしているのは白いチョーク。それを自在に操って壁に絵を描いていきます。(その様子をコマ送りで映像化。)チョークが植物の種となって地面(壁)へまかれ、じょうろで水やりすると瞬く間に成長する。やがてそれがいつの間にかベットになっていました。後は彼がその前で寝るだけです。チョークの動きが植物やベットを表現し、そこにリアルなじょうろや人物が絡んでいく。彼が乗る車もチョークで制作されました。どれも約1分ほどの短い映像でしたが、ともかくチョークによって次から次へと新たな空間が創造されていきます。まさに画家としてチョークで絵を描き、まるで魔術師のように生命を与えていく。壁の前にてモノと場が生成されていきます。
少々物足りなさが残ったのも事実ですが、何が起るのかというハプニング的な要素も見逃せない点かと思いました。ぶらり立ち寄るにはピッタリの展覧会かもしれません。今月末までの開催です。
「ロビン・ロード個展」
6/6-7/30
ベルリン在住のアーティスト、ロビン・ロードの日本初個展を見てきました。ストリートカルチャー風のパフォーマンスを映像で公開します。展示室の大きな壁面がスクリーンです。
コンクリート剥き出しの壁の前に立つのは、ストリートファッションに身を纏った一人の若者でした。彼が手にしているのは白いチョーク。それを自在に操って壁に絵を描いていきます。(その様子をコマ送りで映像化。)チョークが植物の種となって地面(壁)へまかれ、じょうろで水やりすると瞬く間に成長する。やがてそれがいつの間にかベットになっていました。後は彼がその前で寝るだけです。チョークの動きが植物やベットを表現し、そこにリアルなじょうろや人物が絡んでいく。彼が乗る車もチョークで制作されました。どれも約1分ほどの短い映像でしたが、ともかくチョークによって次から次へと新たな空間が創造されていきます。まさに画家としてチョークで絵を描き、まるで魔術師のように生命を与えていく。壁の前にてモノと場が生成されていきます。
少々物足りなさが残ったのも事実ですが、何が起るのかというハプニング的な要素も見逃せない点かと思いました。ぶらり立ち寄るにはピッタリの展覧会かもしれません。今月末までの開催です。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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私はとても好きです。
コメントありがとうございます。
>凄く格好よくなかったですか?
良かったですよ!もっと見たいくらいでした。
(そう言う意味で物足りなかったかも…。)
やっとやっと観ることできました。
「笑い展」も「日本美術が笑う」も
それぞれ想像以上でした。
それと、仰る通りロビン格好イイです!
>「笑い展」も「日本美術が笑う」も
それぞれ想像以上
早速ご覧になりましたか!とても楽しみです!
>ロビン格好イイ
生で拝見出来るなど良いですね。
スピーディーな映像もまた見事でした。