よねの備忘録

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政治を語るときは、ネトウヨです。

外部からの視線。

2008-10-07 17:46:43 | 医療の話
我々の「うで」の良し悪しは、患者サイドから見ると、
非常に解かりづらいです。
説明の解かりやすさとか接遇は、わかりやすいですが、
「うで」が全国標準か?それ以上か?はたまたメジャー級か?
これが解かりづらい。

でも、勤務医、特によねの病院のような地方中枢病院だと、
「うでの良し悪し」について、
もの凄く厳しい視線が飛んできます。

それは、「他の診療科の医者」からの視線です。

患者さんの紹介や相談の時の話ぶり、
カルテの内容、手術の様子などみていると、
その医者の大体の「うで」が解かるのですよ。

外部からの視線にたいして「恥ずかしい姿」はみせられません。

その意識が医者のうでを向上させていると思います。

よねはつきあう診療科が多いです。

脳神経外科、耳鼻科、神経内科、形成外科、口腔外科、
内科(呼吸器、血液、消化器)、外科、泌尿器科、
婦人科、整形外科、皮膚科。

これらの科の先生と「がん」について、情報のやり取りをします。

よねは「がん」だけに特化した「特殊部隊」ですから、
上記の科に関する「がん」の知識について、
「知らない」では済まされない立場です。

逆に、よねの他科の先生に対する「視線」は我ながら
「辛辣なまでに厳しい」と思います。

そうした「戦場」で得られる教訓というのは、
「教科書」にはしづらいですね。

教科書に書いてない概念も、よねの中にはあります。
まだ、そのような症例数が少ないので、
教科書や論文にはできませんが、たぶん当たっていると思う。

どこの業界でも、「お客様」の厳しい視線にさらされるのですが、
よねの世界でも、「外部からの視線」はあるわけです。

それがない世界は濁るのだと、よねは思います。

教育、公的機関がその代表。
よねの業界でも、大学内で「白い巨頭ごっこ」を
やっているようなところは(以下略)
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3 コメント

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キビシー! (duca-me)
2008-10-08 10:32:47
うちなんかの場合、常に競合他社より一歩先を行かなきゃすぐに巨大資本に市場を奪われますからねえ(^_^;)>死活問題

そのために営業は走り回ってるわけで(爆)>売り込み&評判&ニーズの調査と…

きっと「なにか」を見失ったんでしょうねえ…(-_-;)>昨今の不祥事は
 (duca-me)
2008-10-08 10:34:54
米やらうなぎやら吉兆やら…の話ね(^_^;)
Unknown (よね)
2008-10-08 15:10:11
うちの業界は「人手不足」だから、
業者間競争は少ないです。
値段も自分では決められないし・・

「過労」が問題なので、一般業界とは
違うといえば違いますね。

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