極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

蝶鮫にマイクロ波ロケット

2010年03月22日 | 農工サ融合


ともにいて ここまで無事に これたこそ 出雲の国は 底根の国や






【可動プランタとキャリア】



シラキ株立が届き鉢植えの準備をするが、ちょっ
とした重労働でも腰がだめになる感じがしたので
ホークリフトやパレット運搬台やキャスター台を
調べる。木製のプランターといえど数㌔の重量が
あり、苗木と土壌を入れると1苗当たり数十㎏と
なり、専用のキャリア(搬送機)の開発が必要だ。
もっとも、キャスター付プランターならいらない
ので、試作量産段階ではそれに切り替えるのがベ
ターだという結論になった。後は土壌
の軽量化
いう課題が残るが後日考案することに。

 





【マイクロ波とプラズマ先端技術】



核融合で使用する大電力のマイクロ波(周波数100
GHz帯、波長~2mm)を用いてロケットを打ち上げ
に成功したというのでびっくり仰天。早速ネット
検索。なるほど、プラズマ加熱・電流駆動用高出
力マイクロ波発生装置「ジャイロトロン」からご
く短時間の間に放出されたMW級のマイクロ波を、
ロケットに取りつけたパラボラ鏡で反射・集光さ
せることで、空気を燃料とするプラズマを発生さ
せ、その衝撃波を推進力として打ち上げるのか、
なるほどと感心する。

 小紫公也グループ

磁場にそって高速で回転する電子の運動をエネル
ギー源として、波長の短い大電力のマイクロ波を
発振させることを特徴とした大型の電子管。ジャ
イロトロンの名は磁場中の回転運動(ジャイロ運
動)に由来するという。その原理は、電子銃に高
い電圧をかけると強いパワーを持った電子ビーム
が生じ、この電子ビームは、磁場に沿ってらせん
運動をしながら高周波発振部(空胴共振器)に入
れ、電子ビームの回転パワーが高周波となり、電
子レンジの1000倍以上のマイクロ波パワーが発生。
エネルギーを失った電子ビームはコレクタに吸収
され、このマイクロ波をモード変換器で高周波ビ
ームに変え、内部の鏡で反射させながら人工ダイ
ヤモンド窓を通して外部に取り出というが、実感
が涌かない(テレビビデオはみたが)。



マイクロ波を長距離伝送するには、そのビーム径
を拡大する必要があり、送電側で大型のパラボラ
ミラーなどを用いてビーム径を大きく広げ、受電
側でもビームを再収束させるためのミラー系を使
用することにより、遠く離れた場所にもプラズマ
が着火する程度の強力なマイクロ波ビームを伝送
させることができるというが、この技術が確立で
きれば、宇宙空間で太陽光をエネルギー変換し、
地上に伝送すればエネルギー問題やそれに伴う、
気象変動問題が一挙に解決できる。

 Solar Power Station

2003年の実験では、マイクロ波パルスの単発での
照射により、9.5グラムのロケットを約2mの高
度まで打ち上げ、マイクロ波パルスの繰り返し照
射により、入射パワーを大幅に増大させ126グラ
ムの金属製ロケットを上昇させる推力を発生させ
たのを皮切りに、複数のジャイロトロンの使用に
よるマイクロ波の高出力化と、推力発生効率の改
善で、より重い機体をより高い高度まで打ち上げ
最終的には100キログラム程度の物資を軌道に投
入するとしているが、この実験からスピンオフ出
来る技術に期待がかかる。



※マイクロ波化学、プラズマ、高性能イオン源、
 高性能レーダー、マイクロ波推進、核磁気共鳴
 高性能セラミック、高速材料加熱、医療



【Intermission】

 super ball CM


Tiger shark.png

【鮫の外見と意外性】

  caviar
 
サメ(鮫)は、軟骨魚綱板鰓亜綱に属する魚類のうち、
鰓裂が体の側面に開くものの総称。鰓裂が下面に開
くエイとは区別される。約500 種が存在し世界中の海
洋に広く分布し、一部は淡水域にも進出する。また、
深海性のサメも知られている。ジンベエザメ(体長14
m)から最小のツラナガコビトザメ(体長22 cm)までさ
まざまであるが、平均的には1 ~3 m のものが多い。
サメを意味する言葉として、他にワニ(鰐)やフカ(鱶)
が使われることもある。

Basking shark - Cetorhinus maximus


一部のサメは絶滅の危機に瀕しているがイメージ
が悪いせいか鯨に比べ保護はあまり進んでいない

サメの起源は約4億年前の古生代デボン紀に遡り、
浅い海で進化したといわれている。初期は淡水に
適応していたという説もり、古生代後期の石炭紀
になると、様々なグループが現れ、古生代に現れ
たサメの多くは、石炭紀からペルム紀にかけて絶
滅し、現代のサメの原型は中生代に現れた。サメ
が出現したときにと大きく変化せずサメは生きた
化石とされる。

  鱶鰭

現代型のサメの多くは白亜紀に原型が出来上が
り、新生代に現代型のサメが世界中の海に放散し
て種類を増やし、特にメジロザメ類が繁栄し、多
様な環境に適応。海中における捕食と繁殖に特化
した生物と言え、4億年前から現在に至るまで形
態変化しないのは、この形態が捕食・繁殖に最も
適合した究極の進化形態だという。尚、同様に数
億年間そのままの形態でいる生き物にゴキブリや
ワニがいる。

 Cetorhinus maximus

「サメ」の語源は、その体のわりに目が小さい事
から、小さい目→小目→サメとされる説、同様の
理由で、狭い目(狭い眼)→狭目(狭眼)→サメ
という説がある。肉食性のものが多いがプランク
トン食性のもの(ウバザメなど)もいる。大型の
種はプランクトン食性の傾向が強い。肉食性の種
は魚介類や海産哺乳類、海産爬虫類、海鳥などを
獲物とする。大きな獲物を狙うものでは人間が対
象になる事もあり人食い鮫と恐れられる。

鰐(ワニ)や、鱶(フカ)という呼称も古くから
使われ、日本の古典では『古事記』や『風土記』
に「ワニ」として登場する(現在でも、出雲弁で
はサメのことをワニと言う)。『古事記』では、
大国主の因幡の白兎の伝説に登場する。また、の
ちに山幸彦こと火遠理命が娶った海神の娘、豊玉
毘売(トヨタマビメ)も、出産の際に八尋和邇(
ヤヒロワニ)の姿と化した。 志摩市磯部町には、
鮫は『龍宮の使い』であり、川を遡り、7匹の鮫が
伊雑宮に参拝するという伝承がある。

  日本文化フォーラム

古代の日本では三河国から平城京へサメを送った
木簡が出土し、愛知県知多郡南知多町の北地古墳
群や篠島の貝塚などからサメ漁に用いられたと考
えられる釣り針やサメの歯などが出土。『ものと
人間の文化史35 鮫』(矢野憲一著、法政大学出
版局発行)によれば『延喜式』にサメを食材とし
た記述があり、斎宮寮に鮫の楚割 (さめのすわや
り、干物と考えられている)が支給された記録が
あるという。この鮫の楚割が伊勢神宮の神饌とし
て供えられる干鮫である。



食材の身肉は擂り潰してかまぼこやはんぺんなど
の魚肉練り製品に加工されることが多い。サメの
肉は低カロリー、低脂質、高タンパク質、骨は全
て軟骨質なので子供から老人までが食べられる食
材であり、これまで食用の習慣のなかった地域で
も見直される動きもある。サメは体液の浸透圧調
節に尿素を用いており、その身体組織には尿素が
蓄積されている。そのため、鮮度が落ちるとアン
モニアを生じてしまい、一般の魚のような料理に
は向かない。幼魚は蓄積された尿素の量が少ない
ため意外と美味である。



蝶鮫の養殖技術はフランスが一歩先んじていると
のことだし、日本では養殖技術もありキャビア擬
きもあるので、乱獲絶滅の危機は回避されると楽
観視している。鮫料理もフルコースもあり刺身、
握り寿司もいけ、しゃぶしゃぶの試食もされてい
るが、熟鮓となると臭いが強そうだが案外受ける
かも知れないがこれってだめか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 老翁とソーラパネルの性能 | トップ | 黒ミンク鯨とソーラパネル導入 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

農工サ融合」カテゴリの最新記事