極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

菊とマイナス25%

2009年10月30日 | 環境工学システム論


夜遅く 玄関の声に合わせ にぎあう菊と 誕生祝う




新スーパースズメバチジェット(480mL)

きのうのつづき。蜂の巣騒動。リベンジというので朝
から、近くのアハヤディオ戸賀店で、小母様風の店員
が、「家でためしたが良く効くの」との推奨の「新ス
ーパースズメバチジェット」(
イカリ消毒/1980)を
早速購入。脚立を組み立て先ずは1階軒下の熊蜂の巣
を駆除(熊蜂は温和しくて人間は射さない)。次は2
階の軒下と先ずは順調に?手入れできたものの別棟の





2階の棟木下及び鬼瓦(家紋入り)周辺へは、使用し
ている脚立では小さすぎて無理でよじ登ろうとしたが
足場が不安定で途中で彼女も反対するので残念する。
地下足袋があれば登れたんだがと悔しさまぎれに言う
と、彼女に歳を考えろと一喝される。しかし、地下足
袋(足の裏にゴム底がつき、足の指が親指と残りの二
股に分かれている作業労働用の足袋で、足のつま先に
力が入りやすいというのが特徴である。履物を履かず
に「直に」土の上を歩くための「足袋」の意味をもつ。
「地下」は当て字)は、いまや世界語ともなる優れも
のだ。2円千円もだせば買えるので彼女には内緒に買
うことに。




メトフルトリン(商品名SumiOne(R),エミネンス(R)」)
は住友化学が独自発明、開発した新規殺虫剤であり、
哺乳動物への低毒性に加えて,蚊に対する高活性と適
度な常温揮散性を有し、蚊取り線香などの加熱蒸散製
剤のみならず、電池式蚊取りや自然蒸散型製剤などユ
ニークな製品に使われている。



LCA比較

※「産業連関表による環境負荷単位DB

もう1つ、林業の成長戦略のつづき。速水林業(代表:
速水享)は、20002月、速水林業の森林(1070ha)は
国際的機関であるFSC(森林管理協議会、本部ドイツ・
ボン)の認証を日本国内で初めて取得しているが、速
水林業では木材1m3につき、693MJ のエネルギーを消
費し、二酸化炭素 48kg を排出している。693MJ とは、
石油1リットルを29MJと換算した場合、石油約 24リッ
トル分に相当。これは日本の木材生産における平均的
なエネルギー消費量に比べると半分程度という。また、
速水林業の森林では 1 年間に3,200 t の二酸化炭素を吸
収する。これは、速水林業の木材生産で排出される二
酸化炭素の16 倍以上を吸収するという。

 スキディングローダー

速水林業のノウハウや森林経営を参考にしながら、政
策に繁栄すると、雇用と環境はなるほど両立するかも
せれないが、経営はどうなるのかというこということ
だ。その前提として(1)輸入木材規制を復元するの
か?(2)木材市場の拡大への政府産助予算担保は?
(3)政府の林業自立支援への政府産助予算担保は?
の3つとそれに先行する計画が具体的に示されば了解
できる。

 タワーヤーダ&ハーベスター

これは、速水享がいう「森林には地球温暖化の防止だ
けでなく、国土の保全や水源の涵養、多様な生態系の
保全などの機能があり、毎年、70兆円以上の機能を発
揮しているという指摘もある。それに対して、木材生
産は3600億円しかない。この3600億円で多様な機能を
発揮し続けるというのは実は大変だ」「間伐や作業道
整備など森林整備の公的な補助金なしでは自信がない」
という思いとリンクする。

 速水享

まとめよう。(1)森林整備専門の公的(=民営)機
関の暫定創設、(2)森林生産資材のリース&レンタ
ル公的(民営)機関の暫定創設、(3)コンパイル、
カードレール等の木質機材市場の開拓と政府の産助支
援、(4)バイオマス法の立法とバイオマス産出品の
生産・消費循環の喚起と関連法規の整備の4つの具体
化ではないかと遅まきながら思いついたものを列記し
てみて腑に落すことに。



【本格化するエネルギーフリー時代】



さぁ、太陽光発電の余剰電力買い取り制度が11月 1日
に始まる。 同制度の根拠法となる「
エネルギー供給
構造高度化法
」について省令や告示など所要の命令が
9月31日に整備され、同制度は太陽光の余剰電力を一
定価格で買い取ることを電力会社に義務付ける。買取
価格は住宅用で現状の2倍程度の1kWあたり48円。非
住宅用で同24円。同制度の導入に伴い「
新エネルギー
利用特別措置法(RPS法
)」の利用目標量も見直す。

あれもこれもできないが、先ずは我が家の改造を計画
するのが一番と思いつつブログしている。但し、彼女
は否定的だが ^^;。






【彦根城をめぐる話題】



彦根市の鳥居本地区で18日、とりいもと宿場まつりが
開かれた。まつりの中では佐和山城研究会代表の田附
清子さんが「佐和山城と石田三成の城下町」をテーマ
に講演。「彦根城は築城後しばらく、佐和山城と呼ば
れていた」というあまり知られていない歴史を紹介。
慶長11年(1606年)に彦根城天主が完成した後も数年
間は古図などで佐和山城と記されていたという(「

が 彦根新聞
」)。





また、高祖父に明治天皇の血を引く
環境学者竹田恒泰
は彦根城を訪れ、彦根城が天守が大津城、天秤櫓が長
浜城、太鼓門櫓が佐和山城(推定)という風に「移築」
という-新築よりも高い技術が要求される「リユース」
を徹底した城造りで徳川の天下普請を行ったと評価し
ている(「環境ビジネス」09年12月号)。その彼が自
らのブログで「
CO2地球温暖化説の幻想」を開陳して
いる。天皇はエコロジストである。竹田恒泰が「環境
リスク本位制」を現在の政治経済の世界的幻想基軸と
するわたし(たち)と立場を異にする。が、改めて、
「神学論争」をコメントするつもりはなく粛々と「破
局回避」に向け後世から指弾されないために「死者た
ちの民主主義」として行動するだけだ。


Kiku yellow01.jpg 輪菊

家菊(学名:Chrysanthemum x morifolium、シノニム:Ch-
rysanthemum x grandiflorum Kitam
.)とは、キク科キク属の
植物。野生種は存在せず、中国で1500年ほど前にチョ
ウセンノギク(C. zawadskii var. latilobum)とハイシマカ
ンギク(C. indicum var. procumbens)を親に交配によっ
て生まれたとされている。交配親はとされる。秋に咲
く花であるが、短日性植物で、電照などを用いた作型
の分化により、周年供給されている。食用にする「も
ってのほか」などの品種もある(食用菊を参照)。一
般に、日本で観賞用多年草植物として発展した系統、
品種群を和菊、西ヨーロッパに渡り育種されて生まれ
た系統、品種群を洋菊と呼ぶ。



 菊花紋章


庭先の菊のつぼみも綻び、いままさに咲かんとしてい
るが11月はじめには開花するだろう。そんなことを考
え、きょうが誕生日の息子の帰宅を待ちかね、お祝い
で向かえる。まんざらでもない反応だ。玄関の先の菊
が戸を開か放たれると同時に、菊の花の香りが部屋に
満ちるかのように息子の反応嬉しかったと歌を描く。
大輪咲きも鮮やかな「キク」。花言葉は「愛情」「高
貴」。

                


 

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