極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

エネルギーフリー社会を語ろう

2017年04月20日 | 環境工学システム論

            人みな有用の用を知りて、無用の用を知るなきなり
               
                                           「人間世」(じんかんせい)   
  

                                                 

        ※ 膏火(こうか)は自ら煎(つ)く:才によってみずから禍を招くことの
         たとえ。狂接輿(こうせつよう:この「狂」は変人とい
った程度の意味)
         が孔子を批判するはなしは、『論語』微子篇にもある。そこでは接輿は
        、
界の救済を目ざした孔子の努力が、いかに危険であるかを訴え、政治
         から手をひいて隠者になれと、孔子によびかけている。『論語』の接輿
         は、未来への希望をつなぎとめているのだが、ここでは希望などは問題
         にしていない。孔子に代表されるような作為にみちた生き方を批判する
         とともに、無用の用という、価値の転倒を説いている。荘子にとっては、
         自然に同化し、自然の生を全うすることこそ、最高の価値なのである。
         鳳凰とは、聖王が現われれば飛んでくるという想像上の鳥だが、ここで
         は孔子擬している

 

    

 読書録:村上春樹著『騎士団長殺し 第Ⅰ部』  

   16.比較的良い一日 

  その夜、私はなかなか寝付けなかった。スタジオの棚に置いた鈴が夜中に鳴り出すのではない
 かと不安だったからだ。もし鈴が鳴り出したら、いったいどうすればいいのだろう? 頭から布
 団をかよって、そのまま朝まで何も聞こえないふりをすればいいのか? それとも懐中電灯を手
 に、スタジオまで様子を見に行くべきなのか? 私はいったいそこで何を見出すことになるのだ
 ろう?

  どうするべきか心を決めかねたまま、私はベッドの中で本を読んでいた。しかし時刻が二時を
 過ぎても鈴は鳴り出さなかった。耳に届くのは夜の虫の声だけだった。本を読みながら五分ごと
 に枕元の時計に目をやった。ディジタル時計の数字が2:30になって、私はそこでようやく安
 堵の息をついた。今夜はもう鈴は鳴らないだろう。私は本を閉じ、枕元の灯りを消して眠った。

  翌朝七時前に目が覚めたとき、鍛初にとった行動はスタジオに鈴を見に行くことだった。鈴は

 昨日私かそこに置いたまま、棚の上にあった。太陽の光が山を明るく照らし、カラスたちがいつ
 もの販やかな朝の活動にかかっていた。朝の光の中で見ると、その鈴は決して禍々しいものには
 見えなかった。過去の時代からやってきた、よく使い込まれたただの素朴な仏具に過ぎなかった。

  私は台所に戻り、コーヒーメーカーでコーヒーをつくって飲んだ。固くなりかけたスコーンを
 トースターで温めて食べた。それからテラスに出て朝の空気を吸い、手すりにもたれて、谷の向
 かい側の免色の家を眺めた。色づけをした大きな窓ガラスが朝日を受けて眩しく光っていた。た
 ぶん週に一度のクリーニング・サービスの中にはすべてのガラスの清掃も含まれているのだろう。
 そのガラスは常に美しく、眩しく保たれていた。しばらく眺めていたが、テラスに免色の姿は現
 れなかった。我々が「谷間越しに手を振り合う」という状況はまだ生まれていない。

  十時半に車に乗ってスーパーマーケットに食品の買い物に行った。戻ってきて食品を整理し、
 簡単な昼食をつくって食べた。豆腐とトマトのサラダと握り飯がひとつ。食後に濃い緑茶を飲ん
 だ。そしてソファに横になってシューベルトの弦楽四重奏曲を聴いた。美しい曲だった。レコー
 ド・ジャケットに書かれている説明を読むと、この曲が初演されたとき、「新しすぎる」という
 ことで聴衆のあいだには少なからず反撥があったということだった。どこが「新しすぎる」のか
 私にはよくわからなかったが、たぶんどこかしら当時の古風な人々の気に障るところがあったの
 だろう。

  レコードの片面が終了したところで急に眠くなり、毛布を身体の上に掛け、ソファの上でしば
 らく眠った。短いけれど深い眠りだった。眠ったのはおそらく二十分くらいのものだろう。いく
 つか夢を見たような気がする。しかし目覚めたときに、どんな夢だったか忘れてしまった。そう
 いう種類の夢がある。繋がりのないいくつかの断片が交錯するように現れる夢だ。断片のひとつ
 
ひとつにはそれなりの質量があるのだが、それらは絡み合うことでお互いを打ち消しあってしま
 う。

  私は台所に行って、冷蔵庫で冷やしたミネラル・クォーターをボトルからそのまま飲み、身体
 の隅の方に雲の切れ端のように居残っている眠りの残滓を追い払った。そして自分は今、一人き
 りで山の中にいるのだという事実をあらためて確認した。私はここで一人で暮らしている。何か
 しらの運命が、私をこのような特別な場所に運び込んできたのだ。それからまた鈴のことを思い
 出した。雑木林の奥のあの不思議な石室の中で、いったい誰がその鈴を振っていたのだろう。そ
 してその誰かは今、いったいどこにいるのだろう?

  絵を描くための服に着替え、スタジオに入って、免色の肖像画の前に立ったときには、時刻は
 午後二時を過ぎていた。私はだいたいいつも午前中に仕事をすることにしている。午前八時から
 十二時というのが、私が画作にいちばん集中できる時間だった。結婚していたときにはそれは、
 妻を仕事に送り出して一人になったあとの時間を意味していた。私はそこにある「家庭内の静け
 さ」のようなものが好きだった。山の上に越してきてからは、豊かな自然が惜しみなく提供して
 くれる、朝の鮮やかな光と混じりけのない空気を好むようになった。そのように毎日同じ時間帯
 に同じ場所で仕事をすることは、私にとって昔から大事な意味を持っていた。反復がリズムを生
 み出してくれる。しかしその日は、前夜にうまく眠れなかったせいもあって、午前中をとりとめ
 もなく過ごしてしまった。だから午後になってスタジオに入ることになった。

  私は作業用の丸いスツールに腰掛けて両腕を組み、ニメートルほど離れたところから、その描 

 きかけの絵を眺めた。私はまず免色の顔の輪郭だけを細い絵筆で描き、そのあと彼がモデルとし
 て私の
 前にいた十五分ほどのあいだに、そこにやはり黒色の絵の具を使って肉付けをおこなっ
 て
いた。それはまだただの粗っぽい「骨格」に過ぎなかったが、そこにはうまくひとつの流れが
 生
まれていた。免色渉と雨に濡れた雑木林のもたらす緑色。自分自身に向かって、何度か小さく
 肯きさえした。それは絵に関して、私かずいぶん久しぷりに感じることのできた確信(のような
 もの)だった。そう、これでいい。この色が私のほしかった色だ。あるいはその「骨格」自体が
 求めていた色だ。それから私はその色を基にして、いくつかの周辺的な変化色をこしらえ、それ
 らを適度に加えて全休に変化をつけ、厚みを作っていった。

  そうしてできあがった画面を眺めているうちに、次の色が自然に順に浮かんできた。オレンジ
 ただのオレンジではない。燃えたつようなオレンジ、強い生命力を感じさせる色だが、同時にそ
 こには退廃の予感が含まれている。それは果実を緩慢に死に至らせる退廃かもしれない。その色
 作りは、緑のときより更にむずかしかった。それはただの色ではないからだ。それはひとつの情
 念に根本で繋がっていなくてはならない。運命に絡め取られた、しかしそれなりに揺らぎのない
 情念だ。そんな色を作り出すのは簡単なことではない、もちろん。しかし最終的には私はそれを
 作りあげた。私は新しい絵筆を手に取り、キャンバスの上にそれを走らせた。部分的にはナイフ
 も使った。考えないことが何より大事だった。私は思考の回路をできるだけ遮断し、その色を構
 図の中に思い切りよく加えていった。その緑を描いている間、現実のあれこれは私の順の中から
 ほぼ完全に消え去っていた。鈴の音のことも、聞かれた石室のことも、別れた妻のことも、彼女
 が他の男と寝ていることも、新しい人妻のガールフレンドのことも、絵画教室のことも、将来の
 ことも、何ひとつ考えなかった。免色のことすら考えなかった。私か今描いているのは言うまで
 もなく、そもそも免色の肖像画として始められたものだったが、私の頭にはもう免色の順さえ思
 い浮かばなかった。免色はただの出発点に過ぎなかった。そこで私かおこなっているのは、ただ
 自分のための絵を描くことだった。

  どれくらいの時聞か経過したのか、よく覚えていない。ふと気がついたときには室内はずいぶ
 ん薄時くなっていた。秋の太陽は既に西の山の端に要を消していたが、それでも私は灯りをつけ
 るのも忘れて仕事に没頭していたのだ。キャンバスに目をやると、そこには既に五種類の色が加
 えられていた。色の上に色が重ねられ、その上にまた色が重ねられていた。ある部分では色と色
 が微妙に混じり合い、ある部分では色が色を圧倒し、凌駕していた。

  私は天井の灯りをつけ、再びスツールに腰を下ろし、絵を正面からあらためて眺めた。その絵
 がまだ完成に至っていないことが私にはわかった。そこには荒々しいほとばしりのようなものが
 あり、そのある種の暴力性が何より私の心を刺激した。それは私か長いあいだ見失っていた荒々
 しさだった。しかしそれだけではまだ足りない。その荒々しいものの群れを統御し鎮め導く、何
 かしらの中心的要素がそこには必要とされていた。情念統合するイデアのようなものが。しか
 しそれをみつけるためには、あとしばらく時間を置かなくてはならない。ほとばしる色をひとま
 ず寝かさなくてはならない。それはまた明日以降の、新しい明るい光の下での仕事になるだろう。
 しかるべき時間の経通がおそらく私に、それが何であるかを敦えてくれるはずだ。それを待たな
 くてはならない。電話のベルが鳴るのを辛抱強く待つように。そして辛抱強く待つためには、私
 は時間というものを信用しなくてはならない。時間が私の側についていてくれることを信じなく
 てはならない。

  私はスツールに腰掛けたまま目を閉じ、深く胸に息を吸い込んだ。秋の夕暮れの中で、自分の
 中で何かが変わりつつあるという確かな気配があった。身体の組織がいったんばらばらにほどか
 れて、それがまた新しく組み立て直されていくときの感触だ。しかしどうしてそんなことが今こ
 こで、私の身に起こったのだろう? 免色という謎の人物とたまたまめぐり逢い、彼に肖像画の
 制作を依頼されたことが、結果的に私の中にこのような変化を生み出したのだろうか? あるい
 は夜中の鈴の音に導かれるように、石の塚をどかせてあの不思議な石室を関いたことが、私の精
 神にとって何かの刺激になったのだろうか? あるいはそんなこととは無関係に、私はただ変化
 の時期を迎えていたということなのだろうか? どの説をとるにせよ、そこには論拠と言えるよ
 うなものはなかった。

 「これはただの始まりに過ぎないのではないか、という気がします」と免色は別れ際に私に言っ
 た。とすれば、私は彼の言う何かの始まりに足を踏み入れたということなのだろうか? しかし
 何はともあれ私は、結を描くという行為に久しぷりに激しく心を昂ぶらされたし、文字どおり時
 が経つのを忘れて結の制作に没頭することができた。私は使用した画材を片づけながら、心地良
 い発熱のようなものを皮膚に感じ続けていた

  画材を片づけているときに、棚の上に置かれた鈴が目についた。私はそれを手に取り、二、三
 度試しに鳴らしてみた。あの例の音がスタジオの中に鮮やかに響いた。夜中に私を不穏な気持ち
 にさせた音だ。しかし今ではなぜかそれは私を怯えさせなかった。こんな古びた鈴がどうしてこ
 れほど鮮やかな音を出せるのか、意外の念に打たれただけだった。私は鈴を元あった場所に戻し、
 スタジオの灯りを消しドアを閉めた。そして台所に行って白ワインをグラスに往ぎ、それを飲み
 ながら夕食の支度をした。

  夜の九時前に免色から電話がかかってきた。
 「昨夜はいかがでした?」と彼は尋ねた。「鈴の音は聞こえましたか?」
  二時半まで起きていたが、鈴の音はまったく聞こえなかった。とても静かな夜だったと私は答
 えた。
 「それはよかった。あれ以来、あなたのまわりで不思議なことは何も起こらなかったのですね?」
 「とくに不思議なことは何も起こっていないようです」と私は言った。
 「それはなによりです。このまま何ごとも起こらないと良いのですが」と免色は言った。そして
 一息置いて付け加えた。「ところで、明日の午前中にそちらにうかがってもかまいませんか?
 できれば、もう一度あの石室をじっくりと見てみたいのです。とても興味深い場所だし」
  
  かまわない、と私は言った。明日の午前中には何の予定も入っていない。

 「それでは十一時頃にうかがいます」
 「お待ちしています」と私は言った。
 「ところで、今日はあなたにとって良い一日でしたか?」、免色はそう尋ねた。

  今日は私にとって良い一日だったか? まるで外国語の構文をコンピュータ・ソフトで機械的

 に翻訳したような響きがそこにはあった。
 「比較的良い一日だったと思います」と私は少し戸惑いながら答えた。「少なくとも悪いことは
 何も起こらなかった。お天気も良かったし、なかなか気持ちの良い一日でした。免色さんはいか
 
がでした? あなたにとっては今日は良い一日でしたか?」
 「良いことと、あまり良いとは言えないことがひとつずつ起こった一日でした」と免色は言った。 

 「その良いことと悪いことと、どちらの方がより重みを持っているか、まだ秤が決めかねて左右
 に揺れているような状態です」
  それについてどう言えばいいのかわからなかったので、私はただ黙っていた。
  免色は続けた。「残念ながら私はあなたのような芸術家ではありません。私はビジネスの世界
 に生きているものです。とりわけ情報ビジネスの世界に。そこではほとんどの場合、数値化でき
 るものごとだけが、情報としてやりとりされる価値を持っています。ですから良いことも悪いこ
 とも、つい数値化する癖がついてしまっています。良いことの方の重みが少しでもまされば、た
 とえ一方で悪いことが起こっていても、それは結果的に良い一日になります。というか、数値的
 にはそうなるはずです」

  彼が何を言おうとしているのか、私にはまだわからなかった。だからそのまま口を閉ざしてい
 た。

 「昨日のことですが」と免色は続けた。「ああして地下の石室を開いたことで、私たちは何かを
 失い、何かを得たはずです。いったい何を失い何を得ることができたのでしょう。そのことが
 私には気にかかってならないのです」

  彼は私の返事を待っているようだった。

 「数値化できるようなものは何も得ていないと思います」と私は少し考えてから言った。「もち
 ろん今のところは、ということですが。ただひとつ、あの古い鈴のような仏具は手に入りました。
 でもそんなものは実質的には、たぶん何の値打ちも持たないでしょう。由緒ある品でもないし、
 珍しい骨董品でもありませんから。その一方で、失ったものはわりにはっきり数値化できるはず
 
です。そのうちに造園業者からあなたのところに請求書が届くでしょうから」
 
  免色は軽く笑った。「大した金額じやありません。そんなことは気にしないでください。私の

 気にかかるのは、私たちがそこから受け取るはずのものをまだ受け取っていないのではないか、
 ということなのです」
 「受け取るはずのもの? それはいったいどのようなものですか?」
  免色は咳払いをした。「さっきも申し上げたとおり、私は芸術家ではありません。それなりの
 直観のようなものは具えていますが、残念ながらそれを具象化する手だてを持ち合わせていない。
 その直観がどのように鋭いものであれ、それを芸術という普遍的な形態に移し替えることができ
 ないのです。私にはそのような能力が欠けています」

  私は黙って彼の話の続きを持っていた。

 「だからこそ私は芸術的、普遍的具象化の代用として、数値化というプロセスをこれまで一貫し
 て追究してきました。何によらず、人がまっとうに生きていくためには、依って立つべき中心軸
 が必要とされますから。そうですね? 私の場合は直観を、あるいは直観に似たものを、独自の
 システムに従って数値化することによって、それなりの世俗的な成功を収めてきました。そして
 その私の直観に従えば――」と彼は言って、しばらく沈黙した。しっかりした密度を持つ沈黙だ
 った。「――
そしてその私の直観に従えば、私たちはあの掘り起こした地下の石室から、何かし
 
らを手にすることができるはずなのです」
 「たとえばどんなものを?」

  彼は首を振った。というか、
電話口で首を振るような気配が微かにあった。「それはまだわか
 りません。しかし私たちはそれを知らなくてはならない、というのが私の意見です。お互いの直
 観を持ち寄り、それぞれの具象化あるいは数値化というプロセスを通過させることによって」
  私は彼の言いたいことがまだうまく理解できなかった。この男はいったい何の話をしているの
 だろう?
 「それでは明日の十一時にお目にかかりましょう」と免色は言った。そして静かに電話を切った。

Cezanne's water paints

                                     この項つづく 

 

再生可能エネルギーの革命的技術導入とスマートグリッドの有機的で自律的で高効率相互運用
クリーン
エネルギー百パーセント社会を構築し、誰もが必要に応じて自由にエネルギー消費できる世
界の実現について語り合おう。第3回目の今夜は、❶2024年後の国内蓄電池市場予測と、❷自動
車用蓄電池をペロブスカイト太陽電池生産への再資源化技術について掲載する。


【RE100倶楽部:24年度国内蓄電池システム市場予測】

☑ 住宅/業務/公共用蓄電システム市場:16
年比で5.6倍強/約3,684億円
☑ 同上販売台数:16年比で、11.4倍となる41万9,500台

今月17日、市場調査会社のシード・プランニングは、住宅やオフィス、避難所、発電所などに設置
される「定置用」を対象とした調査で、1kWh以上の製品を主要調査対象。キャスターが付いている可
搬型(ポータブル)製品も定置用の対象。
移動体に搭載されている電池や電気機器用の電池、電気自
動車(EV)用電池は含まない。また大規模用(百~数万kWh)の蓄電システムも含まれていない。そ
結果、住宅用、業務用、公共産業用蓄電システムの市場規模は、16年度(653億円)と比較して
5.6倍強の3684億円になるという。戸建て住宅用蓄電システムが市場をけん引し、住宅用と業務用
で、2718億円と全体の74%を占める。

また、公共産業用は「グリーンニューディール基金」向けが多くの割合を占めている。15年度は、
90%超、16年度は80%超だ。グリーンニューディール基金が終了した16年度から市場が落ち
込み、この影響は17年度まで続くと見込むがVPP(バーチャルパワープラント)用途での出荷や、
価格低下に伴う需要拡大により、18年度から市場が回復。200年度に360億円、24年度には
966億円まで成長する。

販売台数は16年度(3万6900台)と比較して、11.4倍となる41万9500台になると予測。政府が、
14年4月に閣議決定した「エネルギー基本計画」では、「20年までに標準的な新築住宅、30年
までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」といった目標が設定され、そのためZEHを扱うハウス
メーカーやビルダー、工務店が増加し、ZEHへの蓄電システム搭載率が向上することが見込まれる。
同調査では20年にZEHの約10%、24年にはZEHの約40%に蓄電システムが搭載されると予測。

市場拡大要因として、❶「2019年問題」を挙げ、19年に太陽光発電システムの買い取り期間が
終了する住宅は40~50万戸になるとみられている。20年以降も1年当たりに15~30万戸の
住宅で買い取り期間が終了する。買い取り期間が終了した住宅では、買電から自家消費への移行が高
まるとを予想する。❷
また太陽光発電システムのパワーコンディショナー(PCS)を買い取り期間終
了に合わせて、ハイブリッド型PCS蓄電システムに交換する動きが出てくる。買い取り期間が終了す
る設置者のうち、19年度には15%程度、24年度には30%程度が蓄電システムを導入すると予
測している。

 Mar. 7, 2017

【ZW倶楽部:ペロブスカイト型太陽電池の循環】

● US 9590278 B2 自動車蓄電池のペロブスカイト太陽電池へ再資源化

効率的なペロブスカイト太陽電池を、使用済み自動車バッテリーのアノードとカソードを再使用し製
造する新規考案が公開されている。 その概要か以下の通り。完全クローズド(鉛フリーなど)を考え
るには重要な課題技術である。

【特許請求範囲】

  1. ペロブスカイト型太陽電池を製造する方法で、回収溶液に自動車バッテリーのアノードおよび
    カソードから鉛由来材料を回収する工程と、回収溶液から鉛誘導物質から回収した鉛ヨウ化物
    を合成する工程と、回収されたヨウ化ペロブスカイトナノクリスタルを回収されたヨウ化鉛か
    ら形成
    する工程すなわち回収されたヨウ化鉛ペロブスカイトナノ結晶を基板上に堆積させるこ
    ととを含む。
  2. ペロブスカイトが式(I):A x A '1-x B y B' 1-y O 3±δ・を有する、請求項1に記載の方法。 (1)式中、Aおよ
    びA 'の各々は独立して、希土類、アルカリ土類金属またはアルカリ金属であり; BおよびB 'はそれぞれ
    独立して遷移金属であり、 xは0~1の範囲にあり、 yは0~1の範囲にあり、 δは、 0~1の範囲内である。
  3. AおよびA 'は独立して、メチルアンモニウム、5-アミノ吉草酸、Mg、Ca、Sr、Ba、PbおよびBiからなる群
    から選択される請求項2に記載の方法。 B、B 'はPb、Sn、Ti、Zr、V、Nb、Mn、Fe、Ru、Co、Rh、Ni、Pd、
    Pt、AlおよびMgからなる群から選択される。
  4. 前記請求項2に記載の方法がペロブスカイトがチタン酸ストロンチウムである、
  5. 前記請求項2に記載の方法がペロブスカイトがビスマスフェライトである、
  6. 前記請求項2に記載の方法がペロブスカイトが、酸化タンタル、酸窒化タンタルまたは窒化タン
    タルであ
    る。
  7. 請求項6に記載の方法が ペロブスカイトが、タンタル酸ナトリウム、酸化ジルコニウム/酸窒化
    タンタル、
    酸窒化タンタル、酸窒化タンタル、窒化タンタルまたは窒化タンタルのジルコニウム
    である。
  8. ペロブスカイトが式(Ⅱ):A x B y X 3)(式中、Aはメチルアンモニウムまたは5-アミノ
    吉草酸であり、 BPbまたはSnであり; XI、BrまたはClであり; x0~1の範囲にあり、 y
    0~1の範囲である。
  9. 前記請求項1に記載の方法が カーバッテリーのアノードまたはカソードが硫酸鉛(PbSO4)を含
    む。
  10. 前記請求項1に記載の方法が ヨウ化鉛が室温で合成される。
  11. 前期請求項1に記載の方法が、回収されたヨウ化鉛を合成するために、過酸化水素が添加される。
  12. 前期請求項1に記載の方法が、自動車バッテリーのアノード及びカソードからの回収溶液として
    鉛由来材料の回収のPbO2が含まれる酸性溶液への過酸化物の添加を含むものである。

尚、詳細は説明下図表写真(抜粋)をダブクリ参照願う。

 

 

  

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