極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

山葵を練り込む。

2011年01月11日 | WE商品開発



絶えきれず ニ歩後退の 吾よりも 追い詰められた 若者が眠る


【家畜・家禽伝染病の蔓延】

 

政府は25日からワクチン接種を開始。消毒と殺
処分の3本立て対策で臨んでいるが、終息まで
の期間や被害規模が過去最大となるのは確実だ。
政府はワクチン接種対象地域を広げるなどして
いるが「当局の防疫対処能力が限界に来ている
のではないか」(聯合ニュース)との指摘も出
ている。対策本部によると、国内で豚は1千万
頭牛は340万頭を飼育。殺処分は全体の3.4%で
牛・豚肉価格にまだ大きな変動はない。

一方、日本の非政府組織(NGO)「救え!北朝
鮮の民衆/緊急行動ネットワーク」(RENK)代
表の李英和関西大教授に入った情報によると、
北朝鮮でも口蹄疫が発生しているという。協力
者の話では、1週間ほど前、平壌東部の江東郡
九賓里にある畜産団地で発生し、家畜が死んで
いるという。

この口蹄疫ウイルスが、昨年春に日本の宮崎県
で発生した口蹄疫ウイルスと遺伝子配列がほぼ
同一だと朝日新聞が8日に報じている。同紙に
よると、日本の農林水産省が韓国政府の分析結
果、韓国で大流行している口蹄疫ウイルスの遺
伝子配列の99%以上が宮崎の口蹄疫ウイルスの
遺伝子配列と一致すると明らかにしたと伝えた。
韓国政府当局は当初、今回の口蹄疫発生初期に
ウイルスが東南アジア地域から流入したと推定
するという見解を明らかにしていた。

昨年4~7月に宮崎県では口蹄疫で約28万9000頭
の牛と豚などが殺処分
された。当時農林水産省
の検証委員会は中間報告書で、アジア地域の口
蹄疫発生国から日本に流入したとみられると推
定した。感染ルートを特定することはできなか
ったが、宮崎空港と仁川空港を結ぶ週3便の直
行便で往来する人と物を通じて流入した可能性
にも言及
された。 

一方、日本の農林水産省は韓国からの口蹄疫流
入を遮断するため空港と港湾などに対する検疫
を強化することにした。宮崎空港は空港建物出
入口と国際線搭乗通路に農家で使う消毒用マッ
トを敷き、韓国語と英語など4カ国語で協力を
要請する看板を立てた。
福岡市の博多港国際タ
ーミナルは釜山から到着した快速船から降りる
乗客らの靴を消毒するためのマットを常設する
ことにしたという。



直感的にこれは非常にまずいことになったと思
うと同時に韓国政府への批判が高まり、北朝鮮
政府の対応如何では一挙に朝鮮半島の情勢が一
気に悪化する可能性が出てくるだろう。このよ
うに考えてみると『嵐と秋葉の年頭目標』の予
感の序章ともいえる。この件で言えることは「
口蹄疫」にしろ「鳥インフルエンザ」にしろ、
全球的規模での交通量の急増と人類の生態系へ
の影響力が引き金となっていることが明確にな
りつつある。豪州やドイツの洪水が報道されて
いるように地球温暖化(=自滅型社会現象)が
予測を超えて顕在化してきている。日本政府は
党内派閥の煩瑣なことに拘泥するのではなく、
中長期的な指針を持って行動
で示すべきだ。



韓国で家畜伝染病の口蹄疫が全土へ広がる勢い
だ。韓国農林水産食品省は11日、感染拡大によ
り、殺処分された家畜が140万頭
を超えたこと
を明らかにした。これは宮崎の約5倍に相当
内訳は、牛約11万頭、豚約129万頭、ヤギ約3
千頭、鹿約1千頭。これらは4種類全体の約
10.3%にあたるという。 韓国政府は昨年、家
畜疾病危機警報を最高の「深刻」に格上げし、
対策本部を設置。事実上の非常事態に相当する。
11月に東部の慶尚北道安東市の農場で初めて豚
の感染が確認され、その後、約200キロ離れた
北西部の京畿道や北東部の江原道に拡大。28日
には中部・忠清北道でも確認、これまで4道と
仁川市の5広域自治体の29市郡で発生。政府は
畜産関係車両の移動が拡大の原因とみている。

構造

【山葵を練り込む】

アリルイソチオシアネート(allyl isothiocyanate;
アリルイソチオシアナートあるいはイソチオシ
アン酸アリル)は、ワサビ、カラシ、大根など
アブラナ科の植物に含まれる辛味成分である。
カラシ油から得られる精油成分であり、これ自
体を「カラシ油」と呼ぶこともある。植物に直
接は含まれず配糖体(シニグリン)として存在
し、すりおろすなどして酸素に触れると酵素ミ
ロシナーゼの影響で生成する。植物の老化を早
めるエチレンガスを抑制する効果がある。イソ
チオシアン酸エステル類(R・N=C=S)は天然
ガイシ(芥子)中に配糖体(図1)として広く
存在し、特有の強烈な刺激臭をもっている。ア
リルイソチオシアネートは1959 年にイソチオ
シアネート類から分離され,新たに食品添加物
に指定された。食品香料としての用途のほかに、
近年は食中毒菌に対する抗菌性が注目され、各
種の製剤の開発も行われている。適量の摂取は、
抗癌作用、抗菌作用などの効果を示すが、大量
に摂取すると有害で、1996年には兵庫県で牛が
中毒を起こした。人工的にはチオシアン酸カリ
ウムとヨウ化アリルから合成する。


製法としては、合成法とガイシからの抽出法が
あるが、現在では主として合成法により製造さ
れる。

 

・合成法:塩化アリルとチオシアン酸塩をエタ
ノール中で加熱反応させ,生じたイソチアン酸
アリルを蒸留して沸点148~154℃ の留分をとる
(図2)。

・抽出法:黒ガイシ,白ガイシまたは日本産ア
リルイソチオシアネート
Allyl isothiocyanateガイ
シを圧搾し
て脂肪油を除去したのち、そのかす
を磨砕、温湯を加えて酵素分解し、水蒸気蒸留
する。



国内では日本テルペン化学が生産している。同
社は1919年にしょうのう、しょうのう油の加工
から発足し、第二次大戦後はテルペン分野の総
合的な研究開発を基礎として広範囲な有機ファ
インケミカル分野で、医療、農薬、香料、有機
過酸化物などに進出。国内需要は生産・輸入量
と同じく約30トンである。用途はワサビ、カラ
シなどの香辛料用の食品香料であり、練りワサ
ビ、練りカラシなどに広く使用されている。




強い臭気と刺激性があり、添加量はごく少ない。
近年、本品の抗菌性が注目され、各種の用途展
開がされている。食中毒菌である大腸菌やサル
モネラ菌、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌など
をはじめとする各種細菌類や、カビ、酵母など
に対して強い抗菌力があるとされ、抗菌剤とし
て水系製剤、水系粉末製剤、フィルム製剤、カ
プセル製剤などの開発が行われている。

 

洋辛子、唐辛子や茶カテキンなどと殺菌、防黴
効果が確認されているのため、塗料、フィルム
などの薄膜として練り込む或いは多層膜形成し
使用する試みがなされている。
アリルイソチオ
シアネート価格は、
4,000~7,000 円/kg  といわ
れ、国内売上高
は2~3億程度であるが、消臭
ゴミ袋や日用品の抗菌グッツ、或いは今回の口
蹄疫などの伝染病の蔓延防止製品などとして有
効性が確認できれば用途はぐ~っと広がる。ま
た、用途形態別には、スプレー液にするか、フ
ィルムか、寿命性からみると比較的短時間の建
造物や建材への塗装と限定さるけれども、世界
市場に『Wasabi
』として意匠商標として独占的
に販売できれば2百億円規模の市場が誕生する
可能性は充分にあるように思える。
               
                   
       

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