極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

回生ブレーキの進化

2012年09月13日 | 環境工学システム論

 

【進化するスニーカ】

新型スズキのワゴンRが話題だ。家ではこの福祉タイプをスニーカとして使っている。大変
便利でお気に入りだ。ただ、馬力はないので坂道などは急速にスピードが落ちるが、普段は
ひとり乗りだからこれでかまわない。今回の新型車は独自の回生ブレーキシステムで燃料消
費量を抑えていることと、エンジン燃焼休止中もエアコンを効かせることができることが特
徴。この原理は、ブレーキペダルの踏込みに応じて作動する機械式ブレーキ装置と、制動時
に作動する回生ブレーキ装置と、走行用モータへ電力供給する回生ブレーキ装置からの発生
電力で、充電バッテリと、バッテリから選択的に電力供給し作動流体に必要な加圧付与装置
を有する電気自動車の回生ブレーキ装置用制御装置(下図参照)。また、充電量検出装置で
バッテリの充電量を検出して、被牽引状態検出装置から被牽引状態が検出されると、制御装
置で回生ブレーキ装置を作動させ、バッテリ充電量が足らなくなった場合にも機械式ブレー
キ装置により十分な制動力を発生させ必要に応じ良好に確実に制動するというものだ。

 

 

特開平07-031005(特開平11-115745)

動力を制御するといっても、フェード現象、ベーパーロックなど生じないようにしなければ
ならない。このように、自動車のエンジンコントローラだけでなく回生ブレーキシステムや
付属機能コントローラなど緻密な制御を必要とする。いつものことではあるが、デジタル技
術なしでは実現できない。と、いえ自動車各社の燃費競争の速度はすさまじい。スズキは、
ワゴンRアイドリングストップの燃料消費量が 23.6㎞/Lであったが、こんかいの渡辺謙が出
演するWFXEシリーズは、27.8~28.8km/Lと20%の燃費向上させている。因みに、ダイハツム
ーブLは 27.0㎞/L、ホンダ ゼストGは18.6㎞/Lと5%、50%の優位差をつけている。「た
かが軽四輪という時代}は確実に終わる時代だ。

 


デジタル革命は、高度資本主義社会、電子情報通信技術の進展とともに胎動し産み落とされ、
現代進行中である。反面、急速に膨張した人類の経済活動は、エコロジカル・フットプリン
トでの環境容量を遙かに凌いでしまった(中略)21世紀の最大の課題は「地球環境ガバナン
ス」であり、地球環境劣化、人口増加、南北格差拡大等の人類社会の持続可能性(サステナビ
リティ)の問題を解決しなければ人類が滅亡するような破局を否が応でも想定しなければなら
なくなったことだ。民主的な社会では、個々の人々がサステナビリティに関する十分な知識
を有して、判断し、行動するのでなければ「地球環境ガバナンス」という目標を達成するこ
とは到底不可能だ。このような意味で、人々がいつでもどこでも必要な情報にアクセスでき、
リスクと便益とを考慮して意志決定し、行動し、意見を述べ、政策決定に参加し得る高度情
報化社会、ユビキタス社会の実現が、人類社会の持続可能性を高める前提となる(『GIな
磁気抵抗メモリ』)と書いたように、これらの技術が連関し、いま考察進行中の現在の『環
境システム工学論』へとつながっていくのだが、現実はこのように絶え間ない競合的技術改
良が進行していることに驚きと好奇心をもって看つめている。

 

 


【万能調味料百花繚乱】

  『塩ヨーグルトをはじめよう』の表紙画像

万能調味料の商品開発競争が激化模様だ。その背景として、共働きや子育て中の多忙な主婦
に人気で売り上げを伸ばしているのが、いろいろ調味料を合わせなくてもそれひとつで味が
決まる「万能調味料」。総務省の家計調査でも、そのまま多くの料理に使えるめんつゆの売
り上げが徐々に伸び、1994年は1世帯あたりのめんつゆとしょうゆの支出が逆転。「塩麹」
がブレイクした理由も健康効果や味もさることながら、これだけで手軽に味付けが完成する
万能調味料としての便利さが大きい。大手しょうゆメーカーのキッコーマンでは、つゆやお
そうざいの素「うちのごはん」の売り上げが順調に伸びているという。しかし、これは日本
料理、和食系についてだろうか?塩麹はグローバル化できるだろうか?そして、つい最近、
塩ヨーグルトが話題になったが、塩ヨーグルトは日本以外にすでにつくられ食べられてきた
し、プレーンヨーグルトと塩を適量かき混ぜ、コーヒー用濾紙にいれラップし冷蔵庫に入れ
水切りすれば簡単にできる。つまり、塩麹はそのまま買ってくるのだが、これは自宅で発酵
食品のヨーグルトを買ってきて塩とブレンドするのだが、改良されて新しい「塩ヨーグルト」
として商品化されるだろう。をんなことを考えていると『発酵食品立国』(発酵食品立国の
)ならぬ『グローバル調味料立国』というニューカマー領域が日本から打ち立てられるこ
とになるが、この開発企画は急いだ方が良い。なぜ?それはそれぞれ考えていただければ幸
甚だ。

サントリー ウォッカ 100プルーフ 720ml

それにしても、毎日いろんなことが起きていて、驚かせ、あるいは怒ったり涙ぐんだりして
実に多様だ。毎日が面白すぎて、時間がますます貴重となる。最近はビールだけでなく、サ
ントリーヴォッカを口にするようになってから、アルコール度×ジム疲れ?でそのままソフ
ァに寝込んでしまう。あなたはどうしてそんなに忙しないとのと、彼女が叱咤しているのか
諦めの嘆きともつかずにあきれ顔し、わたしの顔をのぞきこむ。そんな夕食の一幕があった。

                                  
 

 

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