極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

アジアンタムと究極の成長戦略

2009年12月10日 | EMF安全保障


年かさね 若き日の君 吾を超し アジアンタムと ソファーに横たう



【究極の成長戦略】

 西村いくこ

植物の表面にある二酸化炭素を吸収する穴「気孔
」の数を増やす方法を、京都大大学院理学研究科
西村いくこ教授(植物分子細胞生物学)らの研
究チームが世界で初めて発見し、10日付(日本時
間)の英科学誌「ネイチャー」(電子版)に掲載
された。西村教授等は、10月15日にも、細菌が感
染したアブラナ科の植物が、
細胞の一部を犠牲に
して病原体と“心中”する防御のメカニズムを世
界で初めて突き止め
、研究成果が15日付の米科学
誌「
ジーンズ・アンド・ディベロップメント」(
電子版)に掲載している。さらに、1987年には彼
女自身により、動物のアポトーシス(=プログラ
ムされた細胞死のこと)の実行因子と、死に至る
メカニズムを
解明している。「液胞プロセシング
酵素(VPE:Vacuolar Processing Enzyme)」と名付け
たタンパク質は、実は過敏感細胞死の実行因子で
あることを突き止めている。



高等植物の液胞は細胞内の不要物質を蓄積、分解
するための
オルガネラであり、液胞は種子形成時
にタンパク質を大量に蓄積するタンパク質となり、
発芽時に蓄積したタンパク質を分解する一方で、
病原菌感染時には液胞は自ら崩壊することで、素
早く感染細胞を死に至らせる役割を果たす。但し、
細胞に
アポトーシスを起こさせるシグナル伝達
路を構成するカスパーゼ(caspase)は未解明。

模式図

気孔は、二酸化炭素を吸い込むことによって光合
を助ける役割を持つ。気孔を増やして二酸化炭
素の吸収率が上がれば、植物内で生産される
デン
プン
が多くなり作物の増産につながるほか、地球
温暖化問題の改善にもつながりのではと期待され
ている。西村教授らはシロイヌナズナを使い、気
孔の形成時に働いている遺伝子を網羅的に解析し
遺伝子の一つが作る小さなタンパク質に気孔(ス
トーマ)を増やす働きがあることを確認し「スト
マジェン」と名付け、シロイヌナズナの種子をス
トマジェンの溶液に浸しておくと、発芽した葉の
気孔が最大4倍にまで増えた。ストマジェン遺伝
子を導入しても同様の効果があったという。

 ストマジェンの効果(上・無/下・有)

まぁ、来年度のノーベル化学賞はこのグループが
かっさらった感がする。ちがうか!^^;。なぜか
って?これらの研究が応用展開することで、①地
球温暖化防止に役立つ(→地球に優しい炭素固定
)と②食糧危機の予防に役立つ(→植物の疫病予
防→食糧増産→バイオエタノールへの転換による
バイオ燃料実用化:目標、百円/㍑以下の実現→
超臨界装置や浸透気化装置等のプラント増産→エ
タノールバイオによる水素燃料とした燃料電池プ
ラント増産によるグリーンワークス(『マユミと
破局の回避策
』)による地球益貢献度と国内GDP
上昇→新政権の成長戦略への中核化→日本のいや、
世界の景気回復と。いや早、日本人として、還暦
まで生きていてよかった~ぁ!これこそ、究極の
成長戦略だと ^^;。

注目続くバイオ燃料―BioFuels World、7月開催 

【もう1つの究極の成長戦略】

エネルギー政策として太陽光発電装置への補助金
制度が導入されてはいるが、これを田中角栄張り
の「新日本列島改造計画」とし格上げし、住宅及
び建造物への設備投資の全額若しくは部分的金額
を、
建設債として、国庫負担することの法律を制
する。余剰電力の買電制は下位の政策におき、
スマートグリッド政策の進捗状態を見ながら調整
していくという戦略だ。こうすることにより、既
存電力供給企業と並存させ、究極的にどうなるか
(→原子力発電所が不要になる?)を見極め、余
剰電力のストック設備の整備を図っていくという
政策だ。これで、半永久的にエネルギー保障でき
るだろと。

 Jatropha

残るは、移動体の動力用エネルギーだが、自動車
は電気自動車と燃料電池とバイオ燃料で解決でき
る。船舶はバイオ燃料と燃料電池と水素燃料で対
応。航空機もバイオ燃料と水素燃料で対応すれば
温暖化防止が両立する。当に、オイルショック→
反インフレ闘争→地下化石燃料本位制からの脱却
→先端技術本位制(1984年の『デジタル革命』、
マッキントッシュ→1987年『バイオ革命』、西村
いくこら)→環境リスク本位制へと繋がりという、
このことを明確に意識していたわたし(たち)の
確信が実現しつつある。

 

【航空機とバイオ燃料】

 長谷川達哉

バイオ航空燃料
の原料としてジャトロファが注目
されている。例えば、2008年初めには英国のヴァ
ージンアトランティック航空が、ココナッツ油な
どを原料とするバイオ燃料を20%混合し、ロンド
ン-アムステルダム間のテスト飛行に成功してい
る。さらに、他の航空会社数社も既存のジェット
燃料に加えてバイオ燃料を使用する計画を発表し
ている。航空燃料に必要な特性を満たす石炭、天
然ガス、バイオマスから航空燃料を製造した場合
の技術や経済性、環境性の評価方法、評価に基づ
いて燃料供給側や需要側がどのような選択するか
の課題がある。



【バイオマスから水素製造技術】

  岡田行夫

サッポロビールでは、食品工場から出る製造廃棄
物のこれまでの活用方法は、飼料や肥料としての
利用に限られ、多くは焼却されたり埋め立てられ
たりしていたが、独自技術の水素・メタン二段発
酵技術は、投入した廃棄パンから燃料電池などに
利用できる水素ガスと、ボイラーなどの燃料とな
るメタンガスを別々に生成。食品製造廃棄物など
のように固形物を含む場合、メタン発酵処理には
長時間かかるが、水素発酵を併用することで効率
的な分解が可能になり、処理時間を大幅な短縮に
成功。バイオメタンを燃料電池の燃料ガスに利用
する技術を国内でも導入している例があるが、こ
の方法ではメタンガスに含まれる硫黄分の除去が
前提だが、このバイオ水素は硫黄分がほとんど含
まれず、燃料電池用に優れるという特徴も備えて
いるという(『白樺と次世代燃料の関係式』)。



特許:P2005-223777
 「バイオガスの製造方法」

 マツダ 水素自動車


 
高圧水素貯蔵と水素エネルギ社会





門松とは、正月に家の門の前などに立てられる一
対になった松や竹の飾りのこと。松飾りとも。古
くは、
木のこずえに神が宿ると考えられていたこ
とから、門松は年神を家に迎え入れるための依代

という意味合いがある。地域の言い伝えにより松
を使わない所もある。新年に松を家に持ち帰る習
慣は平安時代に始まり、室町時代に現在のように
玄関の飾りとする様式が決まったという説がある。
起源は、新年に松を家に持ち帰る習慣は平安時代
に始まり、室町時代に現在のように玄関の飾りと
する様式が決まったという説がある。泣いても、
笑っても後少しすると新年だ。門松を白山神社に
飾るのも任期から最後或いは千秋楽となる。素材
は町内から調達する。一の宮になれなかったこと
を総括し、後任に託しわが道を行こう ^^;。




ホウライシダ属(Adiantum)は、シダ植物門ホウライ
シダ科(Parkeriaceae)の一群で、細く硬い軸と、葉
が巻き込んだような包膜が特等である。鑑賞価値
が高いものが多く、一部は観葉植物として栽培さ
れている。学名仮名書でアジアンタムと呼称され
る。観賞価値の高いものが多くあり、観葉植物と
して栽培される。日本産のものではホウライシダ
がよく栽培され、時に栽培逸出のものが自生状態
で発見される。また、クジャクシダはむしろ山野
草として栽培される。ほかに、ハコネシダも観賞
価値の高いものとして有名であるが、栽培はとて
も難しい。シダ植物の「アジアンタム」。花言葉
は「純潔」「若さ」。

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