平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

モーセの子孫の特徴

2009-07-02 02:26:11 | 古代史と聖書
 古代の豪族で聖徳太子に滅ぼされた物部氏ですが、飛鳥氏が『ムー』でトンチンカンな事を書いているようです。立ち読み程度だったのですが、以前から何も進歩していませんね。

 物部氏の「物」の字は、「牛を拝むこと勿(なかれ)」を合成したものです。ここから分かるように、モーセがシナイ山から下りてきた時に、金の仔牛を鋳て拝んでいた兄のアロンやイスラエル12部族を叱った故事を部族名にしたものです。要するに、祭司レビ族の中でも、兄のアロンとは違うモーセの血統が物部氏なのです。ダビデ王やソロモン王に仕えたのはアロン系のザドク家ですが、聖書ではモーセ系の記述が少ないのです。

 しかし、我が日本においては物部氏を筆頭にモーセ直系の子孫が多く、実は僕の母方にもモーセの血が流れています。というのも、モーセの妻は黒人系のケニ人で、穴居人と呼ばれた事から土蜘蛛のモデルとなった民なのです。このケニ人の特徴が、「出っ歯、寄り目、眼上隆起」という猿顔なのです。掲示板ではアメリカのブッシュ元大統領がニホンザルに似ていると揶揄されていましたが、ニホンザルの特徴こそがケニ人の特徴なのです。ここには、神の御技が隠されているのですが。

 モーセは申年にエジプトを去った事から、サルがシンボルになりました。これが日本古代史でサルという名前が頻繁に使われる理由です。猿丸大夫も柿本猿も祭司の暗喩なのです。国宝の『鳥獣戯画』に猿法師が登場しますが、作者はちゃんと理解して祭司を猿として描いていたのです。

 さて、僕の母親は霊感が強く、佐々木の名前からユダ族と考えられるのですが、実は母の姉がニホンザルそっくりの「出っ歯、寄り目、眼上隆起(眉下の出っ張り~眼上隆突起とも)」なのです。眼上隆起はネアンデルタール人の特徴ですが、僕はネアンデルタール人は旧約聖書で穏やかな人と描かれる黒人の民だと思っています。最も強く黒人の形質を受け継いだのがネアンデルタール人なのです。日本では、元横綱の輪島や柔道の篠原選手が眼上隆起ですね。眼上隆起は怪力の特徴なのです。↓

  篠原コーチの眼上隆起

 このように、僕の母親の姉がケニ人の特徴を有しているという事は、モーセの血統を受け継いでいるに等しいのです。実際、その姉の息子は吃音(ドモリ)で、モーセの「唇に割礼を受けていない」という表現に一致します。ドモリは、モーセの子孫に与えられた祝福だと僕は思っています。また、その息子も母親に似てニホンザル顔なのですから、モーセの息子ゲルションとソックリさんなのだと思います。僕の体の一部も黒人の特徴を有していますが、これがモーセの血なのだと納得しています。

 モーセの妻が黒人系という事から、アロンの子孫に対してモーセの子孫は不遇を託(かこ)ってきました。しかし、天理にいる僕の兄も猿顔ですが、猿顔のモーセの子孫は祭司に向いているのです。天理の元の名前は布留ですが、布留は古里のフルであり、別名がベツレヘムなのです。ベツレヘムの旧名がエフラタ(エフルが原型)で、エフライムの父ヨセフの母ラケルが眠っているのです。頑ななユダヤ教のモーセの子孫が物部氏なのだとしたら、原始キリスト教の聖徳太子に滅ぼされたのは、ある意味自然な流れです。天理教は梅の紋で、梅は「食べることなかれ」で、「牛を拝むことなかれ」の物と似ていますね。先の篠原選手は天理大ですが、やはり物部の因縁があって天理に属したのでしょう。

 イエスの東方教会は、「ユダの木にエフライムの木を接ぐ」という預言が成就した形ですから、既存のユダヤ教に北イスラエルの仏教的な価値観が加わったと見ても強(あなが)ち間違いではありません。日本の仏教にキリスト教の影響が見られるというのは、実はキリスト教がエフライムの木である仏教の影響を受けて成立した要素も含まれるのです。天理教が元々は仏教から出たのも同じ理由です。仏教は、僧兵や抗争を容認した事で堕落しました。争わない仏教、それこそがキリスト教に強い影響を与えた高貴な思想なのではないでしょうか。

     エフライム工房 平御幸
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