石破議員が 20人で派閥を立ち上げたという。今まで、石橋氏は 派閥には属さない、派閥はよくない といっていたが なぜ変えた?
現在ある自民の派閥は すべて自民党ができたときからの流れをくむもので 新たな派閥の必要性はあるのだろうか?
総裁に立候補するのに必要な推薦人数 20人で 派閥をで立ち上げたということに意味はあるのだろうか?
色々な なぜが 入り混じった報道でした。
なぜを紐解くと、
・石破氏が前々回の総裁選で 自民党員の過半数の支持を得たのは、民主党政権時の心細い安心できない外交・安全保障策に対し石破氏の明晰な分析が際立っていたからでした。 安倍内閣の支持率を落とした集団的自衛権について、持論自説を派閥領袖からの立場で発信すれば 安倍内閣により影響力を及ぼし 与党の支持率に貢献できると考えた から?
・安倍内閣で閣僚を続けた結果、党内での存在感が薄くなってきた。集団的自衛権が山場を越えたところで、今後は 安倍首相とは大きな政策面での立場の違いはなくなって、今のままでは もっと影が薄くなる から?
・次回の総裁選挙(石破氏は安倍氏とほとんど親交はない・政策面のアプローチの違いがある、といわれている)が 総裁となるビッグチャンスとみて、準備態勢を整えるため から? ではないでしょうか。
自民党は緩い保守政策の政党。従って個々の具体的な政策や事例には、色々な意見が出るのは当然で、異見が最大公約数的なものにまとまる過程で、派閥となる。 派閥は自民の自然の成り行きのようなもの?
派閥は、また、中選挙区制がひかれていた当時、複数の自民党候補がお互いにそれぞれ戦いあい、戦略集団別が必要という必要性からも 出来たともいわれている。
派閥をいい面をいうと、
価値観が多様化する時代、多様な派閥があるということは 小党分立が避けられ、安定的な政治体制が可能となる ということか。
半面、派閥は、政治資金の乏しい派閥議員を支援するため、派閥の領袖のイエスマンとなる議員の排出で 国民の声は公平に政治に反映できるのか? また、派閥は閣僚ポストの選定に影響を及し、大派閥 = 大臣 = 金権政治となる可能性大。
派閥は服で例えるなら白に黒にもなるリバーシブルですか?
石破派、石破氏が今後どのような意見や政策を発信するのか、若干反安倍であるので、要注目だ。
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