経済/金融メディアの米ブルームバーグが中国の経済的制裁に最も弱いアジアの国はどこかという記事を出していた。
中国は国家安全保障上の目的達成のために、経済的制裁を(国民の健康や安全を守るという名目で…)いつ発動してもおかしくない状況(韓国ロッテ制裁の拡大版)にあるからでしょう。
中国の影響度を、貿易面でみると、中国との貿易黒字がGDP比で大きいのはマレーシアが7%、韓国が6%。
観光面でみると、中国中間層の拡大で中国からの海外旅行者は増え、国内人口に対する中国人旅行者数が大きいのは台湾と韓国という。
投資面でみると、中国のアジアへの投資は大きくなってきており、一帯一路プロジェクトで一気に増えると予想されているが、現在GDP比で中国の投資が一番多いのはベトナムで少ないのは日本という。
記事は、順位は付けられないが、失業率の高い国は中国の制裁を受けやすいとし、また、概して、中国の制裁に弱いのは、韓国、マレーシア、ブルネイ、次が台湾、そのあとにフィリピン、最後にベトナムと日本と結んでいた。
大昔から中国となにかと諍いがあったのが日本で、これが日本を下位におく理由とも書いていた。
東洋史は中国史とされるほど日本を含むアジアは中国なしには語られない。また、オバマ前米大統領は次の時代はアジアからといっていた。
今後の日本は中国とは、付かず離れずということでしょうか?関係強化でしょうか?
無理して成功したためしがないということがキーになるのではないでしょうか?
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