さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

結構怖い話になるのかも…

2016-12-10 12:57:07 | ダイアリー

韓国議会が朴大統領の弾劾(議会が行政府の役人や司法官の不正や非行を裁判して職を解くかどうかを決めること)を決議した。弾劾裁判官は9人で構成されていてこのうち6人の賛成票で被告は職を解かれるという。弾劾裁判期間と次の大統領が決まるまでは議会から選出されている首相が大統領職を代行するという。

マスコミは、弾劾訴追に賛成の票が予想より多かったこと、セウォル号沈没時の大統領の所在問題の蒸し返しや蘆大統領がかけられた前回の弾劾裁判の様子などを伝えていたが、またニュース解説でも、ピョン在日コリアンジャーナリストによる情報の繰り返しばかりで、踏み込みのない報道に終始した…

知りたいのは、弾劾の先にある、誰が新大統領になるか、各候補者の反日度合いでしょ…

先にあるステップと候補者は:

A弾劾裁判中に朴大統領が早々に(12月?1月?)辞任する場合は誰が有力?

B弾劾裁判中にもかかわらず朴大統領は4月末に辞任する場合は?セヌリ党候補者?

C弾劾裁判で罷免が決まった場合は?最強の反朴派候補者?

D弾劾裁判で朴大統領は罷免にあたらずのと判断があった場合は? で、この答えというか予想を知りたいもの…


弾劾裁判官のうち6名は任命された経緯から親朴派いわれていて、弾劾裁判は、裁判官の朴大統領への思い入れ & 裁判官9名のうち2名は来年の2月まで退任予定なので7名の裁判官のうち6名の弾劾賛成票はかなり難しい?ということで、世論の勢い(現在は反朴の流れがあまりにも強いため、韓国人は一般的に左右のぶれが大きく?時間や些細なことで風向きが変わる可能性は高い=弾劾賛成の潮流は収まるかも?)次第では罷免の成立は微妙かも?

ただ、大統領代行の黄首相が親朴派ですので、いかに議会からの選出された首相といえども、議会と大統領代行=首相との激しい対立は今後も続き、世論も収まらず…

罷免は成立かな?

弾劾裁判で罷免の成否は時とともに移る世論次第でしょう。


大統領のスピーチを民間人の崔氏に見てもらったといっても機密保持契約書が(お互いの心の内以外に欲しいもの)あれば大事にはならない?外交・安全保障にかかわる機密文書へのアドバイスも崔氏からあったと伝えられているが、米大統領補佐官が間接的に色々外部に助言を求めている現状からすると、韓国に負をもたらした具体的なアドバイスが崔氏より大統領にあったと証明できない限り、大騒ぎするほどのものではないような。

崔氏の設立した財団に大統領が大企業に声をかけて出資するように促したとする件も、大統領自ら金銭・利得を得たわけではなので、クリントン米大統領候補が国務長官時代に、家族がやっている財団への寄付次第で面会者を決めていたことより罪?はないような。

冷静に考えると、大統領の崔関連疑惑は、支持率の下げる要因とはなっても弾劾にまで発展するものではないような気がします。


次の大統領は誰?に戻ると、

Dとなるケース、朴大統領が職務を継続する場合ですが、世論への歩み寄りはあるでしょう。一番効く歩み寄りは反日強化で、先ずは、慰安像撤去→増設、機密軍事情報保護協定の見直しでしょうか? 対米・対中政策でも弾道弾迎撃ミサイルTHAADの配備見直しもあるのかも。

D以外のABCそれぞれのケースでは、大統領選挙を経ることで、民意結集に、政策に、反朴と反日はことさら強調されるでしょう。反日色の強い大統領の出現でしょう。


今韓国漁船による乱獲/混獲/不法/密漁/漁具の不法投棄が日本の領海で、また排他的経済(EEZ)海域で大規模に大胆に行われている。日本政府は韓国へ、謎の配慮から、強く抗議をしておらず、このままだと、他国中国船の不法漁に銃撃も辞さない韓国海洋警察の護衛付きの密漁船団に変わりそう。

反日に反比例する日本の対韓姿勢が続くとなると、韓国新大統領では日本の漁業は危険職となりかねない。また、THAAD配備中止と米軍駐在費負担増反対運動により、ビジネスライクのトランプ政権が、韓国を親中とし、韓国に見切りをつけると在韓米軍の引き上げもありうるかも。日本の防衛予算は5兆円どころではなくなるかも。

弾劾裁判議決後、今後に来るものに要注意でしょう…
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