さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

対話体力で 解消しましょう…

2017-12-13 09:34:08 | ダイアリー


今朝 証券会社のマーケット・ニュースを検索していたら、カナダ政府が 米ボーイング社へ発注していた 18機の戦闘機をキャンセルした と出てました。何がどうした?と読むと、ボーイング社はボンバルディア社(カナダの航空機・鉄道・スノーモービルを製造する重工業)はカナダ政府から援助金をもらってモノづくりをしているので 公正な競争関係にない会社とクレームをつけていて、カナダ政府は このボーイング社のクレームに ‘ケチ’ をつけ、さらに対抗処置に出た ということのよう。

ケチですか、さらに行動ですか…
今流行ってますね…

この月曜朝の NY 地下鉄通路内でパイプ爆弾を破裂させたバングラディッシュ男性も、IS に教化された末のテロといわれてますが、犯行直前に「トランプよ おまえは国を守るのに失敗した」とフェイスブックに書き込んでいたという。大統領にケチをつけて行動に出た ということでしょう。

貴乃花理事も 日本相撲協会の 日馬富士/貴の岩事件の顛末処理(予想)にケチをつけて 不作為という行為で出ています。

加計学園も 首相との合作で獣医学部を創設したとの野党からのケチから 韓国の獣医を育てる大学に 140名の募集枠に 20名もの韓国からの学生を割り当てている 変身中?

中国は 韓国の THAAD ミサイル配備にケチをつけて 韓国への観光や韓国製品の購買へ制限をかけました。韓国は 前政権が日本と合意した慰安婦事案にケチをつけて、韓国民や韓国移民が、地方で 海外で 慰安婦宣伝/嫌日活動を 中国人と共同して展開しています。

ロシアの米大統領選への介入に 米国がこれに対抗措置を取ると ロシアは米国はけしからんとケチをつけて 敵対行動に出て、これを何とか抑えようと トランプ氏がロシアと密約を結んだ ということ?

今は 米国とイスラエルのエルサレム首都化に アラブ・欧州・ロシア・中国がケチをつけ、アラブ過激派がテロ行為を活発化させています。

ケチ(反対)はつけないと 進歩はないので ケチそのものは健全なものですが、ケチに続く行為が問題です。行動は対話 が正解なのでしょうが、妥協する気がないと対話も時間稼ぎととらえられます。北朝鮮の核開発は国際社会のケチをばねに進められてきましたので、これがまさに 妥協する気がない事例の典型でしょう。

報復行動を繰り返す、妥協などは考えもしない 輩 対策がないと やりたい放題が勝つ 世界となりそうです。

ケチは 気の済むまで対話を続けることで解消(ドイツの政治家・経済界のとる姿勢です、従って皆さん徹夜を繰り返す体力を持っています)が いま見えるもっとも良い解決方法でしょう。


国会での野党の質問時間削減は 与党 2対 野党8 → 1 対 2は 日本もやりたい放題国に入りつつあること? そんなことを空想させる カナダ政府の米ボーイング社戦闘機のキャンセルでした。


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