さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

仕事がみつかった?

2014-09-07 05:22:54 | ダイアリー

雨が激しくなると 20日ほど前の広島の土石流災害が思い出されます。この辺は坂道 大丈夫だろうかと…

広島の土石流災害は、死者・行方不明者の数が多かったことのほか、

・15 年ほど前の同災害の教訓が 生かされてなかったこと(行政の失態)、

・異常気象が常態化しつつあること(日本は自然災害大国)、

・避難勧告が遅れたこと(空振り=失敗を恐れる行政)、

・万が一の災害よりも 安い価格に走りがちな(不動産らの)購買行動(起こりうる災害情報に鈍感な市民)

・住民の安全より 私権の保護を優先する行政(があからさまとなったもの。

多くの住宅地は 平地には少なく 火山の噴火で出来たやわい土壌の多い環境にあること、 大きな自然災害はいつ起きてもおかしくない気候が続いていること、減点主義でノーと言えない行政が一般的であること、膨大な財政赤字で防災公共事業でも難しい時世であること、結構野放図な宅地開発が多いこと、高価な不動産市場では安価な出物は魅力的で地質調査などは後手になっていること などなど、そう簡単に変わりそうにもない環境が この災害の底辺にあるようで、今後とも同じような災害は繰り返されそう…

対策は、危なそうなところには、住まないという市民の自己防衛のほか、

・不動産売買には 干拓地の多いオランダの例をみならって 地質調査資料を義務付けること

・住民の安全が危惧されるようなところでは 議会は私権の制限を法制化すること があげられまいか?

仕事が少ない一方で超高給取りの地方議会議員、声なき声の味方たる住民の代表者としてようやく出番がやってきましたよ・・・
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