Bamboo(てのりぐま)日記

子どもの成長とお出かけの記録。気が向いたら好きなものの勝手レビューをします。毒も吐きます。月の最後は読書記録で締めます。

12月度月報

2016-12-31 00:20:16 | 読書
今月は、なんとなく、流して5冊。
今年の合計は67冊。すげえ。


===

1.君の名は。Another Side:Earthbound 加納新太さん 角川スニーカー文庫
「君の名は。」は掘り下げ方が足りないなあ、と感じている人はこちらを読むといいです。
三葉のおとうさんとおかあさんの話は必見です。
おっぱいの話も、いかにも10代青少年の心の動きって感じで笑える。特に、「押してはいけないスイッチ」というフレーズ(笑)


2.雪煙チェイス 東野圭吾さん 実業之日本社文庫

主人公をアシストしてくれる親友君が警察に詳しすぎるのが違和感ありましたが、
スピード感よく展開していくのは面白いです。
活劇だな。


3.神様の裏の顔 藤崎翔さん 角川文庫

神様みたいな先生のお葬式。皆が皆、なみだに暮れる状況から、話がスタートします。
最後のどんでん返しはめっちゃびっくりしました。
明るい「笑うセールスマン」みたいなテイストかな。


4.約束の海 山崎豊子さん 新潮文庫

山崎さんが続編を書いていたら、
おそらく、
「国際紛争を解決する手段としての戦争を永久に放棄した国家が、
尖閣諸島の問題にどう立ち向かうのかを真正面から取り上げるだろう」
から、かなり考えさせられる物語になったんだろうなあ、と思いました。
山崎さんの続編を読んでみたかったな~。

昭和の最後の時代にあった、潜水艦なだしおの衝突事故をモチーフにしてます。
こうして何十年かしてから振り返ってみると、当時の報道の問題点なんかも
よくみえてきます。
相当量の知識がないと、活字報道を鵜呑みにして感情的になっちゃうよね~。
勉強大事。


5.民王 池井戸潤さん 文春文庫

ああ、これ、何年か前の総理がモデルだ。(漢字の誤読ネタ)

作者曰く、なんで漢字を読み間違えるのか、わかっちゃったんだよね~、とのこと。
http://hon.bunshun.jp/articles/-/3815

そうか、どっかのバカ学生と総理の脳波が入れ替わっちゃったのか。
そりゃ、公にはできんね。
国家安全保障にかかわるもんね。


以上です

===

それではみなさんよいお年を。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Media Go 3.2 がインストール... | トップ | Pepper君、侮りがたし。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書」カテゴリの最新記事