今月は、外国人の友人達が日本に来たり、また、花粉症でつらい毎日を送っているため、ブログが途絶えていました。
久しぶりに書くブログでは楽しい話を書きたかったのですが、ちょっと不愉快な話を。
先週の金曜日に外国人の友人達と街歩きをするために、昨年秋に買ったまま箱にしまってあった、ナイキのスニーカーを下ろしました。
このスニーカーは、それまではいていたエレッセのスニーカーがダメになって慌てて買い求めていたもの。
買いに行ったお店では私の足に合うサイズのものがなく、やっと見つけた中でデザインもおとなしめの靴、しかも値段が下がっていた、ということで買ったスニーカーです。
このスニーカーを履いて二日目の日は雨。
車で出かけ、戻ってきて家に入ろうと外階段を上ったとき、階段に着地した足が滑り、反対側の膝頭を思いっきり階段の角にぶつけてしまいました。
膝のお皿を割ったのではないかと思えるくらいの痛さに唸り、翌日も外国人の友人と出かける予定があった私は彼女との約束をドタキャンしなければならないかと、それも気になり暗澹たる気持ちになりました。
幸い、膝頭は傷と打撲で済んだようでドタキャンに至らなかったのですが、今まで私が持っていたスニーカーで、雨の日だろうと、こんなに滑るものはありませんでした。
それで、ネットで調べてみたところ、(特にナイキの)スニーカーで危険な目に遭った人が少なくないことに気が付きました。
その一つがこの知恵袋。
ナイキのランニングシューズが滑りやすいので、ナイキに問い合わせたら、雨の日に履かないでくれと言われました。
雨の日にランニングシューズって履いちゃダメなんですか?
先日ナイキのスニーカーを妻に買いました。
普段用として買ったのですが、雨の日に履いたら物凄く滑り、危うく転びそうになりました。
雨の日にかかわらず、路面が濡れていると、危険なようです。
妻も妊娠している為、即刻使用を中止しました。
見た目特に特別な靴でもなかったのでナイキに型番号等を連絡し、どのような使用目的でのスニーカーか、問い合わせたところ、下記のような返信がきました。
奥様がご購入されたシューズは、商品名ウィメンズデュアルフュージョンST2MSLという
ランニング用のシューズとなります。
ランニング用のシューズは乾いたコンクリート上を走っていただく際にご利用いただく
事をコンセプトとし、アウトソールの形状(ワッフルソール)は濡れた路面、特に
タイルやマンホール上は滑りやすいものとなっております。
お取り扱い説明書にも記載させていただいておりますが、ご使用用途にあった
シューズをお選び頂きたく存じます。
この度、折角ご購入いただきましたシューズではございますが、雨の日にはご使用を
お避け頂きたくお願い申し上げます。
とのこと。
ランニングシューズを雨の日に履かないでください、というのは初耳です。
そういうものなのでしょうか?
私が買った靴も外箱にはMD Runner 2と書いてあるので、ランニングシューズでしょう。
でもどこにも「雨の日は履かないでください」などという注意書きなどありませんでした。
確かに今は「ウォーキング用スニーカー」として売っているものはあれど、「スニーカー(テニスシューズ、バスケットシューズ、そしてランニングシューズも)は普通の革靴より滑りづらい」というイメージを持っている人は多いはず。
「ランニングシューズ用スニーカーは雨の日を想定していない」というのなら、ナイキはまずそのことを大きく表示し周知させるべきなのに、それをしない。
また、この滑るランニングシューズ、雨が降っていない状態で履いていたとしても、途中で雨が降ってくる場合もあります。
そのようなケースも考えずに、ナイキはそういう靴は一般人にも売っているのでしょうか?
ふと、「駅から転落する人のなかには、こうしたスニーカーを履いていて滑った人もいてもおかしいのではないか?」
等と思ったりします。
ブランド名に胡坐を書いたナイキ、ほころびがでてきますかね。
追記:
私は無宗教ですが、ゲン担ぎで履きものを下すのにお彼岸や仏滅は避けています。
今回は辛うじて「大安」であったものの、お彼岸の最中に履物を下す羽目になったのも、実は悪かったのかな…ともふと思ったり・・・。