BuzzFeed Japan(2017年3月12日)
「24時間営業、もう限界だよ」便利さの裏にコンビニオーナーの悲鳴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170312-00010002-bfj-soci
コンビニ業界に異変が起きている。ATMや宅急便などサービス拡充に伴って増える業務、足りない人手。限界を感じて24時間営業をやめたベテランオーナーが現場の窮状をBuzzFeed Newsに語った。【BuzzFeed / 伊藤大地】
「24時間365日、もう限界だよ。働く人、いないもの」
50代の男性Aさん(仮名)は、10年以上にわたって大手コンビニのフランチャイズオーナーをやっていた。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートのいわゆる「御三家」だ。5年前、契約更新に伴って、規模の小さいチェーンに乗り換えた。
「やっぱり御三家ってすごくてさ。乗り換えたら、売り上げは3割減ったよね」
それでも御三家をやめたのは、乗り換えた先が、「24時間営業をしなくてもいい」「がんばりすぎない」チェーンだったからだ。
「もう、疲弊するだけの“コンビニ戦争”は、たくさんだよ」
その「戦争」の現状は、どのようなものなのか。
「ファミレスもすき家も24時間やめてるのに」
1月、東京都・武蔵野市のセブン-イレブンで、病欠の際にシフトの代役を見つけられなかったアルバイト店員に対して、オーナーが罰金を要求していたことがTwitterの投稿で発覚。炎上した。コンビニの人手不足が、あらわになった。
「きっと、同じような話は他にも山ほどあると思う。罰金なんて絶対やっちゃいけないことだよ。でも、オーナーの気持ちもわかる。それくらい、人が足りないのが現実なんだ」
1店舗を24時間、365日回すのに必要なアルバイトの人数は、だいたい20名ほど。大学生が中心だが、なかなか集まらない。特に深夜に2人体制を組むのが難しいという。
(中略…リンクからどうぞ。)
「コンビニってさ、日本の縮図だよ。良くも悪くもね。データ分析を突き詰めるハイテクなところも、サービスがとにかくきめ細かいところも、少子高齢化で働く人が足りないところも……」
ちょうど先日、
ロイヤルホストの英断・24時間営業は社員の奴隷化では?
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/2caf0396f707d9753c71238f0e7afa2e
に、
「私も、激しく共感しました。15年前に、コンビニを経営する親をもつ友人から、家族関係が壊れそうな悩みを聞いてました。24時間の必要性、それによってどんなひずみが出てるかをみんな考えた方がいいですね。このニュース、本当にホッとしますね。「人としての生き方」を大切にする社会にやっと移行していく可能性を感じます。」
というコメントをいただき、
「共感してくださって、ありがとうございます。
コンビニと言えば、最近、「風邪で欠勤したアルバイトの学生に罰金を科したコンビニ店」がやり玉に挙がっていますが、「なぜ雇い主はそこまでしたか」の方の追及がない-メディアも偽善的に思います。
「24時間営業も365日営業も要らない」という声が大きくなるとよいですね。」
と返しました。
BuzzFeed Japanの記事に寄せられているコメントのなかにも、「24時間は要らない」という声がたくさん寄せられてれています。
コンビニ経営者たちも読んでくれていますか、ね。
このコメントを読んだだけでも、「もう24時間営業や365日は時代に合わない」と思っている人が増えているように思えるのですが・・・。
311のあと、「24時間営業のコンビニはいらない。便利さもほどほどでよい」と書いたら、「あなたのような人は少ない」というコメントを貰いました。もちろん、今でもそういう人はいると思いますが、少数派になりつつあるのではないでしょうか?。
(※実はこのコメントをくれた人が電力関係者だろうということは後でわかりました。この方、同じIPアドレスで4名くらいに成り済まし、その後3、4か月コメントをよこしていました。その一人のニックネームで外のサイトに投稿して、「電力関係者」という事を書いていたため、「電力関係者」と発覚。)
「コンビニが日本の縮図」というのは私も同感します。
だから余計、問題点(コンビニ、24時間365日営業に限らず)を解決していくべきだと思うんです。