私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

ゆめさきの森公園 357m

2009-12-19 16:39:34 | 山歩き
 12月19日(土) 天気:晴れ・雲あり 寒く風強し  地図:前之庄(南西部)

 きょうは 行く山がなく 3回目の ゆめさきの森公園へ行きました。 きょうは 今シーズン最強
の寒波到来とか・・・。 中国道より北へは 行きたくありません。 ゆめさきの森公園で お茶を濁
してきました。 しかし 急な登り下りが 何ヶ所かあり 丸太階段も多く 山登りのいい訓練にな
りました。 ついでに コースから外れ 北尾根を歩き 点名:高長(四等三角点)踏み 三角点を
三つ踏むことができました。 前回の記憶より かなり見晴らしが良くなっていました。
 
 兵庫県には 県民の森公園が 6ヶ所あり 国見の森、西谷の森、なかやちよの森公園には 行
ったことがありますが ささやまの森と やしろの森公園へは まだ行っていません。  

 年末 27日(日)に 里帰りしようと思っているので きょうの ゆめさきの森が 今年 最後の山登
りになりそうです。 ひょっとして 広島で 山に登るかも 知れませんが・・・。

 8:07 出発。 国道2号線を東へ向かい 夢前橋を渡り 左折。 夢前川に沿って北へ行き 県
道67号線に合流し 北上。 宮置で 左の県道80号線に入り 水上ゴルフ場で 右に曲がり 北へ
進むと ゆめさきの森公園に突き当たり 8:53 駐車場に車を停める。 家から22.7km。



 9:00 スタート。 きょうは 今まで歩いたことのない 南の古墳の道から歩きます。 車中は 
暖房が効き 暖かかったのですが 外へ出ると物凄く寒い。 気温は零度近い? 手袋をしてい
ても手が かじかんできます。
 まず すぐ南の弥勒寺に寄ります。 通宝山・弥勒寺は このような山里の 辺鄙な所にあります
が 書写山円教寺の奥の院だそうで 性空上人の創建。 まず日本一の布袋さんの石仏が目に
付きます。 高さ5m、重量130トン。 開山堂から 護法堂を見て 本堂へ。 本堂は 国の重要文
化財。 安全登山をお祈りし 軒下に立派な像の彫刻がある山門を潜ります。 藤原前期の彫刻
弥勒三尊仏や 江戸中期の池泉観賞式庭園は 非公開で 見ることはできませんでした。



 下の地図が 今回の概略ルートで 駐車場から南へ進み 山へ入り 南尾根の古墳の道から東へ
登り 275mの三角点:寺村へ。 ラクダの背道・尾根を北へ進み 319m三角点:糸田を通り 最
高点357mから 岩の山道の岩尾根を歩き 見晴らしの道を歩いて コースの北端・331mPで
一旦 コースを外れ 北尾根へ進み 三つ目の354m三角点:高長へ。 331mPへ戻り 西へ廻り
スギの道を降りて 通宝寺池から活動拠点へ戻る 反時計回りの一周コースです。 何かを参考に
ルートを描いたのですが 登り始めから 寺村までの道は 少し間違っていますので・・・。



 集落の道を250mほど進むと 左に道標があり 山へ向かい 薄暗い杉林に入ります。 道は 川底の
ような 石の転がるガレた緩い登りです。 右に折り返し 尾根に出て 丸太の階段を登り 西の山を見
ながら 大きく右にカーブして 南の尾根に上がると 道標があり 100m下が 小坪山古墳。



 折角なので 古墳を見に行きましょう。 尾根を下ると 古墳がありましたが 古墳は シダに埋
もれた窪地で 古墳の感じがしません。 分岐へ戻り シダの尾根を 真直ぐ東へ登ります。 南
西方向の見晴らしがあり いい景色です。 形のいい山は 伊勢山? 9:50 ピークに登り 三
角点ピークと思ったので 三角点を探しましたが ありません。



 ここは 260m等高線ピークから南へ延びる尾根の先端だった? ここから 南の見晴らしが良く
瀬戸内海が 赤く光っています。 最奥には 小豆島? 前方に 二つのピークを見ながら進みます。
 見晴らしが良いので 写真を撮りすぎて 後で どの方向 どの山を撮ったのか・・・。


 左に見えますのは 明神山です。 尖った山の形から すぐ分かります。 西の小明神もはっきり見
えます。 右に見えるのは 城山(置塩城跡)だと思いますが 逆光で 黒くなり 後の439m峰に重
なって・・。 ピーク登ると 三角点がありました。 10:04 三等三角点:寺村 274.9m。 北へ降
りますが 急な段差のある丸太の階段は 膝に悪いィ・・・。  

 

 岩尾根を越え なだらかなラクダの背道を進み 小ピークに上がると 南東方向に蛇行
する夢前川が 逆光に光り 夢前川の先に見える山は 方向からすると 広峰山だが・・。
 なだらかなラクダの背道は いい雰囲気の雑木林で 気持ちよく 歩くことができます。



 10:23 289mピークに登ると CATVのテレビアンテナが 七つ並んでいます。 右に棚原山
の稜線を見ながら 緩いアップダウンを どんどん歩きます。 一本道なので迷うことは ありません。
 10:29と 10:33に 小ピークを通過し 10:40 左へ降りるホオノキの道分岐を通過。 段差
のある丸太の階段を ゆっくり 四等三角点:糸田のある319mピークに登りました。 後方に歩いて
きた尾根・ピークを振り返ることもできます。 右に見える東の稜線は 棚原山から 左下がりに 高
度を落とすので 同定できます。 



 10:59 ツバキの道との分岐を過ぎ 登った所が ゆめさきの森公園の最高地点で 357m。
ここに説明板とベンチ・机があります。 ここから北へ下り始めると なんと正面に明神山が くっ
きり見え 右になだらかな裾野が延びています。 手前には鉄塔が並び 雄大な眺めです。 右前
方には 七種山塊が見えますが 同定には 自信がありません。 右の大きい山は そうびろ山?



 最高地点から下ると 岩尾根ですが 前回は 通行禁止だった岩尾根に黒い 手摺が 設置されてお
り 折角の景観が台無しです。 岩尾根を歩くときは 多少のスリルがないと 面白味もありません。
 後方の最高峰を見ながら 岩を歩くと 立派な木製の階段まで 設置されていますし・・・。
 明神山や七種山を見ながら 11:22 339mピークに上がりました。 ここも見晴らしがよく はる
か南には 瀬戸内海が赤く見え 工場の煙突から煙が 真横に流れています。 風速は10m以上?
尾根を歩いていても 雲が流れて 陽が陰ると 急に風が強くなります。



 丸太階段の急な下りを降りて 310m+ピークに登り また 急階段を下り 11:39 鞍部の分岐
に降りました。 左は かぜの谷道の下りです。 真直ぐ見晴らしの道へ登ります。 階段を登ると な
だらかで歩きやすい道になり 木々の間から南方向が望め 歩いてきた尾根が確認できます。 北
は見え難いが 南 左下に細長い通宝寺池が 見え隠れします。
 11:55 道標のあるシダの331mピークに登りました。 まだ時間も早いので 北尾根の三角点
を踏みに行きましょう。 大きな登り下りはないのですが 誰も歩かない雑木尾根は 小枝が張り出
し 顔をひっかきます。 シダヤブはなく 前は見えます。 突然 はっきりとした道が現われたして・・。 



 途中 2ヶ所に赤い大柿布があり 境界でもないのに 赤いプラ杭があり 予想外に歩きやすい尾根
を 25分 12:21 四等三角点:高長に到達。 木々に囲まれ 見晴らしはありませんが 僅かに
雑木の隙間から 七種山方向が見えます。 三角点の上の枝に大柿布が二本・・・。 戻るとき小ピ
ークで方向を間違えそうになりましたが 12:44 見晴らしの道の331mピークに戻りました。
 西へ降りますが 急な下り坂で ずるずる滑ります。 後方には 今 歩いてきた北尾根のピークが
見えます。



 少し降りると 池見展望台の表示があり 南下に通宝寺池が光っています。 順路→の道標の
ある道を進み 12:52 通宝寺池800mの道標で 左の「スギの道」へ降ります。 ずっと尾根
を歩いてきましたが ここからは やや急な谷を ジグザグに降ります。 雑木林や杉林を降りて
開けた所に出ると 東屋のある交差点。 左から「かぜの谷道」が 合流します。 右の石畳の道
を降ります。 ここからは 車の通れる林道を歩きます。 通宝寺池の上に出て 観察の水辺を歩き
池の土手から歩いた東の尾根の319m峰:糸田を見上げ 13:26 拠点施設のある広場へ戻
りました。


 パンフレットを貰って 13:33 車に戻りました。 きょうの行程は 北尾根の高長への寄り道
50分を含め 4時間30分でした。 パンフレットに 逆廻りですが 全山縦走コース 約7km
約4時間とありますので 私も人並み? 遅くなりましたが 車で弁当を食べ 13:53 帰路に
つきました。 来た道を そのまま戻り 14:37 家に帰ってきました。
 本日の走行距離は 往路 22.7km 復路 22.4kmで 計 45.1kmでした。  



 これで 今年の山行も 終りですが 1月16日の和気アルプス・神ノ上山から 今回のゆめさきの森
公園まで 1年間に 42回しか 山へ行くことができませんでした。 累計標高は 20127m。 
 マイカーは 走行距離 9038.6km ガソリン 509.7リットルで 燃費は 17.75km/Lで ガソ
リン代は 58296円也。 去年は ガソリン代が高かったので 481.2リットルで 69350円でした。

 ・・・・・・・・・・ それでは 皆さん 来年も 山で遊びましょう。 ・・・・・・・・・・
コメント (3)
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