私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

イーグレひめじで 楽の会 作陶展 他

2014-04-11 15:40:48 | ギャラリー散策
 4月11日(金)  天気:晴れ  室温:21.7℃

 きょうは 姫路のいつものコースを 歩いてきました。 きょうは 珍しく ”ギャラリーこーま” が 開いていて
「You遊 陶友展」 をしていました。 イーグレひめじでは ”APZ写真クラブ写真展” と ”楽の会 作陶展”
と ”丹の会 日本画展” と ”パッチワーク・キルト展” をしています。
 ヤマトヤシキ特選ギャラリーでは ”暮らしを彩る骨董展”、中井三成堂画廊では ”額縁展”、山陽百貨店
美術画廊では ”加古勝己 陶展” をしていました。 イーグレひめじで 陶芸展を見ていると 突然 姫路市
長が 現れたのには 驚きました。 市長は 日本画展も ご覧になったようです。

 いつもの 9:59 網干始発の電車で 姫路へ。 みゆき通りを北へ歩き ヤマトヤシキの北で 右に曲がる
と ギャラリーこーま があります。 第17回 ”You遊 陶友展” をしています。 陶友展は 松野、大山、坪田、
石井、戌亥さんの五人が 香寺町の登り窯で 焼いているそうです。
 ゆっくり 急がず のんびり 時のすぎゆくままに ひとときを 過ごしてみませんか。 観て 感じて 歓んで
いただければ 幸いです。 展示品の中には 金継ぎしたものがありました。





 イーグレひめじでは まず 第1展示室で 第9回 ”APZ写真クラブ展” を 観ます。 APZは アート
フォトクラブ ジップの略です。 14名のメンバーが ポートレートや 風景など 約30点を 発表。 ヌード
写真も あります。




 第2展示室は 第5回 ”楽の会 作陶展”。 楽の会は 好古学園、いなみの学園で 学んだ陶芸が
大好きな仲間10人が 物づくりの魅力に魅せられ お互いに 技術向上に励み 作った作品や 各人の
個性を活かした作品を 展示。 展品の中に 木の葉天目があります。 これは 上郡の近藤さんだけ
かと 思っていましたが そうでは ありませんでした。
 ここで作品を観ていると 市長が 現れたのには びっくりしました。 ここのメンバーに 知り合いでも
おられたのでしょうか。 メンバーの一人が 説明されていましたが・・・。

 木の葉天目は 今から800年前の中国・江西省 吉州窯で 焼かれたのが始まりです。 日本では
1940年に 京都の陶芸家 石黒宗磨氏によって 再現されました。 自然の木の葉を 器に紋様として
浮き出される手法は 成功率の低さ(約8%)があって 困難を極めてます。 最近は 電気窯の普及で
少しは 木の葉天目も作りやすくなった?

 石黒宗磨(いしぐろむねまろ): 明治26年生れ、昭和43年没、昭和2年 京都に築窯。 昭和30年
鉄釉陶器で 国の重要無形文化財保持者に指定。 9日に行ったギャラリー池川に 石黒宗磨の黒い
茶碗がありました。 池川みどりさんも 陶芸家で 骨董好きです。





 第3、4展示室では 第4回 ”丹(に)の会 日本画展” をしています。 雲丹亀 利彦先生の名前をとって
雲、丹、亀 の三つの教室があるそうで きょうは 丹の会 の作品展。 メンバーの中には 神戸の美術展
で 市長賞を取った人もいるそうです。 38名の会員が 個性豊かな作品を 1点づつ出品されいます。







 特別展示室では パッチワークキルト 「キルトの原点展」 が 行われていますが 写真は 禁止。
姫路や加古川で 活動する手芸グループ「キルトオブクラフト」のメンバー約30人が 古着などを
リサイクルして作った カバンなど 約60点を 展示。 (北原良子さん)

 いつものように カフェ・ゆうゆうゆうで 休憩します。 きょうのカップは 裏に MINTON と描かれ
ていますが 絵付けが賑やかで 落着きません・・。 ここの山○さんに 師匠・池川さんのギャラリーへ
行ったことを 報告しておきました。
 上の写真の織部の一輪ざしは ”楽の会 陶芸展” で いただきました。

 ヤマトヤシキの特選ギャラリーでは 「暮らしを彩る骨董展」 が行われていて なぜか 東大寺の官長
だった清水公照の絵や書が 多かった。 丸投三代吉さんの作品も何点かありました。

 ヤマトヤシキ3階の中井三成堂画廊では ”フレーマー額装コンクール 出品作品 巡回展” をしています。
フレーマーとは 全国の額縁の製造メーカー、卸業者、小売店で 組織する 全国額縁組合連合会が 認定
する 額縁のエキスパートです。 この展覧会は 年に一度 そのフレーマーたちが テーマに沿って オリジ
ナルに製作した額縁や 独創的な額装を 発表する場です。
 展示してある額縁は いろいろあり 面白いものもありますが この画廊は 暗く 局部的には スポットラ
イトで 明るく 写真は撮りにくい・・・。 また 紙面の都合上 以下以外は 写真を割愛します。


 山陽百貨店の美術画廊では ”加古勝己 陶展” が行われています。 加古さんは 1965年 京都の
窯元の家に生まれ 嵯峨美術短期大学 陶芸科を 卒業後 作陶を始める。 2005年 篠山市上筱見に
窯を 構える。 今回の展示は 古代土器にイメージを得て 灰釉と赤の彩色を組み合わせた 「灰赫陶」
を中心に 出品。 灰釉を用いて焼いた器を 焼いた後 ベンガラで着色し 再び 焼く。 原子土器の力に
ひかれ 弥生・古墳時代の器から 想いを得た。 素朴な赤色のコントラスト、表面はクシで 引っ掻いて
紋様を施したり・・。 今後も 信楽の土を使って 作陶を続ける・・・・。



 ヤマトヤシキで見かけた 「姫路散策美術街路」 を探しに 駅の観光案内所に寄ったのですが 案内所
にはなくて 女性が 問い合わせてくれ FAXで送って・・・・。 姫路市街が大きな美術館に! 日本の有名
作家の作品が 街を散策しながら楽しめる! 様々な美術品を 姫路市街中心部 数ヵ所に分けて 展示。
空き店舗等を 改築した各館の建築物も 見所です。
 予定より時間がかかり 13:56 の電車に乗り遅れ・・。 ホームで 次の電車を待っていると 向かいの
上りホームに 新快速の官兵衛電車が 入ってきました。

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コメント
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