私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

名匠の里紀行 燕市のカトラリー

2013-08-05 12:47:34 | 日記
 8月 5日(月)  天気:晴れ   室温:32.1 ℃

 きのう 日曜日10時からのBS4 ”檀れい 名匠の里紀行” は 新潟県燕市のカトラリーで 人間国宝の
玉川宣夫氏も登場します。 燕市は 日本のカトラリーの95%を作っているそうで スプーンの裏に JAPAN
とあるのは 燕市で作られたもの。 燕市が運営する史料館に いろいろ展示してあります。
 燕市で 金属加工が始まったのは 約400前。 川が氾濫することで 家などを作るための 和釘 作りが
その始まりで 江戸時代中期 近くで銅山が開かれ 銅器作りが始まった・・。 


 工業デザイナーの柳 宗理がデザインしたカトラリーが並んでいます。 彼は 図面なしで 作り
使ってみて 使いやすいように 修正・改良する・・。 作ることで デザインが生まれる。

 スプーンもいろいろな種類があり 給食用のフォーク兼用のスプーンも その一例。
ノーベル賞受賞記念晩餐会に使われる公式カトラリーも燕市製。


 柳 宗理は 機能美を追求し 曲線美、使い勝手、用の美にこだわった。 手で考える・・。
鍛造スプーンは 先端部が 薄くなっている。
 フォークや スプーンの先のステンレスと 握りの部分の木の繫ぎ部を 段差なく 滑らかに磨くのは
堅さが違うので 難しく これが できる職人が少ない・・。

 玉川堂で作る湯沸(ヤカン)は 銅の一枚の板で打ち出し(叩いて)作られ 注ぎ口も継ぎ目なく
作られる。 肉厚が薄くなると 割れるので 薄くならないように・・。 蓋も打ち出しで作られ
ツマミの部分も 叩いて作る。 着色は 硫化カリウムの液に漬ける。 風合いが出る。






 人間国宝の玉川宣夫さんの木目金の作り方は まず 元になる地金(相金?)作りから始まります。
はっきり覚えていませんが 10センチ角くらいの銅と銀などの板を 何層にも積み 炉に入れて熱し
銀が溶けるころに 炉から出し ハンマーやプレスで 叩いて 板状にする・・・・。


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コメント
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