どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

〇老化と黄斑変性の競争

2021年08月22日 | ボケ確率アップの立場です

黄斑変性という眼疾を十数年前に手術している。

当時は最新の技術であったらしい。

おかげで今も本は読める。術前にそのままだと数年で失明といわれたが。

その後2年ごとに検査をし、白内障もレンズ入れ替え黄斑変性からは逃げ切っているとおもわれるが、

最近急に本が読みにくくなってきた。

スワ、黄斑変性再発かと慌てたが、眼の老化現象であった。

元あった乱視のせいとか。

今さら乱視でごちゃごちゃいうのはいやだけど、見えなければこまる。

こうして眼鏡の寿命がどんどん短くなり、しげしげと眼鏡屋さんに足を運ぶ。弱いなあ。

足は動かなくてもなんとかなるが、眼はみえないとこまる。

とは、眼科外来の患者同士の会話だったが、今じゃ足も悪い私には、どっちもどっち、みな大切なんだけど。


 〇濃いお盆だったなあ

2021年08月17日 | ボケ確率アップの立場です

お盆に何もしない私に代わり、妹の初盆行事をおこなってくれた友人。

丁寧に妹の魂を招待し、慰め、饗応して16日に送り出したと知らせてきた。

妹ははたして自分が死んだことを判っているだろうか。

冥界とやらにかえっていったのだろうか。

その冥界に妹は永遠にそんざいするというのだろうか。

そんな設定はイヤ。かわいそうだ。

この世にうまれ、病を得ても、友や仲間を得、自分の意思で生き抜き、それなりの人生を送ったとおもう。

意に反して突然命を失ったのは残念であり、かわいそうだが、亡くなった後になぜ、冥界などというところにいるという設定にしたがるのだろう。

冥界とは暗い印象の世界ではないか。なぜ人はそんなろくでもない世界をでっち上げ、永遠にそこでさまようようなことを考え、信じるのだろう。

なくなった人や、遠い祖先を忘れないというだけでいいではないか。

そのためにお祭をするのなら、明るく楽しいのがいい。

特に永遠に生きるって、すごく欲張りで、むごいとおもうが。

死んで焼いて、分解されて、原子にかえる。それでいいとおもっていないのだろうか。

そう思いつつ今年のお盆はなにかしら、濃い感じのするお盆であった。

 


〇初盆をやってみる。

2021年08月08日 | ボケ確率アップの立場です

初盆ですね、といわれて困った。

お盆になにかするという習慣がなかったわたし。

先祖仏といえば祖父母と両親で、そこは家の後を継いだ者が故郷の習慣に従って、なにかしているかなとおもっていた。

が、今年はちがうなあ。妹の遺骨が手元にある

さあ、どうする。墓も寺も指定はない。何ができるだろう。

先祖や亡くなった人をしのぶ習慣をとやかく言う気はない。ぜひ忍んでやりたい。

そこで妹の写真に両親の写真をそえてみた。すると、こっちよりあっちの方がにぎやかになった。

そういうことなんだと、いまさらながら思う。お盆とはそういうしかけかもしれん。

そこへ、姪が花や果物を届けてくれる。とたんに家の空気が何ということもなくお盆らしくヘンシン。

あの世を信じない私としてはかなり複雑な気分であるが、人の気持ちは受け入れる方針にして、初盆。

 暑いし、コロナだし、家にいておいしい物でも食べて過ごそうか。

この世に生きる者が、真夏の体を癒すために考えたことだったのかも。

アイデアとしてはなかなかいいとも思う。


〇熱中症危険前線

2021年08月03日 | ボケ確率アップの立場です

8月になり気温が桁をこえた。とたんに体が無反応になってしまったではないか。

うまく機能しない。暑いんだかしんどいのだかわけがわからない。

朝なら大丈夫と運動に出たが足が前に進まず、いきぐるしい。かといって大して暑いとは感じない。

念のため温度計をみて、ヤバイと感じ、冷房をいれた。

毎夏、高齢者が熱中症でなくなる。昨年までは不思議だった。

昨年は妹がいて、暑い暑いとすぐにエアコンをつけていたから危機感はなかったのだ。

今年は自分で暑さをキャッチできなくなっているらしい。

こうして高齢者はうかうかと熱中症におちいり死ぬのか。

いいんだけど、なんとなくなさけない。暑さくらい自分でキャッチしたいもんだ。

家のあちこちに温度計を設置。飲み物もそろえ、外出も短時間に。

体の反応が低下することには気が付かないものである。

暑さも、喉の渇きも。熱や具合の悪さも鈍感になっているゾ。

もっと外界と自分の体調に気を配るべし。