どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

私って、お徳用なひとだったんだ。

2020年02月22日 | 腰痛ヘルニア狭窄症
カラダが動きにくくなり、家事を有料でお願いしている。

2時間1万2千円である。朝起きて、するそうじの範囲である。

これまで毎日なにげなく、当たり前にやってきていた同じ作業が、お金に変換すると、

自分が労働していた時よりもお高くつくではないか。

しかも、人にお願いするのも、なかなか微妙で、気をつかいまくる。

そのうえもっと微妙に気にくわない出来栄えである。

当たり前なんだが、私がやっていた時とはちがうからである。

つくづく思う。ついさっきまでの私って、とってもお徳用なひとであったんだと。

女の人はこれまで、そういう目に見えない大お得商品であったんですよ。みなさん。

80歳子なしの自慢話

2020年02月19日 | 腰痛ヘルニア狭窄症
人間って、自慢したい生き物だなあ。

80になっても何か自慢したい。こんな年で何を自慢するのだとおもうだろうが、それが、あり。

年齢自慢では100歳台に持っていかれ、子も孫も曾孫もない身では、自慢は減るいっぽう。さみしい。

友人としゃべっていて、気が付くと、互いに自分のかかっている主治医自慢に没頭していることに気が付いた。

私の主治医が診た患者はみんな元気になっている。

うちの先生は有名なナントカの弟子だ。

この病院の設備は最新のもので、よそから検査をうけにくる。

すごいイケメンだ、まであほらしいことを真剣にはなす。

まさに小学生なみである。無邪気だ。

私もリハビリ師の自慢にあけくれていないだろうか。


え、スマホもってないの

2020年02月13日 | 腰痛ヘルニア狭窄症
え、スマホもってないの、と言われてこまっている。

今の世の中で老人といえどスマホを持たないなんて、と言われる。

もっと言えば、私、テレビもない。ニュースは新聞でいいのだけど。

ときどきする買い物はパソコンで間に合う。

スマホってのは、歩きながら使うのんでしょ。

歩くこともままならぬ老人が使えるのか。きけんじゃないの。

でも、しかし、昨年量子コンピューターとやらが世にでてきたらしい。

こんなものが世の中で活躍する時代になってしまったら、「もう、これ以上の進歩とは縁切ります」とはいってられない。

住んでいる池の水が入れ変わるということのようだ。

こうなると、ひょっとして、一番先に老人が、この量子とやらのおせわになるのかもしれんなあ。

量子じかけの機械介護者に枕元に立たれそうで落ち着かない。

杖と押し車の日々

2020年02月10日 | 腰痛ヘルニア狭窄症
歩行に杖を、買い物に押し車を使いだしてはや2か月。

これが思ったより、快適。まあ当然だけど楽である。

そして、フリーで歩くより姿勢がよくなってきた。

杖を持って背中をきちんと伸ばすと、なんとなくゼントルマンになった気分になれる。

違うのか?女にマンとは言わないのね。

押し車はエレベーターまでの距離や待ち時間がイラつくが、物を持つには楽チン。

で、何が不便なのといえば、眼鏡。

いままでは必要に応じていちいち眼鏡を取り出していたが、これがイヤ。

杖の置き所がない。ごちゃごちゃしていると杖がコケる。

こけた杖を拾い上げるのが重労働。

で、今まで使わなかった遠近両用メガネを買った。

が、もともと遠近は苦手だったので使うのが下手。

無理に使うと船酔い症状になる。困ったもんだ。


リハビリにたくす効果

2020年02月06日 | 腰痛ヘルニア狭窄症
脊柱管狭窄のリハビリを始めた。

いままでは、この病気に対策はない。ましてリハビリなどは役に立たないと思い込んでいた。

が、一旦信用した医療には素直なのが私のいいところ。

1か月間必死にリハビリに励んだ。やりすぎだという向きもあったがコケの一念である。

週3回通い、指導に従って自己トレもかかさない。

そうこうするうちにある日ふと、あのしつこかった痛みに休憩が現れた。

信じられなかった。うそだろ、と思った。が、確実に痛みは休憩するようになっていった。

こういうこともあるのか、頑張ることにむくいはあったのか。

狭窄は治らないが、筋肉をつけることで圧迫されている神経を筋肉がささえ、助けるらしい。

まだまだこれからとは思うが、正しいしどうによる、正しい方向の治療にはきちんとこうしたごほうびがあるとは、うれしい。

どの年令も復活はあるの。進歩も回復ものぞめるのだ。


老後に暇はあるのか

2020年02月03日 | 腰痛ヘルニア狭窄症
ない。
老後へのアドバイス的な本には必ず、悠々自適を進める話が出る。

老後は暇だからという設定なのね。

でもね、老人で暇でしょうがない人っているの。

健康で、家事は一切人がやるという環境の人でしょう。

あんまりいないと思う。

なず、年と共に老化が追い付いてくる。あちこち痛い。

歯、関節、内臓、眼(見えなくなる)五臓六腑があげる悲鳴につきあうと、暇なんかない。

家事を担当する人はこれと戦いつつ、家事もやる。

そこに介護が付くと、ほぼ企業戦士よりも暇なんてない。

何が悠々自適なせいかつよ。勘違いか、恵まれて物が見えないひとの言うことね。

女は団体で悠々自適を楽しんでいるという話がよく出る。

それは、恵まれた人の団体だよね。しかもつかの間の悠々です。

目の前にジゴクがあるのをしっていて、楽しんでいる人は偉い。