どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

〇何がゴールデンだ。と思う高齢者

2024年04月26日 | 90を目指すには

毎年だが、4月末から5月頭にかけての連休。

年ごとに憂鬱になって行く。

まずは、医療部門が一斉にやすむ。

これが怖い。特に歯医者はびくびくものである。

歯科医でなければ対処できないトラブルだもの。

痛い、食事はできないし、何よりも不安。 

そして交通機関や、町のあらゆる場所が人でスシ詰めになる。

そおいう所には近づけない年寄りは、さみしい。つまらない。

みどりが美しく、気候も絶好の季節に、一人で過ごす数日。

世界から疎外されている感じがバンバンである。

それでなくても年寄りは一人なのに。

ゴールデンが、何さ、と与太るしかない。

 


〇チャットGPTで大谷×落語

2024年04月19日 | 90を目指すには

知人にチャットGPTというものをスマホに入れてもらった。

早速、お題をお願いする。

大谷選手を使って落語を作って。

すると、

大谷がある村のイベントに出演。

舞台でバットを振る。バットが本人の頭に直撃。

倒れた大谷は、起き上がって一言。

まさに野球の魔球ですね

 

ダジャレであった。

更にお題をだしたが、日本の古典にはかなり弱い。

アメリカ生まれで、無茶苦茶の話を平気で創作する。

 

私 それは意味不明おかしいよ

チャット スミマセン。ヤヤトウトツデシタ。モウイチドツクリマス。

素早く作品を修正 

チャット  これでイカガデショウカ

私 このわらじが酸っぱくなる、というのは奇妙すぎてす。

  会議の場面ももっと具体的に描いてください

チャット タシカニワラジノケンハ ヤヤカジョウデシタネ。

  モウイチドチョウセンシマス

 

何度ダメ出しをしても懲りない奴であった。

このしぶとさ。こっちが根負けして、ついに、

 

私 やはり笑わせるということは、むつかしいですね。

と、なぐさめると

チャット シカシ、ワライハストレスヲヤワラゲ、ヒトトヒトヲムスビツケルチカラモアリマス。

 

だって。

シャラット言ってくれた。あつかましいなあ。何が笑えるかということを理解していない奴が。

と、いい気になる私。

チャットのお得意範囲には踏み込まなかった。

無料版なので、古く、聞くことによっては大ウソをこく。

が、遊ぶには退屈しない奴であった。

 


〇整形美容院という殿堂

2024年04月15日 | 90を目指すには

整形美容には関心があった。

が、自分が行くところとは思っていなかった。

それが85の誕生日を目の前にして突然行ってみようという気になった。

原因は旅行のために取ってあったお金である。

足腰が不自由になって旅行にさえいけなくなった。

が、このお金で何か今迄体験しなかったことをしたい。

という経過の後、ある雨の退屈な日に、整形美容院という殿堂に行ってみた。

行ってみると、そこはかなり心地よい空間であった。

自分の残された年月をどのように生きたいか、という話などもまじえ、カウンセリング的な半日を過ごした。

結果、私は首のイボ、皺などを取り除くことにした。

これは精神的にさっぱりすると思えたからだ。

今の整形は、メスはつかわないらしい。

超音波や、クリームでしわやシミとりをするらしい。

私が考えていたものとはちがう。

午前のカウンセリングと、午後の処置で、まるまる一日たのしい「余時現世界」の旅ができたではないか。

結果はって?それはいいの。よくなれば好、ならなくてもともと。

でもなんとなく、顔にハリがでたような。色が白くなったような。

要は気持ちナンダろう。

お値段。1日の団体旅行よりも、お高いが、豪華で楽しかった。

 


〇ほー平安時代も同じとは

2024年04月10日 | 90を目指すには

「悩める平安貴族たち 山口博著」をよんでいる。

この時代に生きた人々、特に貴族たちが残した歌のなかから、彼らがどのように生きたかを考察した本であった。

その第5章の今に共通する小見出しをならべてみよう。

 1)年月は逆さまに行かぬものかは

 2)「長生きしたくない」と嘆く歌人たち

 3)老いにあらがうことこそ命を培う

 4)老いてもなお、情念は埋れ火のごとく

  5)女の黄昏は「家売ります」から

  6)退職後の落剝

  7)子は頼りにならぬ

  8)高齢者共同住宅や老人ホームがあった。

平安時代の老人とは50歳くらいと思っていた所、80、90迄生きた人も結構いたらしい。

1)は気が付くと、老いてしまっていた。年月の流れの速さをなげいたもの。今も。

2)ぽっくり逝きたいという願いだろうか。あるある。

3)それでもなお、若作りなどして頑張る人もいたらしい。今はさかんにやっている。

4)ホームに入っても男女での悶着はあるというが。

5)今は女だけではあるまいが。老後の経済は先細り。

6)これも女の問題ではなくなっているが。ぬれ落ち葉とか。

7)いうことはなかろう

8)へえ、と思った。が、この時代、定年がなかったという事情もある。大貴族の家に仕えていた者に限りということか。

他には出家という道もあった。これも大貴族に限っていたか。貧乏人は出家しようが貧乏にかわりないからなあ。

老いるとは人間の永遠の問題なのだ。

2千年たって、機械が人にとって代わろうとも、状況はかわっていなさそう。

 


〇サプリって

2024年04月04日 | 90を目指すには

私もサプリは数種類飲んでいる。

それもかなりの期間になる。

サプリはクスリではない。安全である。副作用もないと、勝手に思い込んでいる。

飲みながら、大した効目などはないが、まあ、気休めに。

みんな飲んでいるし、健康の保持に気長にのんでおくほうがいい、などと、これも勝手に思い込んでいた。

何故だろう。

医師からの薬だと、副作用がある。飲みすぎるとアブナイ。

と、いやに医薬品に対しては、身構えていたと思う。

ここにきて、サプリも危ない、ということに気着かされている。

私は不足する食品をサプリに頼っていた傾向はある。

にわかにサプリへの注目があつまっているが、今の時代、危険は空間にも地下にも満ち満ちているのではないか。

地震や、電波や、ネット、細菌、ウイルス、ナンでもカンでも危険がいっぱい。

そういう中で平気で生きるしかないのね。