どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

〇何歳で死にたいかといわれても

2022年02月25日 | ボケ確率アップの立場です

(あなたは何歳で死にたいか)というアンケートの結果である。

対象が一人暮らしの女性。

50代の人では70歳で死にたいという人がおおい。

親の介護で、ああなるまで生きていたくないとおもうのだろう。

人によっては60で死にたいという人もいる。

こんな人は毎日がつまらないだろうなあ。

60代はやりたいことが何でもできるハズだ。もったいない。

60代は80迄と言い、80になると、1日でも長く生きていたいと思い始める。

それでもまだ、元気なら、という注文が付いている。

人はいくつになっても欲張りだとおもうが、それが本音だろう。

90になれば毎日死にたい死にたいといい始める。親がそうであった。

何歳で死にたいなどと考えるのも若いからだ。

80になれば、どうなっても生きなければならぬという覚悟の問題である。

今は90からもう一押しのびたみたいで、困ったことだ。

周りも困るが、本人も辛い。

それが我が身としてわかるようになったのに驚く。


〇えいと勢いをつけて補聴器

2022年02月21日 | 聞き耳危機

補聴器の無料レンタル3か月が過ぎた。

この間に3回レベルアップがあり、今まで聞こえなくてイライラしていた音を拾えるようになった。

公演のマイクを通した声。劇場の一番後ろでも役者のセリフを拾える。

若い人の小さな、早口にも近寄っていける。これだけでかなり世界が広くなった。

今後も自分の調子に合わせてレベルをかえていけるという。

雑音も気になるほどではない。

ただ装着がいまいち落ち着かないことは気になる

なにと言っても耳にはすでにマスクが大きな顔でい居座っている。

メガネも負けてはおれんし、帽子もわりとじゃまをする。

品質は5段階レベルの真ん中、普通の品で両耳40万円。

充電器、1年保障保険料金、消費税、今後のサポート料金こみ。

器械は約5年期限というが、私の命は期限不明なんだから、いいだろう。

高価な買い物であるが、ほかの無駄な費用をおさえ、優先しようときめた。

なによりも、人の言う言葉を何度も聞き返す心の重さから解放される。

ただ今は、自分の声を人が聞き取れないというのは、ヒニク。

未だ声はかすれ、聞き取りにくい。いいのか。


〇え!が2時間で3回。

2022年02月16日 | ボケ確率アップの立場です

今さらパソコン教室?と人はいうが、行ってみるとこれがなかなか。

なんとなく使っていたパソコンだが、実は正しい各部署や使い方の名前を私は知らない。

そのため説明を読んでもわけがわからなかった。

ここで正しい名称と使い方の基本をよく言えばゆっくりと丁寧に、違ういい方にすれば、わかっていることを馬鹿丁寧に、しつこく教えてくれる。

そして2時間ほどのあいだに、え!これってそんなことも出来るのか、あ、これがプラウザたらいうものの正体かい、ということが3つくらいある。

W11とやらもちらほらでている今、年寄りも仕方なく基本を叩き込まないと身動きがきかなくなりそうです。

ここで講師の言うように、困った時に自分で解決できる人にならなくてはいけないノダ。

そのためにも改めて、まあ知っていることも、何回もクドクドと繰り返し聴き、身につけなくてはいけないねえ。

知ってるよと、早回しをしてはいけないと、やんわりと注意される。

年寄りは気が短く、傲慢である。

 


迷惑電話

2022年02月12日 | ボケ確率アップの立場です

私の友人たちはみな80をこえている。

そして、ほとんどひとり暮らしである。

その中の一人が、やたらあちこちに電話をするようになっていた。

寂しいのだろうが毎日、それも頻回だとうんざりしてくる。

当然、話題は一向にかわらず、用もない。

声がでなくなった私は電話をひかえてほしいと頼んだ。

が、かえって慰めの、励ましの電話が増え迷惑している。

世の中には寂しい老人はどこにでもいるようだ。

街角でわたしに声をかけてきた老婦人がいた。

夫を亡くし、寂しくてたまらない。あなたに電話をかけていいでしょうか、という。

なんという積極的な人だろう。おどろいた。

散歩道の門の前で、通りがかるひとに声をかける老婦人もいる。

みんなそれぞれ、考えているらしい。

友人よ、あんたも不機嫌で愛想の悪い友達なんか見切りをつけて、別の手を考えてみてはいかがか。


〇声のスイッチ

2022年02月07日 | ボケ確率アップの立場です

声をなくして1か月がすぎた。

そのうちになんとなく自分の声を忘れたような、たよりない気分となる。

あまりいい気持ではない。

が、焦っても出ないものはしかたがない、いや、もしこのまま出なくても、元気であればいいじゃないかという気にもなっていた。

そういう経過を経てある日、夕食を終えて立ち上がった瞬間、脳に声のスイッチがはいった、とおもった。

そうとしか思えない感覚であった。

いま、声がかえってきた、という感覚です。

じつに奇妙な感覚でした。

折良くインタフォンがなって、宅急便がきた。

寒いところをいつもありがとう。

すんなりというわけにはいかないがが、間違いのない私のこえであった。出たじゃん。

声は止まった時と同じように突然返ってきた。

嘘だと人は思うだろうな。でも私は体験したことになる。

おもしろい体験であることはたしかだ。

とはいえ、それで元に戻ったわけではないが。

 


〇80歳の新入生

2022年02月01日 | ボケ確率アップの立場です

第3回目ワクチンのお知らせが市役所からきた。

びっしりいと書かれた書類、説明書が6,7枚。

悪いけどこういう書類にはうんざり。見ない。

年寄りにこれを読めというのはむりです。

読みません。読んでも途中から訳が分からなくなる。

説明が下手。要を得ていない。

こんなのを欲しいヒトもあるだろうが、要らない人のほうが多いと思う。

知りたいのは、いつどこでワクチンができるのか。どういう風に申し込むのかである。

この説明が回りくどくて、どんどん増えていく。ウエブ、スマホ、なんとかかんとか、最後が電話。

しかも前とやり方が違う。前にうまくやれても今回がOKというわけではなかった。

こまるなあ、たった半年の間に、世のなかも仕組みもやり方もかわってしまって。

ここで2年前から行こう行こうとおもいつつほったらかしていたパソコン教室に入学を決意。

こんどこそ、入学してものにしよう。80歳の新入生をあちらは歓迎するだろうか。