周りからしっかり者といわれ、ソノ気になっていた私のサギ体験。
詐欺に繫るタイミングというものがあると警察官がいう。
タイミングが重なるということで、私の場合は3つ。
- その日、私は電話を待つ体制であったということ。
- 同じ日に高齢者医療何とかという知らせがきていた。つまり、似たような制度を役所のハガキで見知っていた。
- そして、ずっと以前に緊急の時、役所が直接電話をくれて助かったという経験を私がもっていた。(今は絶対にない)
電話に出てしまった後の問題。
○ 電話の声が聴きとりにくかった。
そのため半分聴こえた言葉を自分の思い当たる言葉にして復誦してしまっている。相手の誘導どおり。
○ 6~7か月前に送った通知について話す。
もともとない書類だが、あるような気がしたのは朝にハガキが着ていた。そこで私はあわてて捜しはじめる。 このとき二つ目の誘導にのっていた。そこから先はもう自分でおかしいと思ってもあとにひけなくなっていた。相手が真剣で(アタリマエカ)親切だった。
ふと見たら時間は夕方の6時。おかしいとおもいつつ書類をさがすわたし。もうどうにもとまらなくなっている。
さがしながら携帯番号、口座の残高、取引銀行などをやすやすとおしえていた。
この間やく40分あまり。向こうもあせっていたみたい。早くしろといいだす。
このあたりで相手の態度が悪くなり、頭にきたことが最期の決め手になって、お金の被害はなかった。寸止でした。
警察のおすすめは家置きの電話機を防犯にすること。
電話の音声を耳から離してフリーで対応すると距離が出来て冷静になりやすい。
結末が、相手の言うことを聞かないで私がありもしない書類をしつこく捜しすぎたことだったかもしれない。
長時間は向こうも想定外だったのか、先にあちらが切れた。
それで話が決裂に至ったのは笑えない。
警察は、どんどん体験を広めよと申されましたので、ながながと失礼いたしました。