どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

〇成年後見人の決め方

2023年08月28日 | ボケ確率アップの立場です

親族以外の後見人を決めるには、信頼度がたいせつだろう。

最近は大手の証券会社、銀行などが、後見人の話に声をかけてくる。

財産は当行が責任をもってお守りし、身辺の御世話はベテランの専門家が誠意をもっていたします。

パンフレットは完璧であるが、これでいいのだろうか。

財産は金融機関で管理され、おそらく安全だろう。

だが、その他の御世話という項目では、銀行はタッチしない。

肝心なその他の項目とは介護である。

この介護部門の正体が実ははっきりしない。下うけといってもいい。

問題が発生してからあとの話は日を経るにしたがって変化し、最終的には泣きを見るケースがある。

私が妹のために後見人を捜した時にはなかったケースである。

もともと成年後見人制度の評判は「悪い」がはじまりであった。

おカネだけとり、何もしないという例が本になって何冊も出ていたが、現在でもない話ではない。

大切なのは後見者=介護人でなければならない。

福祉に精通し、介護についても詳しくないと頼りにならぬ。

これは医者を選ぶのに似ている。むつかしいが根気よく慎重に。

大切なおカネを使うのだから。


〇成年後見人を頼ろう

2023年08月19日 | ボケ確率アップの立場です

独り暮らしで他に頼りのないおひとり様とかは、いかにうまく人の手を借りるかで勝負が決まると思っている。

血縁も友人も頼らず真っ直ぐに他人の専門家を選んだ私は偉いとおもう。

この事務所のモットーは「当事者の望む生き方の実現をサポート」する。

私はこのタイトルが気に入っている。

今は月に一度若いスタッフがきて、私の希望でパソコン、スマホの使い方をみてくれている。

主な契約は、遺言、重要書類の管理、お金の使い方の見守り、病気、死後の問題解決、と妹の時代から今迄もう7、8年の付き合いとなる。

妹が亡くなった時にも、私はなにも出来なかったがすべて引き受けえてもらえたことで、信頼をよせている。

遠い肉親よりも、親しかった友人より、こっちが正解であったことが最近ではひしひしとつたわってくる。

兄弟も、友人もみな同じく老い、すでにもう、頼りにはならない。

おカネがかかるじゃないかというが、老いてお金をどう使うかは自分できめることである。

私はもう余計なことにお金は使わない。


〇これも現代なのか。無言の乗客

2023年08月08日 | ボケ確率アップの立場です

 この暑さの中、寒かったころに迂闊にも買い込んだチケットを持って家を出る。

  乗った電車は二駅行って、ストップ。

  後で聞けば枕木が暑さで自然発火したらしい。そこまで暑いのか。

  講演や講座が急に中止になるのも、講師や出演者の体調不良とのこと。

  そんな中を不用意にものこのこ出かけた私はバカか。

  電車が止まったままでも車中は何もなかったように静かだった。

  最近て、事故があっても誰もさわがないのか。  私はひとりキョロキョロする。

 昔なら周りの人どうし、ざわざわと不安を打ち明けあい、急に親しくなったりして盛り上がったものだが。

 まわりすべて、スマホから顔をあげない。不気味でありかえって不安だった。

 静寂の1時間が過ぎたところで電車の戸が開くという。

 一旦降りるのかこのまま待つのかまよっていると、戸が開くなり客は無言で立ちあがり、出ていった。

 この間全て無言。

 世の中が変わったとは言うが、こうまで見事に…とあっけにとられ、去っていく無言の群れを見おくった。


〇失せものさがし

2023年08月04日 | ボケ確率アップの立場です

家の中で物がなくなっても、原因はすべて自分。

一人暮らしでは他人のせいにはできない

なくなったものが家の何処かにある場合と、ゴミと一緒にすてられたケースに分かれる。

あとは外で無くして帰ったケース。

家の何処かにある場合は、自分の行動コースを逆にたどればとんでもないところにある。

冷蔵庫にハサミとか。

机や調理台の下に置くゴミ箱は要注意。ゴミ箱にそのまま落ち込んで捨てられる。

外で無くしたものは一応あきらめる。

どんなに頑張っても忘れ物はある。

多いのはお金である。わけもなく計算があわない。

いろいろ対策を立てているが問題は重要書類の管理。

こっちはもう専門家にまかせている。

成年後見である。